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  • 2008年1月31日木曜日

    「台湾の声」【参加を!】 2 ・ 3 「偽造地図を追放せよ!」緊急国民集会

    【転送転載歓迎】運動の拡大を期します。奮って参加を。

    台湾は中国領ではない!!
    2・3「偽造地図を追放せよ!」緊急国民集会

    学研トイズに発した台湾や尖閣諸島を中国領とする地球儀問題は拡大する一方で、メーカーは次々と販売中止や回収措置を取りはじめている。この地球儀問題は、日本人の感覚がまだまだ健全であることを証するとともに、改めて台湾が中国の一部ではないことを認識させた。
    だが、まだ問題は解決していない。外務省のホームページは未だに中華人民共和国の面積に台湾を含ませ、地図帳は台湾を中国領とし、地理教育でも同様のことが教えられている。外国人登録証明書(外登証)や運転免許証でも台湾人の国籍は「中国」とされたままである。
    そこで、今回の地球儀問題を総括し、未解決の問題点を剔抉する「台湾は中国領ではない!!─2・3『偽造地図を追放せよ!』緊急国民集会」を開催することとした。奮ってご参加ください。

                         平成20年(2008年)1月吉日

    日本李登輝友の会・台湾研究フォーラム・メールマガジン「台湾の声」

    ■日 時:平成20年2月3日(日)午後2時〜4時(1時30分開場)

    ■会 場:文京区民センター 3階 大ホール(文京シビックセンター斜向い)
         【交通】都営地下鉄:三田線・大江戸線「春日駅」徒歩1分
             東京メトロ:丸ノ内線・南北線「後楽園駅」徒歩3分
             JR総武線「水道橋駅」徒歩10分

    ■プログラム:
    1)「学研地球儀で暴かれた中国監修の偽造地図」
       永山英樹氏(台湾研究フォーラム会長)
    2)「台湾を中国領とする外務省ホームページ」
       柚原正敬氏(日本李登輝友の会事務局長)
    3)「台湾を中国領と教える地理教育」
       西江智彦氏(「台湾週報」編集部)
    4)「外登証問題−中国扱いは地図だけではない」
       林 建良氏(メールマガジン「台湾の声」編集長)
    5)決議文採択
                 [司会:片木裕一(日本李登輝友の会理事)]

    ■参加費:無料

    ■問合せ:日本李登輝友の会 TEL:03-5211-8838 ritouki-japan@jeans.ocn.ne.jp
         台湾の声編集部 koe@formosa.ne.jp

    ■主 催:日本李登輝友の会、台湾研究フォーラム、メールマガジン「台湾の声」

    ■協 力:維新政党新風東京都本部、維新政党新風埼玉県本部、李登輝学校日本校友会、日台交流同友会、台湾出身戦没者慰霊の会、在日台湾同郷会、在日台湾婦女会、日本台湾医師連合、日台交流教育会、大阪日台交流協会、石川台湾問題研究所、日本長昌友之会、栃木県日台親善協会、怡友会、台湾独立建国聯盟日本本部、日台鉄路愛好会


    『台湾の声』  http://www.emaga.com/info/3407.html
    『日本之声』 http://groups.yahoo.com/group/nihonnokoe (Big5漢文)

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    「台湾の声」【読者意見】馬英九のグリーンカード問題

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    「台湾の声」【日本李登輝友の会】「海の宝石・台湾カラスミ」

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    「台湾の声」【論説】中国は一枚岩ではない・台湾人から見た中国

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    2008年1月29日火曜日

    「台湾の声」【外務省 HP 】証言—外務省中国課は偽造地図で反省などしていない

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    「台湾の声」【台湾外交部】日本人のノービザ滞在期間が90日に

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    「台湾の声」【米国カリフォルニア】アンディ チャン氏講演会

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    「台湾の声」【呼びかけ】中華民国の人種差別政策に制裁を

    【呼びかけ】中華民国の人種差別政策に制裁を


                劉天良(米国在住、228犠牲者家族)


    "Would you speak up if you find that apartheid exists somewhere in the world today?"

    The natives have been required to pay more for their national health care services while getting much much less (1/5) for their social security pension.

     The natives constitute 85% of the total population, but the top tiers of government, including justice department, military, universities, and local governments belong to the Chinese immigrants and their cronies.

    You may ask why the condition has been existing for so long without being noticed by the outside world. It has been economy always. The slaves simply do not always speak up and still keep their job tomorrow.

    The modern chains and shackles are Total Control and Protection Fee. Once they controlled the Justice Department, there is nothing one can do to seek justice. That's why it has been so quiet and the Americans seem to have been satisfied with the whole setup.

    How I wish there were a world-wide sanction against the Republic of China in Taiwan like the one for South Africa in the past.

    My own elder brother was executed by the Chinese at the age of 22 on Aug. 24, 1952 without any trial, in the name of anti-communism. Now, they want to take Taiwan into the Chinese fold. Sad for the Taiwanese, isn't it?

    I pray that the world will not sit still and watch Taiwan be totally absorbed by the Chinese.

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    「台湾の声」【書評】黄文雄著『ジョークでわかる中国の笑えない現実』

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    「台湾の声」【産経正論】台湾に鳴り響いた「神の声」

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    2008年1月28日月曜日

    「台湾の声」【地球儀】渡辺教具製作所への読者の抗議文(4)

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    「台湾の声」【ポストカード作戦】配布活動に関するお願い

    台湾観光客向けポストカード配布活動に関するお願い

    佐藤雅彦
    090-81084905

    おかげ様で各地で賛同者が増えております。
    現在各地の正確な数字はまだ掴みきれておりませんが、首都圏で、
    直接小生らがやった数字は600余人に配布しております。

    台湾人観光客も受け取り拒否したのは僅かに2人、中にはご旅行中という、貴重なお時間なのに、
    配布を手伝ってくれる方もいらっしゃいました。

    さて、現在盛況なる活動では有りますが現在下記の問題点が発生しております。
    1/資金面
    現在参加者が手弁当でやっております。
    しかし印刷代等、限界に近い状態です。
    遠方(全く台湾人を見かけない地域)や、ご年齢によるご体調により、また本業の関係で差し障りがあるという方でも
    何とかご協力をしたいというお気持ちの方もあろうかと存じます。
    そこで近日中に口座開設を行い、カンパをお願いしたいと思います。
    勿論ご無理ない範囲でお願い致します。

    2/人員
    最近、常に10−20枚携帯して通勤、通学されていらっしゃる方が増えております。
    ありがたいことです。
    しかし時には有名観光地近くにて"ほぼ絶対台湾人が来るところ"へ数名で行って活動する
    方がはるかに効率が良いのです。
    それには現在、首都圏で活動している者は皆本業があり、土日に限られております。
    しかし中には平日休みというご職業(かくゆう小生も土日は多忙なのですが)の方、
    リタイアされて間もない方とかいらっしゃれば、平日の活動も行いたいと考えております。

    さしあたり31日、昼:上野(調査的)、午後:原宿近辺にて行いたいと思いますが、もしご協力いただける方が
    いらっしゃれば下記までご連絡の程お願い致します。
    すべての時間でなくても構いません。

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    「台湾の声」【活動レポート】1月26日靖国神社前で台湾国連加盟支持アピール!

    【活動レポート】1月26日靖国神社前で台湾国連加盟支持アピール!


                 台湾出身戦没者慰霊の会  高山 武

     先日26日(土)、3週間ぶりとなったが、いつもの靖国神社前で台湾国連
    加盟支持アピールを行った。その日は、「台湾を国連へ」のレポートでも紹介
    されていた通り、23日より台湾から「国連加入推進考察団」が来日した
    のに合わせ、25日参議院会館前と新宿西口で日台合同の台湾国連
    加盟支持を訴える街頭演説会が行われた日の翌日に当たる。

    26日は台湾からの「国連加入推進考察団」も靖国神社に参拝する
    と聞いたので、自分たちの活動を紹介するのに、タイミング的にも
    ちょうど良かったのである。友人はこの日用事があったので、1人
    街宣となった。でも、そんな事は気にしていられない。

    早速、横断幕を取り出し、プラカードと小旗を並べてアピール開始。
    この日は「国連加入推進考察団」が用意していたビラを配布した。
    (尚、配布ビラの文面は、次の機会に改めて紹介するので、ご自由
    に使って頂ければ、幸いです。)

    「台湾の国連加盟支持、宜しくお願いします!!」(口頭)
    「友邦・台湾を国連へ!」(プラカード)
    「台湾を国連から排除するな!」(プラカード)
    「台湾の国連加盟は当然の権利!」(プラカード)
    「日本支持以台湾名義加入聯合國!」(プラカード)
    「JAPAN SUPPORTS TAIWAN TO UN!」(プラカード)
    「UN FOR TAIWAN」(小旗)

    靖国神社の前だからだろうか。何故か空気が凛と張りつめたものを
    感じる。これも英霊のご加護のおかげなのか、寒空の中でもいつに
    なく、セリフに力が入る。

    しばらくして、台湾観光客が現れたので、別途用意していたポスト
    カードを渡す。友人にも配ってくれる様、3、4枚多く渡した。
    その人はポストカードを見て、破顔一笑、大変喜んでくれた。横断幕
    とプラカードの写真を撮りまくっていた。別れ際、「台湾を支持して
    くれてありがとう!」の言葉をもらった。

    そうこうしている内に、今回「国連加入推進考察団」を引率した代表
    が現れ、活動の様子を見に来てくれた。残念ながら、考察団は次の予定
    もあり、時間がなかったので、今回は一緒にアピールできなかったが、
    記念に1月2日靖国前で訴えた時の自由時報記事コピーを渡した。
    代表からは、同じく台湾支持の感謝の言葉も頂いた。帰国後、どこか
    のブログで紹介してくれないか期待している。

    1時間くらいで用意していたビラ100枚全部配り終えた。

    25日の街頭アピールは自由時報にもすぐ紹介されたので、多くの
    台湾人読者が台湾と日本の連帯感を共有してもらったものと思う。

    いつもながら、やってよかったと安堵感が広がる。

    なぜか分からないが、一昨年李登輝学校に参加して台湾総統府を見学
    した時、案内して下さった元従軍台湾志願義勇兵のご老人の顔が頭に
    浮かぶ。その方は案内している時、教育勅語を最初から最後まで諳んじ
    ないと気が済まないのだ。自分はどう感謝してよいか分からなかったので、
    Tシャツ背中の「美しき日本の祖父たちへ」のロゴを「美しき台湾の祖父
    たちへ」に換えたいと言って、挙手の敬礼を以って感謝を表した。

    その時、僕は本当の大和魂がここに残っていると思った。
    「士魂」とは将にこうした方のことを言うのではないだろうか。

    「かくすればかくなるものと知りながら やむにやまれぬ大和魂」

    吉田松陰が和歌に託した思いが頭によぎるのだった。


    【追記】

    27日、友人と一緒に原宿で台湾人観光客向けのポストカード配布活動を行った。
    この日は団体客に配ることが出来たし、偶然にも先日25日新宿西口でポストカードを
    受け取った人にも出会った。きっと強い印象を残すことができたと思う。4時間くらいで、
    団体客の25人含めて、合計85人に配布出来た。個人客60人だけだったが、まずまず


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    『日本之声』 http://groups.yahoo.com/group/nihonnokoe (Big5漢文)

    <投稿はこちら> koe@formosa.ne.jp
    の線かと思う。今後もこうした地道な活動が全国に広まることを期待したい。

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    「台湾の声」【論説】北京五輪は台湾侵略の前夜祭だ

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    2008年1月26日土曜日

    「台湾の声」【案内】中国への属国根性を打倒せよ!−2月3日に緊急国民集会

    ブログ「台湾は日本の生命線!」より
    http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-279.html
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    中国への属国根性を打倒せよ!
    −2月3日に「偽造台湾地図」追放を訴える緊急国民集会

    中国が日中関係の政治的基礎と位置づける「歴史問題」と「台湾問題」におけるこの国の主張はまったくのウソに塗り固められたものだ。たとえば支那事変を日本が一方的に行った侵略戦争だと宣伝するが、戦争回避に努める日本に計画的な挑発を重ね、戦争へと引きずり込んだのは中国の側ではないか。また台湾は日本から返還されたのだから中国領土だとも強弁するが、日本は返還などしていない。しかし中国が「政治的基礎を破壊するのか」と脅すものだから、日本の政府、マスコミなどはそうしたウソに「ウソだ」と反論できないでいる。

    政府が公表する「南京虐殺」に関する見解を読んでも、国民世論の批判を恐れてか、「虐殺犠牲者の人数には諸説ある」「政府としてどれが正しい数かを認定することは困難である」とし、中国の公表数値に疑義は示してはいるが、「殺害、略奪行為があったのは否定できない」と強調し、「植民地支配と侵略により…多大の損害と苦痛を与えたことを率直に認識し、痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを常に心に刻み」とまで付け加えているのだから、中国のウソを事実上受け入れているのだ。

    政府が「謝罪と反省」を繰り返してきたのも、首相の靖国神社参拝を取り止めるのも、みな中国のウソに従った結果に他ならない。マスコミに至ってはもっとひどい。そもそも「南京虐殺」は朝日新聞の宣伝によって、国民の間で事実として定着したものだった。

    このように、たとえ国民から「南京大虐殺などなかった。中国に抗議しろ」と言われても、「殺害、略奪は否定できない」との誤魔化しの逃げ道を持つ政府だが、台湾問題となるとそうは行くまい。なぜなら台湾は中国のものではないからだ。

    だから『台湾独立は支持しない』と表明してはいけない」「教科書検定で台湾を中国領土とする地図帳を合格させてはいけない」などと言われれば、いかに中国が怖くとも、「諸説はあるが、台湾が中国の一部であることは否定できない」などとは抗弁できないはずだ。

    そこで我々は近年来、政府やマスコミに対し、「政府は日中共同声明でも台湾を中国領土と承認しなかった」とし、台湾の中国領扱いを止めるよう訴えてきた。相手も日本人である。こうした厳然たる事実に基づく訴えを、彼らは受け入れざるを得ないと信じていた。

    ところが実際には違った。たとえば政府はこのようなデタラメな見解を示して自己を正当化しようとするのだ。

    「日中共同声明に基づき、台湾独立は支持しない」「日中共同声明に基づき、台湾を中国領土とする地図帳を検定で合格させるのは適切だ」

    そこである議員が「日中共同声明のどの部分から、台湾独立不支持の立場が導き出されるのか」と。すると政府はこう答えた、「政府は日中共同声明に基づき、台湾独立には支持しない立場だ」と。

    これが政府答弁と言えるか。つまり答えられないのだ。

    当然である。繰り返すが日中共同声明で政府は、台湾を中国の一部だとする中国政府の主張など、ウソであるがために承認しなかったからだ。ところが今の政府はその事実を隠蔽し、ここまで平気でウソをついて、中国のウソを正当化しているのである。

    ここまで政府が大胆にウソをつけるのは、それほど中国が怖いと言うことだが、それだけではない。それを問題視してきた我々の勢力があまりに微弱だったからでもある。

    まずマスコミが動かない。なぜならマスコミ自身がこの問題で政府と歩調を合わせているからだ。政府やマスコミがこのざまだから、もちろん国民も動かない。多くは台湾を中国領と思い込み、あるいは台湾問題は外国(中国)の内政問題と誤解している。だから政府は安心して、少数の抗議勢力を無視し、中国の顔色を伺いながら、堂々とウソをつくことができたのだ。

    ところが最近、産経新聞の報道によって、学研が販売する地球儀が、生産地である中国の当局の指示により、台湾を中国領土として扱っていたことが明らかになり、国民からの抗議が殺到した同社は、それの販売停止を余儀なくされた。これを見て慌てた外務省中国課も、HPに掲載していた台湾入り地図を修正した。この中国課も、かつては我々の修正要求を踏み躙ってきた経緯がある。

    つまり多くの人々が、国内における「台湾の中国領土扱い」の不当性に気づき、怒りを抱き、そして企業、政府を狼狽させたのである。

    そこで我々はこれを機に、都内において下記の要領で緊急国民集会を開催し、「中国領土扱い」を糾弾する運動のさらなる強化を図りたいと思う。

    この運動は、台湾と言う外国を応援のための運動である以前に、何よりも先ず中国のウソに加担して国民を欺く政府、マスコミの属国体質を打破するための運動なのである。

    ついてはぜひ多くの国民に参加していただき、あるいは応援していただけたらと思う。

    *********************************************
    台湾は中国領ではない!! 
    2・3偽造地図を追放せよ!緊急国民集会

    日 時:2月3日(日)午後2時〜4時(1時30分開場)

    会 場:文京区民センター 3階 3A(文京シビックセンター斜向い)
         【交通】都営地下鉄:三田線・大江戸線「春日駅」徒歩1分
             東京メトロ:丸ノ内線・南北線「後楽園駅」徒歩3分
             JR総武線「水道橋駅」徒歩10分

    プログラム:

    �「学研地球儀で暴かれた中国監修の偽造地図」 
      永山英樹氏(台湾研究フォーラム会長)
    �「台湾を中国領とする外務省ホームページ」 
      柚原正敬氏(日本李登輝友の会事務局長)
    �「台湾を中国領と教える地理教育」 
      西江智彦氏(「台湾週報」編集部)
    �「外登証問題−中国扱いは地図だけではない」 
      林建良氏(メルマガ「台湾の声」編集長)
    �決議文採択

    参加費:無料

    主 催:日本李登輝友の会、台湾研究フォーラム、台湾の声

    協 力:維新政党新風東京都本部、維新政党新風埼玉県本部、李登輝学校日本校友会、
        日台交流同友会、台湾出身戦没者慰霊の会

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    「台湾の声」【台湾紙報道】日本の民間団体が台湾の国連加盟に声援

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    「台湾の声」【お知らせ】台湾・花見ツアーと総統選挙見学ツアー

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    「台湾の声」【台湾の旅】 (88) 高雄県その5

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    「台湾の声」【DVD】李登輝前総統来日特集「奥の細道」探訪の旅

    日本李登輝友の会編 DVD 


    李登輝前総統来日特集「奥の細道」探訪の旅

     平成19年(2007年)5月30日に3年ぶりの来日を果たされた李登輝前総統は曽文惠夫人らを伴われ、6月9日のご帰国まで多くの日本人に歓迎されつつ、念願だった芭蕉の「奥の細道」をたどり、また後藤新平賞の授賞式や秋田の国際教養大学、ホテルオークラ東京でも講演し、6月7日には実兄の岩里武則命(台湾名:李登欽)が祀られる靖国神社に初めて参拝されました。

     この主な場面を、日本李登輝友の会の会員や関係者などが撮影したオリジナル映像をもとに30分にまとめました。

     日本李登輝友の会編『李登輝訪日・日本国へのメッセージ−2007旅と講演の全記録[完全保存版]』(まどか出版)も出版されています。こちらも併せてお求め下さい。


    ■頒布価格  会員価格 2,000円 一般価格 2,500円 (送料:1枚160円)

    ■申込方法  ご住所、ご氏名、電話番号を明記の上、FAXかメールで事務局まで。

    ■申 込 先  日本李登輝友の会事務局

    〒102-0075 東京都千代田区三番町7-5-104号
    TEL.03-5211-8838 FAX.03-5211-8810
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    ■お支払い  代金後払い(郵便局)

    *商品とともに請求書と郵便払込取扱票をお送りします。

    *銀行振込
    お申し込みの際に「銀行」を○で囲んだ方には、請求書に振込先銀行口座を記します。お申し込みより先に銀行から振り込まれましてもお送り先がわかりませんので、必ず先にお申し込みをお願いします。
    --------------------------------------------------------------------------------
    DVD李登輝前総統来日特集「奥の細道」探訪の旅 お申し込み書

    DVD枚数:    枚   郵便局  銀行(いずれかに○)   会員 一般(いずれかに○)

    ご氏名                  電話                 

    ご住所 〒                                   


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    2008年1月24日木曜日

    「台湾の声」【参加を!】2・3「偽造地図を追放せよ!」緊急国民集会

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    「台湾の声」【応援を】明日、日台合同街頭演説会

    【応援を】明日、日台合同街頭演説会

    「台湾を国連へ!」日台合同街頭演説会

    台湾から「国連加入推進考察団」(団長=邱水亮・前国策顧問)が来日するのに合わせ、下記の通り都内で日台合同の街頭演説会を行います。ぜひ応援に来てください。

                    台湾の国連加盟を支持する日本人の会


    日時・場所 1月25日(金)
          午後3時〜4時 参議院議員会館前(地下鉄「永田町駅」下車)
          午後5時〜7時 新宿駅周辺(西口小田急前を予定)

    ※場所に若干の変更もあり得ます。

    【当日連絡先】
    090−4138−6397永山
    090−8757−7023片木
    090−5441−7212飯田

    (日本側参加団体) 
    台湾研究フォーラム、台湾出身戦没者慰霊の会、高座日台交流の会、
    日本媽祖会、日台交流同友会、維新政党新風東京都本部、維新政党新風埼玉県本部

    (協力)
    台湾連合国協進会、同東京支部


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    「台湾の声」【靖国シナ人暴行】「鬼畜にも劣る行為」

    【靖国シナ人暴行】「鬼畜にも劣る行為」


    JOG Wing ■ 国際派日本人の情報ファイル■より転載

       本日(1月15日)11時頃、中国人観光者が、国旗を
      持ち靖国神社を参拝しようとした日本人に対して、暴
      行を加えたうえに日本国旗を破り、国旗の棒を折ると
      いう事件があった。

        二階堂ドットコム
       http://www.nikaidou.com/2008/01/post_877.html


         ★     ★     ★

     またかと思う事件であります。以前(2001年)も神社の狛犬
    に「(小泉)死ね」と中国人が落書きをしました。

    ■我耳を疑う

     今回も似たような事件と思われますが、私としては全く許すこと
    のできないことがあります。

    1)日本国旗を破り圧(へ)し折る行為は、シナの領土なら兎も角
    も、わが国の首都の、更に所謂外国で云うなら"無名戦士"が祭られ
    ている霊的な場所であります。「礼」を弁(わきま)えない、とい
    うよりは要するに「阿呆(アホウ)」の部類であります。

    2)更に最大の問題点は、暴行を受けた日本人が八十代の老人であっ
    たという点であります。かの国で起こった儒教は「長幼の序」いう
    ことには喧(やかま)しいはずですが、これは程度の差こそあれ人
    類普遍のモラル(倫理)でもあります。恥ずかしくないのでしょう
    か。これを日本では「鬼畜にも劣る行為」だということを、直ちに
    中国政府に抗議をするべきです。

      長幼の序[ちょうようのじょ]
       年長者と年少者の間にある一定の秩序。

    ■針小棒大に利用せよ!

     マスコミは全く問題にしておりません。この行為は全世界にシナ
    の非人道的な性格を訴える格好の話題であります。

     その昔レーガン米国大統領は、氷に閉じ込められた鯨を利用して
    政局の苦境を脱する機会としました。日本政府は正面から利用でき
    なくても、裏から中国を牽制するために事を起こすべきだったでしょ
    う。これも外交の一環であります。

    ■蟻地獄からの脱出

     今世紀に入ってから「構造改革」一本槍できました。いくら構造
    を「改革」し続けても、中心となる人間がしっかりしていないと全
    く駄目であります。将に「唯物論」に嵌った共産主義的"蟻地獄"で
    ありましょう。

     社会を動かすのは常に人間であります。視点を原点に戻し、基本
    を見失うことなく国家の運営がなされることを願って止みません。

    ■上海総領事隈丸優次さんのこと

     反日真っ盛りのころ上海に赴任しました。私は氏が学生のころ半
    日一緒に過ごし、人物に感嘆した記憶があります。当時慶応大学E
    SSの代表で、野村證券が早くからスカウトしておりました。しか
    し想い止み難く、半年間猛勉強をして外務省に入りました。中国課
    配属は意外でしたが、この時の為だったのでしょう。鹿児島県出身。
    柔道の達人。当時の風貌は「ドカベン」に出てくる山田太郎君みた
    いでした。以下のインタビューで「日中友好」を一言も言ってない
    のがちょっと違うところですね。

      トップインタビュー「精彩上海」
      http://www.za-shanghai.com.cn/vol8/vol6_4.html
      ドカベン
      http://homepage3.nifty.com/love~hockey/sakusaku/3_2.htm


      

    『台湾の声』  http://www.emaga.com/info/3407.html

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    2008年1月23日水曜日

    2008年1月22日火曜日

    「台湾の声」【案内】「台湾を国連へ!」日台合同街頭演説会

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    「台湾の声」【ポストカード】札幌雪祭りに行って、台湾応援メッセージを送りましょう!

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    「台湾の声」【地球儀】日本の「誠」は中国の「詐」に勝てるー学研トイズの解散に思う(付・新たな抗議要請)

    ブログ「台湾は日本の生命線!」より
    http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-275.html
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    日本の「誠」は中国の「詐」に勝てる
    ー学研トイズの解散に思う(付・新たな抗議要請) 2008/01/18/Fri


    産経新聞(1月17日21時38分)はこう伝える。
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    大手出版社「学習研究社」(東京都大田区)は17日、全額出資子会社で知育玩具を製造販売する「学研トイズ」(同)を6月末で解散すると発表した。トイズ社は、昨年8月から中国で生産した音声ガイド付き地球儀「スマートグローブ」を販売。しかし、中国政府の指示で、台湾を「台湾島」と表記していたことなどが発覚したため、苦情が相次ぎ、今年に入り販売中止に追い込まれていた。
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    中国の工場で生産していたこの地球儀は、「日本に輸出させない」と脅されて、台湾を「台湾島」(中国の台湾島の意)と表記し、さらには台湾に関し、「中華人民共和国」「最高責任者は胡錦濤主席。通貨は人民元」との説明音声が施されていた。

    ここで感じられるのは、「台湾は中国の一部」と対外宣伝を行う中国の手段を選ばない執念と言うより、いとも簡単に真実を歪めてしまうこの国の「詐」「偽」の文化の恐ろしさだ。最高権力者から庶民に至るまで、他を欺くことを最高の処世の術とするこの民族に、他を信用することを美徳とする日本人はなかなか太刀打ちできない。だからこそ多くの日本人は台湾が中国のものかどうかがわからなくなっている。中国の一部だと信じる者も少なくない。

    しかしだからと言って学研トイズは、その「美徳」ゆえに中国の偽り文化の犠牲になったとは考えられない。胡錦濤を台湾のトップであるなどと、同社が信じたことはあり得ないからだ。台湾紙自由時報(17日)もこの問題を取り上げ、「中国のために解散と言う悲惨な目にあったのだ」との台湾政府の駐日スポークスマンのコメントを報じているが、台湾人はあまりにも心が優しい。

    要するに学研トイズは自ら中国の「詐」の文化を受け入れ、それに染まったのである。

    中国人は自分の「詐」を受け入れる者、あるいは「詐」を共有できる者としか「友好関係」を築けない。「日中友好」などはその典型だ。日本政府は日中関係を維持するため、台湾を中国領土と認めないでいるにもかかわらず、「認めていない」と明言できないばかりか、進んで「台湾独立を支持しない」とまで表明している。南京大虐殺は「なかった」とも「事実かどうか証拠がない」と反論したこともないし、中国の軍事的脅威に関し、「脅威ではない」とまで言って、その存在を否定しているのだ。

    このように政府は、とことん中国を怒らせないよう、そのウソを受け入れて、国益を大きく損ない、国民に大きなダメージを与えているのである。「友好」を口実として…。

    中国での生産を維持しなければならない学研トイズもそれと同様だ。「詐」を受け入れれば、それは「誠」の放棄となる。かくして「知育教育の教材販売」を目的に掲げながらも、良心を失った同社は、消費者に平然と誤った地理情報を押し付けてしまった。どのみち政府も台湾を中国扱いにしているし、国民の多くもそう誤解しているのだから、「これで大丈夫だ」と判断したのだろう。

    ところがそこに誤算があった。意外にも夕刊フジや産経新聞によって批判記事を書かれてしまったのだ。そして多くの国民からの抗議殺到である。親会社の学研はそこに至り、「とんでもないことをしでかした」と気がつき、慌ててこの地球儀の販売を停止し、学研トイズの解散を決めたのだ。

    学研は「なぜ中国の露骨なウソを受け入れてしまったのだろう」と、その責任の重大さを知ったのである。そこで今後は政府にも他の企業にも、中国の「詐」を受け入れることがいかなることかを知らせなければならない。

    ではそれは誰がやるのかと言えば、国民だ。学研を地球儀販売に追い込んだのは国民の「苦情」、つまり批判、抗議である。このように「詐」を絶対に許さないと言う世論があれば、中国の宣伝の媒体に成り下がっている政府、企業に対する大きな抑止力を形成することになるのである。マスコミに頼ってはいけない。国民には逆にマスコミを動かすほどの気概が必要だ。

    つまり日本民族の持つ「誠」の精神を発揮するのだ。そのためにはウソは許さないと言う勇気が必要である。

    考えてみよう。もし日本人が真実を追究する勇気を持っていれば、中国も「台湾」や「歴史」と言ったイカサマ外交カードなど切れなくなるではないか。

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    【抗議にご協力を】 「詐」の地理常識を根底から覆すべく

    老舗地球儀メーカー渡辺教具の製品は「正確さへのこだわり」で大手百貨店でも人気だが、とんでもないことだ。写真の如く台湾を中国とを同じ色で表示し、中国の一部としている。

        −−写真省略ーー

    このメーカーの工場は国内に置いておらず、中国の圧力を受けていないはずだが、すっかりその「詐」に染まっているようだ。「中国が怖いから」と説明しているが、そのようにして日本人は「詐」を受け入れ、「誠」を捨て去ってしまうのだろうか。
    そこで我々は、両国の色分けを説得しているところだ。中国がもたらした「詐」の地理常識を根底から覆したいのである。各位のご協力を仰ぎたい。

    ■渡辺教具製作所(本社・工場)
    TEL(048)936-0339 mailto:planet@za2.so-net.ne.jp http://blue-terra.jp/

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    「台湾の声」【日本よ】幼稚化に歯止めをかけ、武の精神を回復せよ!

    【日本よ】幼稚化に歯止めをかけ、武の精神を回復せよ!

    平成二〇年二月号「月刊日本」より転載

           「台湾の声」編集長 林建良(りんけんりょう)

    ●「ディズニーランド化」は日本社会幼稚化の象徴だ

     私は日本の「幼稚化」を強く憂えている。最近、ある政治家から頂いたカレンダーに、タレントがやっている番組に出演したときの写真をデカデカと使っていた。政治家がタレントのレベルに合わせ、迎合的な発言をする現象は日本の幼稚化を象徴している。

     「先生」と呼ばれ、尊敬される職業であるはずの国会議員がお笑い芸人に混じって、くだらない討論に参加し、視聴者の関心を惹きそうな軽薄な話をし、軽薄な番組に出演することが自分の業績であるかのように、選挙民にアピールする。選挙民は、その政治家は偉いと錯覚する。この連鎖を見て、私は非常に幻滅した。 知識があり、成熟した人間が、知識のない、幼い人間に対して媚びる傾向が、社会のあちこちで見られる。学校の教師も親も、子供に媚びるようになっている。日本の教科書は漫画化され、写真や挿絵がたくさん使用されて確かに読みやすい。しかし、学問とは、決して知識を頭に入れるだけのものではない。我慢し、苦労しながら学習するという学問の側面が希薄になる。しかも、高等教育にいく程、事態は深刻で、大学が保育園のような状況に陥っている。日本社会全体が「反知識」の社会に向かっている。

     日本が目指す国家像があるとすれば、それは「ディズニーランド化」なのではないか。ディズニーランドは、現実の世界とはおよそかけ離れた、ライオンと羊とが仲良く共存する平和な世界だ。そこには食うか食われるかといい厳しい生存競争は存在しない。

    ●「武の精神」を回復せよ

     日本には平和主義と同時に「武の精神」が脈々と受け継がれてきた。日本人には平和を欲するだけでなく、平和の維持には力が必要だという感覚があった。ところがいまは「力は悪だ」という考え方が蔓延し、ただ平和を求めるという風潮が強まっている。 台湾には、この武の精神がなかったからこそ、我々は武の精神を非常に尊敬している。私自身は柔道の稽古をし、息子には小学校から空手をやらせている。空手・柔道・剣道・弓道など、日本の武道はいずれも武の精神と培う上で大きな効果がある。

     ところが、武道は徐々に廃れ、武道と暴力とが混同されるようになってしまった。だからこそ、プロボクシングの世界にも出鱈目な選手が出るようになり、国技である相撲もただ勝ちさえすれば良いという風潮が強まって、「礼」をはじめとする本来の精神が軽視されている。これも日本社会の幼稚化の象徴だと思う。

     終戦後、連合国軍総司令部(GHQ)は、武道を「愛国イデオロギー」と結びつけて、日本の学校教育における武道を禁止してしまった。1958年の中学学習指導要領で、相撲・剣道・柔道などの武道が選択科目として採用されたが、選択制なので一切武道を経験しないまま卒業する生徒も少なくなかった。

     だが、06年12月に成立した改正教育基本法に「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛する態度を養う」との目標が盛り込まれ、ようやく変化が出てきた。07年9月、文部科学相の諮問機関・中央教育審議会の専門部会で、中学校の武道必修化の方針が了承された。これは、大変大きな前進だ。日本には、道場をはじめとする設備も、指導する人材もあるのだから、それを最大限活用するべきだ。

    ●幼稚化の原因は潔さという日本人の美徳

     日本には武の精神の核心に関わる、独特の死生観がある。中国人の死生観は「不老長寿」という言葉に示される通り、いつまでも生き続けたいというものである。道教は仙人思想、つまり「永遠に死なない」という思想である。これとは対照的に、日本人の死生観は「命とは儚いものである」というものだ。桜のように、ぱっと咲いて、ぱっと散ることに美を見出す。だから、「どのようにきれいに死ぬか」、つまり死に際を重視する。だからこそ、日本人は志のために自分の命すら犠牲にできるのだと考えられる。 神風特攻隊に象徴されるような特攻精神を美化するかどうかは別として、それが普通にできるのは日本人だけなのではないか。同じことは決して中国人にはできない。日本人のようなことを他の民族は真似できない。それは、日本人に備わっている遺伝子であり、それが独特の死生観にも表れているということである。

     武士道精神もまた、この日本人の死生観があってこそ成り立つ。「ノーブレス・オブリージ」(Noblesse oblige)(高貴なる義務)という考え方が日本人に受け入れられのも、その死生観と関わっている。

     では、日本の幼稚化が深刻化し、目標とする国家像が「ディズニーランド化」した原因はどこにあるのか。もちろん、東京裁判史観の注入にはじまる占領政策、戦後憲法、日教組による教育支配といったことが要因として挙げられるが、もっと深い原因は、日本人の潔さにあるのではないか。皮肉にも、日本人の一番良いところが、一番悪い結果をもたらしてしまったわけだ。

     潔いがために、日本人は戦後「負けたのだから、弁解もしない、いかなる罰も甘んじて受ける」という方向に向かってしまった。「戦前の善はすべて悪」というような極端な戦後日本の世論には、諦観というか、宿命としていかなる事態も潔く受け入れるという、日本人の性格が大きな影響を与えたと考えられる。

     こうして、「なぜ負けたのか。負けないために何が必要だったのか」を議論することはタブーとなった。失敗の原因を分析し、そこから教訓を導き出すことは、大きな知的財産をもたらすはずである。しかし、日本人はそれを放棄し、「二度と戦争を起こさないために何をすべきか」だけが考えられるようになり、日本を間違った方向に追いやってきたのではないか。

    ●国家変革の意志が希薄な日本の知識人

     幼稚化はリベラル派、左派だけの堕落によるものなのか。残念ながら、左派、右派を問わず堕落してしまったと私は思う。右派の堕落によって、目的を達成するための有効な運動も展開されずにいる。保守派論客といわれる人たちはそれぞれ優れた専門家で、歴史の非常に細かい部分に及ぶ広範な知識を持っていて、それを論じることはできる。現状に対する批判能力もある。しかし、日本が何によって動かされているのかという本質を見抜く力が弱まっているのではないか。

     世論を喚起するためにどうしたらよいかなど、着力点がどこかが明確になっていない。また、保守派論客は、雑誌に書き、テレビに出演し、講演をするが、それで終わり。影響力を行使して、国を変えようという意志が感じられない。

     彼らは「国を変えるのは国民の力だ」と言うが、そもそも国民の力などという
    ものは存在しない。存在するのは、マスコミ、官僚、政治家の3つだけだ。この
    3つの勢力の弱点を知り、彼らをどう動かすかが重要なのである。
     
     マスコミに対する抗議行動はある程度の効果があるが、供給源つまりスポンサー企業に圧力をかけるのが効果的である。マスコミは企業からの広告で成り立っている。企業は営利に敏感なので、批判を浴びて企業活動に支障がでることを避けようとするからだ。

     官僚も同じで、彼らが欲しているのは何か、恐れているのは何かを正確に把握して、そこを衝けば有効に圧力をかけることができる。どのような交友関係を持っているかなど、官僚一人ひとりの個人データファイルを作るといったことは、普通にやらなければならない。
     
    マスコミ、官僚、政治家の3つに対して、どのように攻めていくか、どのように組織化して動くか。そのような面では、むしろ右派よりも左派の方が秀でている。左派は、例えば弱者とか差別を受けている人を組織化して、強大な圧力団体を形成している。右派は個人的に動くため、組織動員力に欠けている。もちろん、一匹狼的に動くという右派の流儀とか美学はわかるが、目標達成のためには保守派も、有効な手法を研究してもっと組織的に運動を展開する必要がある。

     右派が3つの勢力の力の所在を把握すれば、現状を変えることは可能である。それぞれの弱点を知れば、攻め方がわかる。ITが発展した現在、マスコミ、官僚、政治家を攻めるために、情報収集することは難しいことではない。右派の主張に沿って確実に現状を変えられる見込みさえあれば、資金も得られる。資金が得られれば、組織を整え、有効な活動ができるはずである。

     憲法改正、自主防衛路線はじめ、保守派が掲げている方向性は間違っていない。右派陣営は、今一度自分の運動の方向性が正しかった、手法は正しかったのか、組織は十分だったのかを検証し、運動に若い世代を取り込んでいく必要がある。

    ●国際環境の不安定化を変革のチャンスにせよ

     厳しいことを書いてきたが、それは日本に期待しているからだ。私は、日本が望ましい方向に進んでいくことができると強く信じている。

     あらゆる国に栄枯盛衰がある。日本の幕末は財政的にも厳しく、腐敗もあり、対外的にも危機の時代だった。有能な人材が存在したにもかかわらず、その能力を発揮できない状況に置かれていた。にも関わらず、好機を掴んで改革に成功した。

     いま、日本を取り巻く世界全体が不安定な時代に突入しつつあるが、この国際的環境変化をチャンスだととらえるべきである。安定した時代には、むしろ改革は難しい。改革は、不安定化した状況の方がやりやすいともいえる。

     世の中を大きく変えるエネルギーには3つある。戦争・天災・疫病の3つだ。このいずれもが近づいている兆候がある。

     台湾海峡有事と言われるが、台湾海峡での戦争を最も恐れているのは中国人だ。戦争になれば、中国経済は崩壊する。もともと中国人には国家天下などはどうでもよく、自分と自分の一族郎党の利益と安全を優先させる考え方が強い。

     現在の中国共産党指導者は大金持ちであり、彼らの師弟は皆アメリカという安全な場所に住んでいる。彼らは現金も株も所有している。彼らが恐れるのは株の大暴落である。戦争の噂だけでも彼らの資産が減少する。 日本人であれば、天下国家のために戦争をするかもしれないが、もともと中国人は極めて現実的な民族である。中国は、「台湾が独立するなら戦争をやる」と口では言っているが、毛沢東時代なら、人口が半減しても戦争をやるという考え方もあったが、もはやそうではない。戦争の主導権は我々台湾の側にある。

     また、中国では大気・水質汚染だけでなく、失業率上昇、格差拡大の問題が深刻化し、農村部の暴動も頻発している。だからこそ、中国は政権維持のために経済成長を続けなければならないが、そのためには資源・エネルギーの消費がさらに拡大し、その争奪戦が激しさを増す。不安定要素は山ほどあるのである。こうした不安定要因は、日本の変革を促すことになるだろう。

     日本はいまこそ、幼稚化に歯止めをかけ、武の精神を回復し、本来の姿に戻る
    べきである。一刻の猶予もないはずである。


    ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆1月30日「時局プレス会議」ご案内☆☆☆☆☆☆

    タイトル「台湾とアジアの運命を決する総統選」

    講師/林 建良  「台湾の声」編集長

     台湾の国会に当たる立法院選挙は2008年1月12日、総統選挙は3月22日に迫った。総統選挙では国民党の馬英九候補と民進党の謝長廷候補の一騎打ちになることが予想される。中国との統一か独立かをめぐる決選投票だ。選挙の行方によって台湾はどう変わり、日本はどのような選択を迫られるか。また中国が台湾に軍事攻撃を加えるという説もあるが、実際はどうなのか。

     1月12日、日本の国会に当たる立法院選挙の結果も踏まえて、台湾問題で右に出る者のない論客が緊急分析する。2008年のアジア情勢を左右する歴史的な選挙、そしてその重要な指針となる本講演をお見逃しなく。

     今年も何とぞ宜しくお願いします。

    日 時/平成20年1月30日(水)PM6:00

    会 場/日本外国特派員協会 20F「メディアルーム」
      
       東京都千代田区有楽町1-7-1 有楽町電気ビル北館20F 
        
       �03-3211-3161

    参加費/8,000円(食事付)

    お申込み先/�03-5832-7231またはメールshinwa@fides.dti.ne.jp      
      
        
    詳細はホームページhttp://www.fides.dti.ne.jp/~shinwa/でご覧下さい

    事前申込のない方は参加できません。ご注意下さい。

    『台湾の声』  http://www.emaga.com/info/3407.html

    『日本之声』 http://groups.yahoo.com/group/nihonnokoe (Big5漢文)

    <投稿はこちら> koe@formosa.ne.jp

    解除するには下記URLにアクセスして下さい。
    http://www.emaga.com/tool/automail.cgi?code=3407&mail=koe3407.emaga@blogger.com&e=1