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  • 2009年4月18日土曜日

    「台湾の声」【NHK】台湾メディアが「NHKスペシャル」を批判! (付:デモ案内)

    【転送転載歓迎】

    我が国が反日?—台湾メディアが「NHKスペシャル」を批判!


    ブログ「台湾は日本の生命線!」より ↓ブログでは関連写真も
    http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-723.html#comment 

    「親日的とも言われる台湾に、今も残る日本統治の深い傷。それは今後、アジアの中で生きて行く日本が分かち合わなければならない現実です」と強調した「NHKスペシャル/シリーズJAPANデビュー」(第一回「アジアの"一等国"」)の偏向ぶりに対し、全国で怒りの抗議運動が起こっているが、そこに台湾国営の通信社「中央通訊社」(中央社)が「参戦」した。

    「台湾のメディアが参戦した」と教えてくれたのはメールマガジン「台湾の声」の林建良編集長。中国人と同様の歴史観に基づいて「反日台湾」との虚像を作り上げ、日台関係を損なおうとするNHKへの抗議運動を台湾人として呼びかけている人物だ。

    戦後派が主導する台湾メディアの「参戦」と聞き、私は当初NHKに好意的な報道を行ったものと思った。なぜなら戦後派はかつての国民党独裁時代、反日教育を受けているからだ。今回NHKが示した日本の台湾統治に対する歴史観は国民党の反日史観と同じなのだ。

    ましてや現在は国民党政権の時代である。その意向を汲んだ報道もあり得るとも思った。

    ところが、報道を行った台湾人記者は冷静だった。記事は今回のNHK騒動の問題点を的確に把握した上で、淡々と状況を伝えるものだのだ。

    もちろん実際には中央社が、NHK批判の我々の運動に「参戦」したわけではない。ただNHKの偏向報道の前で、真実を追究する立場を示しただけだ。しかし我々から見れば、それが「参戦」と映る。なぜなら現在展開しているのは、NHKの歴史歪曲から歴史の真実を守るため、理性、常識に基づいて声を上げることだからだ。

    NHK偏向報道問題の記事を配信した台湾の中央通訊社。報道は大手紙「中
    国時報」「聯合報」も引用した

    中央社の記事は、台湾の大手紙「中国時報」や「聯合報」も引用して報じた。これらの新聞は中国寄りとして知られているが、やはり台湾人の理性で、この報道は重要だと感じたのだろう。

    以下は記事の日本語訳だ。

    原文:台灣人反日? NHK特別節目遭多方抗議
    http://tw.news.yahoo.com/article/url/d/a/090417/5/1hzbc.html

    ———————————————————————————————————————
    台湾人が反日? NHKスペシャルに多方面から抗議


    (中央社記者楊明珠・東京16日)「日本放送協会(NHK)」は五日、日本の台湾統治時代に関する特別番組を放映したが、その結果、多くの台湾人や日本人から「内容が著しく偏向し、台湾が反日であるとの誤った情報を与えるもの」と抗議されている。番組でインタビューを受けた台湾人ですら、強く怒っている。

    NHKのこの特別番組の名は「シリーズJAPANデビュー」。今年は横浜開港百五十周年に当たることから、主に日本が世界の舞台に登場してから百五十年間の大きな出来事を回顧するというものだ。その第一回のテーマは「アジアの"一等国"」で、日本の最初の殖民地—台湾を報道するものだった。

    番組は、日本は世界の「一等国」となるため、台湾の反抗勢力を鎮圧し、台湾の原住民を博覧会へ連れて行って「展示」することで統治の成功を誇示し、さらには「差別待遇と同化」と言う矛盾を利用して差別を生み、皇民化運動を実施して台湾人の民族性を剥奪したと指摘する。

    今日発売の「週刊新潮」の報道によれば、前総統府顧問の金美齡氏は「『偏向番組』の一語でしか形容できない。日本はいまだに自分を加害者とする自虐史観から抜け出せないでいる」と語っている。

    台湾研究フォーラム会長の永山英樹氏は「この番組は一枚の写真に『人間動物園』との刺激的な表題を付け、それを利用して一九一〇年にロンドンで開かれた日英博覧会で、日本政府が台湾のパイワン族を連れて行って『見世物』として展示したと説明するが、パイワン族は伝統舞踏や模擬戦闘を披露したのであり、それは今日の日本が相撲や伝統舞踊、歌舞伎などを海外で公演するのと同じことだ」と述べる。

    評論家の櫻井よしこ氏は、「番組での『人間動物園』の一語は日本政府が使用した言葉だと誤解させる。番組全体が歴史歪曲報道の連続だと言うことができる」と話す。

    「週刊新潮」は、番組の中で何度も登場する八十七歳の柯�三氏も憤慨していると指摘する。彼は二〇〇五年、東京で「母国は日本、祖国は台湾」と言う本を出している。

    彼は番組の中でのインタビューで、「ようやくエリート学校の「台北第一中学」(現在の建国中学)に合格したが、日本人が多数を占める環境の中で常に差別を受け、偏見を持たれることもあった。たとえば豚の角煮や尻尾を弁当のおかずにするとからかわれた」と語っている。

    番組では彼は反日のように見える。だが彼は「取材を受けたとき、日本の台湾統治は五〇%プラスで五〇%はマイナスと強調した。確かに差別は受けたが、日本は台湾に多くのものを残した。若し日本の教育がなければ、今日の私はない」と語っている。

    また「NHKは取材の際、『もし不都合なことなら話さなくていい』と言うので、不都合なことと言うのは『日本の批判すべきこと』かと思った。しかし隠す必要はないと思っていたら、意外にもNHKは日本を批判する部分だけを取り上げて放映したので驚いた」と話す。

    報道によると、柯徳三氏は「現在、台湾は正に中国に併呑されるかどうかと言う状況だ。台湾では日本統治時代のことを知る七十歳以上の人は日本が応援の手を差し伸べることを期待している。もしNHKの報道で台湾人は反日だと解釈されたら、きっと台日関係に影響する。だから番組の背後には中国の意図があり、台日を離間させようとしているのではないかと疑う」との憂慮を示している。

    日本李登輝友の会事務局長の柚原正敬氏も今日、NHKの報道に対する見方を中央社の記者に語った。それによると同会の小田村四郎会長及び五名の副会長は連名で抗議声明を書き、九日に柚原氏からNHKに手交したが、それへの回答は同会には非常に不満なものだった。

    同会はNHKが番組制作時の参考資料を公開することを望んでいる。また公開討論会の開催し、NHKの番組制作者、取材記者などの関係者に説明をさせることも検討しているところだ。

    「なぜ台湾は親日か」との修士論文を書いたことのある日本人教師は中央社に対し、「あの番組を見た後、NHKに抗議の電話を入れ、昨年の北京五輪以降、報道には親中傾向が目立つと指摘したところ、何と職員から『台湾は中国の一部ではないのか』と言われ、さらに怒りが高まった」と話す。

    東京在住で親台派の日本人女性は、番組の内容について「とんでもない」と語る。そして「日本が台湾人を奴隷にしたと告発しているようだ。このような番組によって、台湾人は実際には反日だと簡単に思わせることができる。自分の親台の心情もこれで撃破されてしまった」と言う。

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    NHKの反日姿勢を批判的に取り上げる外国のマスコミはは中央社が初めてだろうか。これを知れば多くの日本人は喜ぶだろう。「やはり台湾は親日国家だ」と。しかし「親日」だからこのような記事を書いたかどうかはわからない。しかし少なくともはっきり言えるのは、台湾人は理性と常識に基づいて、NHKが行った自虐番組の滑稽さを報じたと言うことだ。

    もちろんそこには、「自国の歴史を歪めるだけでは飽き足らず、台湾の印象まで損なった」「台湾には中国のような嫌らしい反日感情はない」「台湾を反日目的で利用するな」との不満の気持ちも込められていることだろう。

    台湾にまで多大な迷惑をかけたNHK。「日本弱体化」だけでなく「日台離間」をも目指す中国の意向も働いていると、私もそのようにこのテレビ局を疑っている。(終)


    *********************************************

    台湾の取材協力者をも侮辱!
    国民の受信料で作られた反日洗脳番組に抗議を!
    番組制作者の罷免要求を!

    抗議先 福地茂雄会長宛てに、番組制作責任者・濱崎憲一ディレクターの罷免要求を!
    [NHK]視聴者コールセンター 電話:0570−066066
    [NHK] FAX:03−5453−4000
     メール:http://www.nhk.or.jp/special/
    ※福地会長に宛てたファックスは有効だ。

    [放送倫理・番組向上機構(BPO)] 
    電話: 03−5212−7333  
    FAX:03−5212−7330
    メール:https://www.bpo.gr.jp/audience/send/form.html

    [総務省] 電話:03−5253−5776(放送政策課 直通)
    FAX: 03-5253-5779
    メール:https://www.soumu.go.jp/common/opinions.html
    ※鳩山邦夫総務大臣宛に問題提起を。

    *********************************************


    参加を! 本日NHK前で視聴者デモ

    【日時】平成21年4月18日(土) 15:30分

    【場所】渋谷ハチ公横のスクランブル交差点付近 集合
    ハチ公横の交差点付近で1時間程度の周知活動をした後、
    NHK放送センター西口前まで移動し(井の頭通り沿い)、

    http://map.yahoo.co.jp/pl?p=%A3%CE%A3%C8%A3%CB%CA%FC%C1%F7%A5%BB%A5%F3%A5%BF%A1%BC&lat=35.66156306&lon=139.69929389&type=&ei=euc-jp&v=2&sc=3&lnm=%A3%CE%A3%C8%A3%CB%CA%FC%C1%F7%A5%BB%A5%F3%A5%BF%A1%BC&idx=32


    【テーマ】

    シナ(中国)の犬、NHK。偽善者・害悪の危険性について渋谷を通行する国民へ知らせ、反日マスコミと反日カルトによる情報操作に対する免疫力をつけてもらう。特に、NHKによる捏造番組(台湾の件)の批判を行う。公共放送が数字を捏造したことを許してはならない。


    そこでNHKの捏造・誘導問題に特化して抗議活動を行う。
    演説希望者にはマイクを渡しますので、NHKのウソ、捏造、
    誘導に対して大いに抗議して下さい。今回の「カーニバル」で
    人前で声を出すことに慣れて下さい。コツもその場で教えます。
    カーニバルを練習の場としてご活用下さい(笑)

    【主催】 日本を護る市民の会 黒田大輔 
    090−4075−1269

    雨天決行。横断幕、プラカード、抗議文、日章旗、拡声器、
    ビデオカメラ等の持参歓迎。ビデオに写りたく無い方はマスクや
    サングラスをご持参下さい。
    なお後日、犬HKに正式にアポイントを取り、当方からの
    「取材」及び「抗議文の手交」を申し込む予定です。


    『台湾の声』  http://www.emaga.com/info/3407.html


    『日本之声』 http://groups.yahoo.com/group/nihonnokoe (Big5漢文)

    解除するには下記URLにアクセスして下さい。
    http://www.emaga.com/tool/automail.cgi?code=3407&mail=koe3407.emaga228@blogger.com&e=1

    「台湾の声」【協力願い】「NHKスペシャル」の偏向にお怒りの皆様へ(付:全番組文字起こし)

    【転送転載歓迎】

    「NHKスペシャル」の偏向にお怒りの皆様へお願い

    「NHKスペシャル|シリーズJAPANデビュー」の第1回「アジアの"一等国"」(4月5日放映)は日本の台湾統治を徹底批判し、その傍証として台湾の老世代に歴史証言をさせ、日本への恨みの部分だけを強調し、歴史事実を大きく歪めています。

    そこで下に番組の動画と文字起こした全内容を掲載しますので、これらを参考にして「歴史事実に反する部分」「疑問のある部分」等をメールでNHKに指摘や質問をしてほしいのです。

    NHKは番組内容を正当化するため、事細かな説明回答を行ってきます。そうしたら「質問」と「回答」のメールを台湾の声編集部までお送りいただきたいのです。

    なにとぞよろしくお願いいたします。

                             台湾の声編集部

    NHKへのメール送付先 http://www.nhk.or.jp/special/
    台湾の声編集部 taiwannokoe@googlegroups.com

    ———————————————————————————————————————

    【動画】これが偏向NHKスペシャルの全内容

    以下の動画(1〜4)は4月5日に放映された問題の偏向番組「NHKスペシャル|シリーズJAPANデビュー」(第1回アジアの"一等国")の全内容だ。ただしサブリミナル効果が指摘されるオープニングのタイトルバックは収録されていない。
    1 http://www.dailymotion.com/video/x8xz8g_yhkyyyyyy-yyyyjayanyyyyy-y-1y-yyyyy_news
    2 http://www.dailymotion.com/video/x8xzfh_yhkyyyyyy-yyyyjayanyyyyy-y-1y-yyyyy_news
    3 http://www.dailymotion.com/video/x8xzox_yhkyyyyyy-yyyyjayanyyyyy-y-1y-yyyyy_news
    4 http://www.dailymotion.com/video/x8xzsv_yhkyyyyyy-yyyyjayanyyyyy-y-1y-yyyyy_news

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    【文字起こし】これが偏向NHKスペシャルの全内容

    NHK「JAPANデビュー」全内容文字起し
    (ブログ「夕刻の備忘録」より転載)

    【転載歓迎】NHK「JAPANデビュー」全内容文字起し-Part.1
    http://jif.blog65.fc2.com/blog-entry-104.html 
    %%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
    ★オープニング
    JAPANデビュー
    未来を見通す鍵は歴史の中にある
    世界の連鎖が歴史をつくってきた
    150年前 世界にデビューした日本
    私たちはどう生きた そしてどう生きる

    NHKスペシャル シリーズJAPANデビュー
    第一回 アジアの"一等国"
    %%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%

    ★今の横浜港の風景

    語り・濱中博久:
    ——今から150年前、西暦1859年、ここ横浜の港から、日本は世界の荒海に船出しました。長年の鎖国を解き、自由貿易を開始、西洋列強を目標に、日本は近代化の道を歩み始めます。
    1859年、ジャパン、世界デビュー。
    それから60年後、第一次世界大戦で戦勝国となった日本は、世界の一等国に登り詰めます。しかし、1945年、太平洋戦争に敗れ、日本は焦土と化しました。日本は何故坂を転がり落ちていったのか。開港から敗戦までの変遷を辿るシリーズ、「JAPANデビュー」第一回のテーマはアジアです。

    ——日本の南西に位置する台湾。ここは日本の最初の植民地と成った場所です。近代日本とアジアの関わり、その原点はこの地にあります。毎年秋に行われる道教の祭り、台湾の住民のほとんどは中国大陸から移り住んだ「漢民族」です。日本は太平洋戦争の敗戦まで、50年間に渡り台湾を支配しました。台北市の公園に、日本の統治時代を生きた台湾の人々が居ました。

    ★公園の風景

    「当時の大日本帝国軍人。一万二千八百隊×××宜しくお願いします(敬礼)。死に損なった日本兵ですよ。あのですね……」

    ——太平洋戦争当時、台湾の青年達は日本軍の兵士として、戦場に駆り出されました。

    「日本男児と生まれ来て、戦の場(にわ)に立つからは名をこそ惜しめ武士(つわもの)よ、ハハハ……」
    「守るも攻めるもくろがねの浮かべる城ぞたのみなる(以降、数名で合唱)。仇なす国を攻めよかし」

    ——日本は台湾の統治に力を注ぎ、この島を足がかりに、アジアへと勢力を拡大しました。半世紀の及ぶ統治で、日本は台湾の人々に、日本語をはじめ、日本精神を叩き込んでいきました。そして、太平洋戦争中、およそ21万の台湾人を、日本軍に入隊させ、次々と戦場に送り込みます。
    台湾は日本のアジア支配、大東亜共栄圏の基点となっていきます。日本の傀儡国家、満州国、ここに五千人を越す台湾人が移り住みました。台湾の人々は、満州国の役人や技術者となり、日本の支配を支えました。太平洋戦争勃発後、日本が占領したインドネシア、台湾での統治経験を活かし、人々に日本精神の体得を強制していきます。

    ★授業中の風景(少年の声)

    「私たちはどんな苦しいことでも我慢して力一杯働いています。あのアメリカやイギリスや、オランダに負けてはいけないと思うと、どんなことでも苦しくありません」

    語り・礒野佑子:
    ——日本のアジア支配の原点となった台湾。そこから近代日本とアジアとの関係が見えてきます。50年間の日本の台湾統治を象徴する、二枚の写真です。「人間動物園」、そして「台北第一中学校の生徒達」。

    ——台湾の先住民族です。およそ100年前、日本は彼等をロンドンに連れて行き、博覧会の見せ物として展示しました。この写真には世界にデビューした日本が、一等国へと登り詰めるまでの歴史が秘められています。

    語り・濱中博久:
    ——日本が開港して間もない19世紀後半。西洋列強が注目していたのは、台湾でした。当時、イギリスやフランスなど列強は、アジアに狙いを定め、競い合って植民地を獲得していました。台湾は列強にとって地理的に重要な場所でした。台湾を基点に中国大陸へ勢力を拡大しようと目論んでいたのです。フランス外務省に残された資料(1895)です。

    「イギリスやドイツが台湾を獲得しようとする動きがある。彼らが台湾を侵略するのなら、フランスは何らかの行動をとる」

    ——列強の植民地奪い合いの最前線となった台湾。その台湾を領有したのはジャパン、日本でした。日清戦争に勝利した日本は、台湾を獲得します。この台湾領有の背景には、列強のアジア進出に関する日本の危機感がありました。世界の植民地を研究しているパスカル・ブランシャールさんです。

    フランス歴史学者・パスカル・ブランシャール:
    「日本を開港させたのは、アメリカの軍艦でした。またフランスは東南アジアのベトナム、カンボジア、ラオスを植民地化し、中国南部にも勢力を拡げていました。フランスの軍部では、日本の植民地化も議論されていたほどです。そこで日本は植民地化されない国になるため、欧米列強に倣い、自ら植民地を持つべきだと考えたのです」

    ——明治政府が外交上の指針としたのは、西洋列強の間で定められていた国際法、萬國公法です。ここには国のランクが示されています。世界の国々は、一等国、二等国、三等国に分かれている。一等国とは、イギリスやフランスなど、ヨーロッパの五大国である。三等国は他国の意のままになる。日本はこうした世界観を持つ西洋列強と向き合わねばなりませんでした。
    日本は防衛ラインを拡げるため、アジアへと進出、日清戦争に勝利した1895年、南の要として台湾を獲得したのです。同じアジアである台湾を、最初の植民地としました。現地統治機関、台湾総督府を置きます。当時の首相、伊藤博文は、台湾の統治が一等国を目指す日本の命運を握っていると考えていました。

    「台湾の統治に失敗すれば、日の丸の御旗の光が失墜する(伊藤博文)」

    ——初めての植民地を、日本はどのように統治したのか。その詳細を知る手掛かりがあります。台湾総督府文書です。日本内地の行政文書は、太平洋戦争の終結直前に、多くが焼却されています。台湾総督府文書は、統治の実態を明らかにする貴重な資料です。台湾領有から敗戦までの50年間の記録は、二万六千冊に及びます。
    総督府は、衛生、教育、軍事、民生、警察など最大で二万七千人の官僚を抱える巨大な組織でした。日本は統治に力を注ぎます。しかし、領有直後から問題が噴出します。
    漢民族としての伝統や誇りを持つ台湾人が、日本の支配に対して激しい抵抗運動を起こしたのです。台湾中部、雲林に暮らす邸順意(74)さん。邸さんは親類達から、住民が武器を取って日本軍と戦った様子を伝え聞いています。

    「(字幕)日本軍は川の下流から来ました。台湾人は川の両岸で待ち構えていました。山の中にも潜んでいました。日本軍を取り囲んで射撃したのです。しかし日本軍の攻撃はすさまじく恐ろしかったと聞いています。このあたりの川は、死者の血で真っ赤に染まったといいます」

    ——武力で制圧しようとする日本軍に対し、台湾人の抵抗は激しさを増していきます。戦いは全土に拡がり、後に「日台戦争(1895)」と呼ばれる規模に拡大していきました。戦いによって、台湾の宝といわれる重要な産物が被害を受けます。クスノキから作られる「樟脳」という物質です。台湾の樟脳は、世界のシェアのおよそ七割を占め、西洋列強から注目されていました。

    語り・礒野佑子:
    ——19世紀後半、イギリスでは樟脳を使ってある製品が作られていました。当時、新しい素材として爆発的に普及していたセルロイドです。様々な生活用品に使われる万能の合成樹脂でした。

    科学博物館学芸員:
    「セルロイドは美しい素材としてとても人気がありました。真珠の代わりとしても使われました。これはビクトリア女王の即位75周年に使用されたものです」

    ——樟脳は軍事面でも需要がありました。スウェーデンの科学者、アルフレッド・ノーベルです。1887年、ノーベルは樟脳を使い新しい火薬を発明しました。煙の少ない無煙火薬です。無煙火薬は相手に居場所を探られにくいことから、世界中の軍隊で使われるようになります。世界に広く輸出されていた台湾の樟脳。しかし、混乱する日本の統治下、樟脳工場は次々と操業を停止していきます。

    ★背景・旧イギリス領事館(台湾)

    語り・濱中博久:
    ——行き詰まる日本の統治を、台湾のイギリス領事館は冷徹に観察し、本国に報告していました。日本が台湾を領有した翌年、1896年の報告です。

    「数ヶ月前には価値のある重要だった樟脳の産地が、日本の統治によって永遠に廃墟になってしまった」

    ——フランスもまた、日本に厳しい評価を下していました。

    「非常に素晴らしい島が、まったくの未経験者に支配された。極めて残念なことだ」

    ——日本の台湾統治を研究してきたマーク・ピ−ティー(スタンフォード大学客員教授)さんです。

    「日本は自らの植民地統治を、未熟だと認識していました。しかし一方で、ヨーロッパの植民地大国であるイギリスやフランスに、自分達には統治能力があることを示したいと考えていました。ですから、台湾統治の結果は、日本にとって大変重要でした。日本は台湾を自らの能力を見せるためのショーケースにしたかったのです」

    ——台湾統治を成功させ、一等国を目指す日本。しかし、統治の方法を巡り、政府内で大きな混乱が起きていました。原因の一つは、明治政府が作った憲法にありました。台湾領有の六年前に発布されたこの憲法には、植民地の規定が記されていなかったのです。明治憲法の下では、日本の領土に生きる人は、みな天皇の臣民であるとされました。これに従えば、日本が領土とした台湾の人も、天皇の臣民となります。しかし、民族も習慣も異なる台湾人を、臣民として日本人と同様に扱うべきか、議論が起きます。

    ——日本は世界の二大植民地大国、フランスとイギリスを参考にします。フランスがアルジェリアの統治で掲げたのは、同化政策でした。フランス国内と同じ法律をアルジェリアにも適用し、フランス国民として生きるよう求めました。
    一方、イギリスの植民地、インドの統治は対照的なものでした。イギリスは、イギリス人とインド人を明確に区別し、現地のみに通用する法律、特別法によって統治しました。
    日本の下した結論は、いわば、フランスとイギリスの折衷案でした。台湾人を、日本人と同じ天皇の臣民と位置付けながら、台湾のみに通用する特別法を定めたのです。

    【転載歓迎】NHK「JAPANデビュー」全内容文字起し-Part.2
    http://jif.blog65.fc2.com/blog-entry-103.html 

    ——台湾領有から三年後、一人の官僚が台湾に着任し、統治の改革に乗り出します。総督府ナンバー2の民生局長、後藤新平です。後藤は、台湾全土の調査を行います。臣民と位置付けられた台湾人の実態を、把握するためでした。
    台湾には漢民族の他に、パイワン族をはじめ、14の先住民族が暮らしています。先住民族が暮らす山間の地域は、樟脳の産地に近いことから、治安の安定が一際重要でした。後藤は、先住民族の村々に自ら足を運びます。そして、日本からは、人類学者や法律の専門家が入り調査をします。台湾総督府文書の中に、先住民族の調査報告書が残されています。

    国史館台湾文献館研究員・陳文添:
    「(字幕)これは当時、台東地域で生活していた先住民族です。顔の入れ墨や使用していた武器もきめ細かく描かれています。この民族には首狩りの習慣がありました」

    ——後藤が語った言葉があります。

    「ヒラメの目をタイの目に変えることはできない。台湾人を日本人に変えることは難しい」

    ——風習や文化が異なる台湾人を、臣民として日本人と同じ法律で統治していくことは、困難であると判断します。後藤は、台湾のみに適用される法律、特別法を駆使していきます。先ず手を着けたのは、住民の抵抗運動を抑えることでした。後藤が考え出した条令、匪徒刑罰令です。日本内地ではあり得ない厳しいものでした。略奪、殺傷のみならず、建物や標識、田畑を破壊した者は死刑。未遂であっても同罪とする。総督府警察が、匪徒、犯罪者と見倣せば、たとえ未遂でも死刑に処せられました。

    ——匪徒刑罰令によって死刑になった台湾の人々です。条令施行後の五年間で、三千人に達しました。日本統治への抵抗を根絶させるため、後藤は台湾人の協力者を取り込んでいきます。柯(か)徳三さん、87歳。柯さんの祖父は、日本の統治に協力した一人でした。祖父・秋潔さんです。一家は中国福建省から移り住んで来た漢民族でした。秋潔さんは逸早く日本語を学び、日本の統治下で生きていく決意をします。

    柯徳三(日本語で語る):
    「金の無い貧乏の農民として、私たちの祖先ですね。渡って来たその祖先達はね、この土地で経営して、田畑を植えて生活しているのに、いまさら大陸に戻ったら何も出来ない。びた一文無い。だから結局、帰れない」

    ——地区のまとめ役だった秋潔さんは、住民を監視し総督府に報告する役割を担わされました。後藤は、秋潔さんのような人物を組織化していきました。

    柯徳三(日本語で語る):
    「あの住んでいる住民達をね、一人でも漏らさないようにコントロール出来る訳だ」

    NHKスタッフの声:「周りの人達からどう思われていたんですかね?」

    「周りの人達は恐らく、僕ら少年の時は、ああいうこと、分かりません。大人になってから後で考えたらね、恐らくあんたは、日本人の走狗(手先)だ、日本人の人に使われとった奴隷だ、そういう考え方やっとったかもしれませんね、ああ」

    ——後藤は、日本人児童が通う小学校とは別に、台湾人児童が通う公学校を開設、統治に必要な日本語の初等教育を始めます。柯秋潔さんは、公学校の日本語教師も務めます。日本の統治に協力してきた秋潔さんは、息子の文徳さんを、日本人が通う小学校に入学させます。それまでの功績から、通学が認められると考えたのです。しかし、このことが総督府で大問題となります。台湾総督府文書に、小学校校長の報告書が残されていました。

    「台湾人子弟在席の事件、柯文徳という台湾人が、学校内にいることを発見しました。
    誠に恐縮なことでありまして、直ちに退学を命じました」

    ——後藤は全ての学校に通達を出します。

    「台湾人の児童と日本人の児童は教育の目的が異なる。こうした規則が徹底されなければ、統治の目的は永久に達せられない」

    ——退学させられた、柯文徳さんは、徳三さんの父親です。

    柯徳三(日本語で語る):
    「もしこれを許せば、総督府がこれを許せば、小学校にどんどん台湾人が入るかもしらんと恐れたんでしょ、つまり、課外の民である台湾人を日本語教育するために、公学校というのをこしらえたんだから、おまえらしゃべることに事欠かず、普通の生活に事欠かない程度の日本語を覚えればそれでいいんだ、そういうつもりなんでしょ」

    ——後藤は、統治の基礎を固めながら、台湾の宝である樟脳産業の立て直しに着手します。生産現場を管理し、労働者への指導を徹底します。

    元樟脳工場労働者・許雲集(91):
    「(字幕)一カ所でクスノキを切り終わったら、すぐ別の場所で働けと命じられました」

    ★キールンの風景

    ——樟脳貿易の拠点となった港、キールン(基隆)。後藤は、自ら陣頭指揮を執り、小さな入り江だったキールンを、大型船が入れる港に作り替えました。南北400キロを結ぶ縦貫鉄道を建設、樟脳の輸送ルートを確保しました。
    総督府は、樟脳の販売を独占します。後藤が赴任した二年後には、樟脳の事業は赤字を解消、現在の価値で、年間およそ100億円の収入を上げるようになります。
    「台湾十年間の進歩」、後藤の時代に台湾総督府が出版した欧米向けのパンフレットです。そこでは、台湾が金のなる島になったことをアピールしています。台湾を急速に発展させた日本には、一等国の資格があることを強調したのです。イギリスの商社にとって、台湾の樟脳は重要な貿易商品でした。後藤の改革により、樟脳が安定的に供給されるようになったことを、イギリスは歓迎します。

    「日本の政策によって我が国にも多大な利益がもたらされることになる。今後半世紀にわたり台湾の樟脳は、世界中に供給されるであらう」

    ——台湾領有から15年後の1910年。日本は、統治の成果を世界に示す絶好の機会を得ます。ロンドンで開かれた日英博覧会。日本とイギリスの友好関係を祝う催しでした。近代国家として坂を駆け上ってきたジャパン。会場では日本の産業や文化が幅広く紹介されました。訪れた観客はおよそ800万人。特に人気を集めたコーナーがありました。台湾の先住民族、パイワン族。日本は、会場内にパイワンの人々の家を作り、その暮らしぶりを見せ物としたのです。

    ——日英博覧会のガイドブックです。そこでは、台湾の人々が、客の前で戦いの踊りをし、戦闘の真似事をすると記されています。当時、イギリスやフランスは、博覧会で植民地の人々を盛んに見せ物にしていました。人を展示する、人間動物園と呼ばれました。日本はそれを真似たのです。

    フランス歴史学者・パスカル・ブランシャール:
    「当時、西洋列強には、文明化の使命という考え方がありました。植民地の人間は野蛮な劣った人間であり、ヨーロッパの人々は彼らを文明化させる良いことをしている、と信じていました。それを宣伝する場が、人間動物園だったという訳です。この時代、日本もまた、世界には民族の違いに基づいて、階層があると考えるようになりました。そして、自分達は階層の頂点にあり、その下にアジアの他民族がいる、そうした世界観がハッキリと根付いていったのです」

    ★台湾南部、高士村の風景

    ——台湾南部、高士村。パイワン族が暮らす村です。およそ100年前、日英博覧会に連れて行かれたのは、この村の出身者でした。

    ——博覧会の会場で売られていたパイワンの人々の写真です。裏には、高士村から来た、と記されていました。展示された青年の息子、許進貴(85)さん。そして娘の高許月(79)さんです。父親の名は、チャバイバイ・プリャルヤン。チャバイバイさんは生前、博覧会のことについて子供達に語ることはありませんでした。

    高許月:
    「(字幕)悲しいね。この出来事の重さ語りきれない」

    その横から声(日本語):
    「悲しいね、語りきれないそうだ。悲しい、この重さね、話しきれないそうだ」

    語り・礒野佑子:
    ——ヒラメの目をタイの目に変えることはできない。後藤新平は、独自の法律で抵抗運動を抑え、樟脳産業を立て直しました。日本は、台湾統治の成功を誇示し、世界に一等国入りをアピールしました。その後の台湾統治を象徴する一枚の写真。「台北第一中学校の生徒達」。台湾人に日本の文化を叩き込み、民族性まで奪っていった歴史が秘められています。

    【転載歓迎】NHK「JAPANデビュー」全内容文字起し-Part.3
    http://jif.blog65.fc2.com/blog-entry-102.html 

    語り・濱中博久:
    ——1914年、日本の台湾統治に大きな影響を及ぼす戦争が起こります。第一次世界大戦です。日本はこの時、イギリス側に立って参戦、戦勝国の一員となります。1919年、パリ。第一次世界大戦の戦後処理を話し合う、パリ講和会議が開かれました。日本は、この国際会議に、イギリスやフランスなどと並んで、初めて五大国の一つとして招かれます。64人の大代表団を送り込んだ日本。ジャパンは、遂に列強から一等国と認められたのです。この時、アメリカ大統領ウィルソンの発言が、世界の植民地に大きな影響力を及ぼしていました。民族自決主義、それぞれの民族が、自らの運命を決定する権利を持つという考え方です。

    語り・礒野佑子:
    ——ヨーロッパでは、民族自決主義に基づいて、ポーランドやチェコスロバキアなどが独立を果たしていきます。民族自決主義は、アジアの植民地にも火を点けます。民衆に呼び掛けるインドの指導者ガンジーです。ガンジーは、イギリスの統治に対抗し、非暴力不服従運動を展開していました。フランス統治下のベトナムでも、民衆の抵抗運動が始まります。そうしたうねりは、ホーチミンでの武装闘争に発展していきます。
    日本が統治していた朝鮮でも、独立を求める激しい抗議行動が起きます。「三・一運動」です。市民がデモを繰り返し、朝鮮総督府の警察部隊と衝突、多数の死傷者が出ました。そして台湾でも、日本の統治に異議を唱える運動が始まります。

    語り・濱中博久:
    ——蒋松輝さん、96歳。蒋さんの父親は、民族運動を率いた一人でした。当時は、病院を経営する医者でした。

    蒋松輝(日本語で語る):
    「向こうに見える義美というお菓子屋。あそこは親父の病院、大安病院の跡です。上は初めは病室だったけど、後は全部、運動の集会場になった。だからまあ、あの当時の民族、自覚運動の本拠地だったんです」

    ——父・蒋渭水です。蒋は、武装闘争ではなく、出版や講演会などの言論を通じ、民衆に民族意識に目覚めるよう呼び掛けました。

    蒋松輝(日本語で語る):
    「警察は民衆の中に入って、入り込んでいるから、誰がどういう思想を持っているか、一目瞭然だ。だから、できる、できるはずはない。武装闘争できるはずない」

    ——台湾議会設置誓願運動。台湾住民から成る議会を設置し、法律と予算を審議する権利を要求しました。いわば台湾人の自治を求めたのです。1921年、日本の国会に台湾議会設置のための請願書が提出されます。この時、日本は世界の民族自決の潮流と逆行します。首相・原敬は、議会で自らの統治方針を語りました。

    「台湾の全ての程度に応じて内地の法律を施行する」

    ——原が進めようとしたのは、同化政策です。法律上、台湾を内地と同様に扱うことで、民族運動を収めようとしたのです。原が示した方針に対し、議員から疑問が投げ掛けられます。

    「フランスでは同化政策を採用していたが、次第に廃棄している。今これから日本だけが同化政策を採るのか」。

    ——この頃、フランスはアルジェリアの同化政策を放棄していました。住民の反対運動が激しさを増し、植民地を同じ法律で統治することの限界が露呈していました。しかし、原は答えます。

    「他の国がどうであるからと言って、日本にもそれを敷くわけにはいかない他の国の植民地と日本の植民地は違う。現にここに内地同然になった例がある。琉球だ」

    ——明治維新の11年後、琉球は沖縄県として日本に組み込まれます。沖縄には、内地の様々な法律が次第に導入されていきました。参政権が認められ、税制や徴兵制が布かれました。その結果、日露戦争では二千人の沖縄出身者が、日本の兵士として戦場に立ちました。原は、台湾議会の設置を認めませんでした。台湾人が、明治憲法下で、同じ臣民であると定められている以上、沖縄のように同化することを求めたのです。

    ——台湾の同化政策で先ず重視されたのが、教育でした。それまで台湾人は、日本人と別々の学校に通っていました。同化政策によって、同じ小学校に通えるようになります。さらに、日本人しか通うことの出来なかった中学校への進学も許可されました。

    ★同窓会の風景

    ——かつて父親が日本人小学校を退学させられた、柯徳三さんです。
    柯さんは同化政策によって、日本人と同じ小学校を卒業し、中学校に進学しました。柯さんが通った旧制中学校、台北第一中学校を卒業した台湾の人々です。78歳から96歳までの卒業生が一堂に会した同窓会です。台北一中時代の柯徳三さんです。クラスメイトは50人。その中、台湾人の生徒は二人だけ。他はみな日本人です。同化政策の実態は、台湾人にとって極めて厳しい制限付きのものでした。

    卒業生(日本語で語る):
    「それでね、一中なんかね、あんたね、台湾人は3%しか、3%ぐらい」

    卒業生(日本語で語る):
    「台北一中を受けるために、日本人より勉強しないと受からない」

    柯徳三(日本語で語る):
    「日本人になりたい、小さい時は日本人になりたい、どうして台湾人というものに生まれたかなんて考えたけどね、小さい時、小学校の頃ね」

    ——狭き門を潜り抜け、中学校に入学した台湾の生徒達。しかし、日本人が大多数を占める中で、より多くの偏見や差別に苦しめられることになります。

    柯徳三(日本語で語る):
    「台湾人の豚肉の角煮ね、ローバーだな。ああいうものを弁当に持っていってるでしょ、そうすると笑われるんだ。笑われるから。特に豚の尻尾なんか持っていったら笑われる。あれなんだ、豚の尻尾だ。台湾人は豚の尻尾食うのか、わいわいわいわい騒ぎ立てるんだね。そういうことだから、だから家に帰って、母に文句言ったんです。弁当のおかずを日本式にしてくれ、卵焼きとかね、たらことかね、ああいうものをやってね、そして、なるだけ台湾食を無くしてくれって、要求したんです。私の母も随分苦労したよ。さくら干しとか、みりん干しとか、ああいうものね、おかずにして持って行く。そしたら弁当の蓋を開けるのも、堂々と開けられるね、台湾式のおかず持って行ったら隠さんといかん。恥ずかしくて、笑われるから、あれ、子供の時代、年取って大人の……」

    ——台北一中を卒業した台湾人生徒達は、日本人の生徒と同様に、高校や大学に進学しました。社会に出ると、さらに露骨な差別を受けることになります。

    卒業生(日本語で語る):
    「僕の親父は一番下の判任官(役人)になっていたけど、あんたね、一月ね、百円貰って、同じ判任官でも僕の親父は百円で、内地人は百六十円貰えるんだ」

    「同じ職場で、同じクラスで」「そうそう」

    「父も華南銀行におったんですが、台湾人だと伸びないんですよ。だからみんなお医者になるって。お医者になったら技術次第だからね」

    柯徳三(日本語で語る):
    「私の従兄弟の姉さんが、日本人の嫁になって、日本へ行ったけどね、戸籍が入らん。あれが差別。こういうのが差別でしょう。ああ、それで随分苦労したって。最後の最後まで、台湾人である身分を隠さんといかん」

    卒業生(日本語で語る):
    「台湾においては一等国民は内地人で、二等国民が琉球だ。三番目が台湾人だ」

    ——台湾には当時、およそ一万人の沖縄出身者が暮らしていました。とりわけ多かったのが教育関係者でした。日本は、既に同化が進んだ沖縄の人々を台湾に送り込み、指導に当たらせていました。

    NHKスタッフの声:「日本時代をどう思いますか?」

    卒業生(日本語で語る):
    「もう嫌だな、嫌だ。差別、馬鹿にしよって」

    ——1923年、台湾総督府で大きな計画が持ち上がります。皇太子を台湾に招く、行啓です。総督府がまとめた、「台湾行啓記録」には、その目的が記されています。

    「我が国皇道の博大なる仁愛を示し、遠く離れた台湾の民に、すがるべき主君を知らしめる」

    ——皇太子を招くことで、台湾人に日本人と同じ臣民であることを、実感させようとしたのです。
    皇太子を迎える予行演習。並んでいるのは先住民族です。演習に参加した先住民族の言葉が、残されています。

    先住民族の言葉:
    「困ったのは不動の姿勢というやつだ。背中から汗が流れるが、拭くことも出来ない。のみならず、目の玉さえ動かすことがならぬ。それは自分らには、生まれて初めての大苦痛であった」

    ——1923年4月。皇太子、後の昭和天皇が台湾に到着。当時、皇太子は、病気だった天皇に代わり公務を担っていました。皇太子は12日間に渡り、台湾各地を回りました。視察したのは、統治によって日本化されていく台湾の姿でした。皇太子は、学校や工場など、およそ百カ所を訪ねました。そして訪れた先々で、台湾の人々に姿を見せました。台湾行啓記録の文章です。

    「台湾人は日のいづる国の民という自覚に歓喜している。彼らは今や朝廷忠良の民となった」

    【転載歓迎】NHK「JAPANデビュー」全内容文字起し-Part.4
    http://jif.blog65.fc2.com/blog-entry-101.html 

    ——皇太子の行啓を、千載一遇の機会と捉えた人物がいます。台湾議会設置運動の指導者、蒋渭水です。蒋は、皇太子の一行が、自分の病院の前を通過することを知ります。考え出したのは、皇太子に直接、台湾議会の設置を訴えることでした。

    蒋松輝(日本語で語る):
    「親父はそのコースを狙って、大きなのぼりを作った」

    ——恭しくお迎え致します、台湾議会誓願団。のぼりに書かれた言葉です。

    「目的は悪くない。目的はただ、台湾人がこういうことをやっていることを摂政宮(皇太子)に知らせたかった。ていうのはあれ、雲の上の人でしょ。知らないよね。台湾人がそういうことをやっていることを、全然知らない。だから知らせようと思って、これを作った」

    ——蒋渭水の病院前を通過する皇太子の一行です。しかし、そこに蒋の姿はありませんでした。実行直前に警察に見付かり、拘留されたのです。台湾議会の誓願は、14年間続けられましたが、認められることはありませんでした。台湾の民族運動を研究してきた歴史学者の周婉窈さんです。

    周婉窈(台湾大学歴史学系教授):
    「この時、台湾人は日本からの独立を求めていたわけではありません。日本の統治を認めた上で、自治を求めていたのです。ですから日本が台湾人の訴えに応えて、自治を許していたら、日本はアジアで新たな世界を創り上げることになったはずです。そうすれば、今日でもアジアの人々の支持を得ることが出来たでしょう。しかし、日本はこの分岐点に差し掛かった時、そうした行動を取ることはありませんでした。台湾人の自治を認めることは無かったんです」

    ——1937年、日中戦争が勃発。台湾統治が新たな局面を迎えることになります。当時台湾には、およそ500万人の漢民族がいました。日本は、自らの領土内に敵と同じ民族を、抱え込むことになります。当時の台湾総督、小林躋造です。小林は、軍人出身者として17年ぶりに台湾総督となりました。軍との結び付きを強めた総督府は、新たな統治方針を打ち出します。

    「現下の情勢に鑑み、五百万島民が打って一丸となり、等しく皇国民たる資質を体得するを要す」

    ——小林は、皇民化というスローガンを掲げます。皇民化とは、天皇中心の国家主義のこと、台湾人を強制的に日本人へと変える政策でした。学校や新聞などで、中国語を禁止し、日本語の使用を強要します。当時、台湾総督府の官僚だった、田宮良策さんです。田宮さんは、軍部の強い要請の下、皇民化政策を担うことになります。

    元台湾総督府官僚・田宮良策(98):
    「日本語を話せない人は御遠慮下さい、ということで、バスは乗せなかったですね。しかし、人間の数からしたら、日本人は微々たるものなんですから、その台湾人同士で、こう話す時には、平気でね(中国語)を話す。いや、それは、こっちは(軍の幹部に)実情を話しながら、もう少し方法を変えて貰えないかとかね、いくと、お前は非国民だっつうんだ。軍刀を抜かれたことはないけど、ここ(腰の刀に手をかける仕草)、こうやられたことはありますな」

    ——皇民化政策は、人の名前の変更にまで及びました。同じ時期、朝鮮半島では、新たに氏を創る「創氏改名」が行われ、台湾では「改姓名」が始まりました。

    ★先の同窓会の風景

    卒業生(日本語で語る):
    「私、林(りん)です。それで、僕のお父さんは林(はやし)という名前で改姓名したかった。それは許可出ない。台湾の林ていう姓は必ず、中林(なかばやし)だとか大林(おおばやし)とか中林(なかばやし)とか小林(こばやし)という、もう一字付け加えないといけない」

    卒業生(日本語で語る):
    「私は黄(こう)で、廣内ね。この字(黄)を残すように、自分の考えをね、それが多いんです」

    NHKスタッフの声:「それはどういう思いなんですか?」

    「昔の姓を残したい、昔の自分の姓を残したい、改姓名は結局、公務員の方ね。職場に就いている人は、あのね、改姓名すると、昇級の、あの条件になってしまうんです。それで仕方なしに、みな改姓名するんです」

    ——皇民化政策は、台湾人の心の中にまで踏み込んでいきます。台湾全島に、日本の神社を次々に建て、人々に参拝を強制します。

    ★背景・開復廟

    ——そして、台湾人が拠り所にしてきた宗教への弾圧が始まります。道教寺院や廟の参拝を制限、建物の取り壊しも始めます。この廟を管理する鄭啓松さんは、少年時代の出来事を克明に覚えています。1938年、地域の寺院や廟に奉られていた神々の像が集められ、全て焼かれました。

    鄭啓松(80):
    「(字幕)神様を、掛け布団の中に隠した人もいれば、台所に隠した人もいました。それでも日本人は、神様を郡の役所に持ってくるよう命じました。従わない者は29日間も刑務所に入れられるのですよ」

    ——新たに作られた日本の神社には、破壊した台湾の寺院や、廟の木材も使われました。そして、建築には近隣の台湾人も借り出されました。皇民化政策によって、台湾の人々は、台湾人であるという意識を大きく変えられていきます。

    ★先の同窓会風景

    柯徳三(日本語で語る):
    「酒を呑むのも日本酒で、こういう人間に誰が育てた、日本だ。そして、しゃべるのも日本語、台湾語でこういう演説を出来ない」

    卒業生(日本語で語る):
    「自称知識人と言いながら、ね、中国文で今言ったような言葉書けないよ、書こうと思ったら日文ですよ。そっから見れば、果たして幸福かどうか」

    柯徳三(日本語で語る):
    「書けないよ、あんた書けますか、中国語で」

    卒業生(日本語で語る):
    「僕は書けないね」

    柯徳三(日本語で語る):
    「頭のコンピュータが既に日本化されてしまっているから、あの20何年間の教育というのは、実に恐ろしいね。こういうの、頭が全部ブレーンウオッシュされているからね。だから日本式にものを考えたり、日本式に日本語をしゃべったりする」

    ——近年、日本統治時代を記録したフィルムが発見されました。ここには、皇民化政策が行き着いた先が、映し出されていました。戦時下、台湾青年を集めた訓練所が、各地に作られていきます。そこでは、皇民化政策によって、日本人としての精神が叩き込まれました。台湾の青年達は、天皇の兵士として日本軍に加わり、国のために命を捧げることになります。担ったのは日本の政策「南方進出」でした。

    元台湾総督府官僚・田宮良策(98):
    「軍の考え方じゃ、やっぱり(台湾を)南進基地にしたいと、そうすっと、こりゃ、あの自国の敵国になるような人を向こうに回しちゃ拙いから、結局、そりゃ、自分の方の同胞にひっつけておいた方がいいと、日本人にした方が、将来、所謂南方の海洋国家にね、なっていくのには、あそこ(台湾)を根拠地にするのは、一つの、軍部としては、そう考えたんじゃないでしょうか」

    ——1941年12月、太平洋戦争が勃発。日本は、戦争の目的を、欧米列強からアジアの植民地を解放することである、としました。
    総督府前を行進する「台湾人日本兵」です。太平洋戦争期間中、およそ21万の台湾人が、日本軍に入隊します。そして、中国や南方戦線へと送られていきました。台北一中を卒業した柯徳三さんは、この頃、台北帝国大学の医学部に進学していました。1945年4月、柯さんは日本海軍に入隊します。訓練中、アメリカ軍の大空襲を受け、多くの台湾人兵士が命を落としました。さらに親族も犠牲になります。

    柯徳三(日本語で語る):
    「それだから、神子一人のためとか、喜んで天皇陛下のために死んでいってるや。死んだ、死んだ奴こそ災難だよ、ほんと。戦争で犠牲になってね、叔父は海軍の軍属で、マラリアに罹って海軍病院に入っとった。それで帰れるかと思ったら帰れない、死んでる。死んで、どういう病気、マラリアで死んだのか、殺されたのか、どうされたのか、分かりません、全然。未だに分かりません。もちろん骨もありません」

    ——1945年8月、敗戦。日本は50年に渡って統治した台湾を手放します。ジャパン、アジアの一等国の終焉でした。

    ★最初の公園の風景

    群衆の一人、日本語で歌う:
    「太平洋の空遠く、輝く南十字星……」

    ——戦場に赴いた、元台湾人日本兵です。太平洋戦争中、三万人を越す台湾人が、戦場で命を落としました。

    群衆の一人、日本語で歌う:
    「守りは我ら台湾軍、ああ厳として台湾軍。台湾軍の歌、台湾軍の歌」

    群衆の一人、日本語で語る:
    「あの、教育勅語ね、教育勅語。今ほとんど皆、分かりますよ。暗唱しちゃいましょうか」
    「朕惟フニ我カ皇祖皇宗國ヲ肇ムルコト宏遠ニ徳ヲ樹ツルコト深厚ナリ我カ臣民克ク忠ニ克ク孝ニ億兆心ヲ一ニシテ世世厥ノ美ヲ濟セルハ此レ我カ國體ノ精華ニシテ……」

    ——戦後、台湾を統治したのは蒋介石率いる中国国民党でした。日本兵として中国と戦った台湾人は、かつての敵の下で暮らすことになります。台湾人は、日本人の奴隷になったと非難され、国民党と衝突、多くの人々が処刑されていきました。

    ★再び公園の風景

    群衆の一人、日本語で語る:
    「孤児になって捨てられたみたいですよ。人を馬鹿にしているんだ、日本は。そういうとね、間違ってるか?本当のことだろう。間違ってるか?本当のことだろう。これ嘘じゃない、帰ったらね、日本の若い連中には分からないけど、年寄りの80歳以上の人に、まあ、あの宣伝して下さい。台湾の、台湾の当時の若い青年は、如何にして、日本の民と協力して、尽くしたか、心を察して貰いたい。ハハハ、分かりますか。そうでしょ、命を掛けて国のために尽くしたんだよ、命のため、それなのに……」

    ★同窓会の風景。台北一中、パイワン人の写真など

    フランス歴史学者・パスカル・ブランシャール:
    「私たちは、他者と共有できる歴史を探り当てなければなりません。他者の歴史を知ることは、自分自身を知ることでもあります。私たちは最早、正しく優れているのは自分で、間違って劣っているのは相手だ、と考えることは出来ません。世界に目を向け、何故世界の人々が、日本をこのように見るのか、理解しなければならないのです」

    ★渋谷界隈の夜景

    ——親日的とも言われる台湾に、今も残る日本統治の深い傷。それは今後、アジアの中で生きていく日本が、分かち合わなければならない現実です。過去と向き合う中から見えてくる未来。150年前に世界にデビューしたジャパンの歴史が、私たち、一人一人の明日を問い掛けています。

    %%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
    ★エンドロール
    NHKスペシャル シリーズJAPANデビュー
    第一回 アジアの"一等国"

    資料等協力(略)

    語り:濱中博久、礒野佑子
    声の出演:81プロデュース
    撮影:竹内秀一
    編集:渡辺政男
    ディレクター:濱崎憲一、島田雄介
    政策統括:田辺雅泰、河野伸洋

    『台湾の声』  http://www.emaga.com/info/3407.html
    『日本之声』 http://groups.yahoo.com/group/nihonnokoe (Big5漢文)

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    http://www.emaga.com/tool/automail.cgi?code=3407&mail=koe3407.emaga228@blogger.com&e=1

    2009年4月17日金曜日

    「台湾の声」【読者便り】明日(18) NHK に抗議デモ

    【読者便り】明日(18)NHKに抗議デモ

              読者より

    今、NHKの一大偏向報道を巡って、日本人、台湾人の双方から激しい怒りの声が
    巻き起こっていますが、

    4/18(土)、NHKの牙城渋谷で、朝日新聞、毎日新聞、創価学会、NHKへの抗議デモ
    が行われます!

    NHK徹底追求の第一弾として、ぜひこの国民デモに参加しましょう!
    在日台湾人の方たちも参加してくれれば、いっそう盛り上がります!

    詳しくはこちらのブログを参照のこと。
    http://seaside-office.at.webry.info/200904/article_10.html

    これら四者は共に悪辣な反日勢力ですが、特にNHKは公共放送という立場である
    にも関わらず、まさに台湾を使った反日プロパガンダの決定版とも言える悪辣な
    る洗脳放送を行いました!

    言うまでもなく、「NHKスペシャル JAPANの軌跡 アジアの一等国」のことです。

    永山英樹さんが非常に詳しく分析されていますので詳細はそちらに譲りますが、
    まさに巧妙悪辣なやり方で日本の台湾統治の真実を徹底的に歪め、「アジアに侵
    略した悪の帝国日本」という虚構の悪イメージを創り上げ、日本人と台湾人双方
    を傷つけ侮辱した上に、中共の画策する日台分断、台湾併合策動を全面的に支援
    する番組を制作、放映したNHKの姿勢は許すべからざるものです!

    私もNHKに抗議の電話をし、「公正を期すべきとした放送法違反なのは明白。国
    民から視聴料を取っている公共放送であるNHKがあのような偏向番組を放送し
    て、どういうつもりなのか?」という問いに対しても、NHKの視聴者担当者はい
    かにもわかったようなふりの受け答えをして、ご意見としてうかがっておきます
    という逃げをうつばかり。

    NHKの偏向ドキュメントの造り方というのは以前からなかなかに高度で巧妙です。
    朝日新聞のように露骨に反日ぶりを打ち出すというやり方ではありません。
    大枠としては史実に沿いながらも、随所で日本の負の面を強調し、全体のトーン
    (論調)として視聴者に「日本は悪い国だった」と印象付けさせる、視聴者から批
    判を受けた時には「私どもは事実に反する事は何も採り挙げてはおりません」と
    言い逃れできるようにしてあるのです。
    つまり、日本に悪印象を抱いたのは視聴者の勝手、といわんばかりのやり方なの
    です。

    そして、今回のものはまさにその集大成とも言うべきもの、と言えるでしょう。

    4/5(日)にこのメルマガで、このNHK反日ドキュメントを取り上げた「火付け役」
    として、今回のNHK問題が日本国民と在日台湾人の方たちが一つになっての、そ
    してさらには台湾本国の方たちとも一体になっての、NHKへの一大抗議運動へと
    広がることを願っております!

    考えようによっては、今回の出来事、「災いを転じて福と為す」で、これを機に
    日台の側が逆に連帯感を強め、中共と結びついた親中反日勢力に大反撃する良い
    きっかけとなるのでは、と思うのですが?

    また、返す刀でこのNHKの反日反台湾プロパガンダを話題の台湾映画「一八九
    五」を日本で広めるための、逆プロモーションに大々的に利用してしまう、とい
    うのもいい手なのではないでしょうか?


    『台湾の声』  http://www.emaga.com/info/3407.html


    『日本之声』 http://groups.yahoo.com/group/nihonnokoe (Big5漢文)


    <投稿はこちら> taiwannokoe@googlegroups.com

    空白の記事が配信されるという異常が多発しています。その場合、お手数ですがこちらをご覧いただけると幸いです:

    http://www.emaga.com/bn/bn.cgi?3407

    解除するには下記URLにアクセスして下さい。
    http://www.emaga.com/tool/automail.cgi?code=3407&mail=koe3407.emaga228@blogger.com&e=1

    「台湾の声」【動画】これが偏向NHKスペシャルの全内容

    転送転載歓迎

    これが偏向NHKスペシャルの全内容


    以下の動画(1〜4)は4月5日に放映された問題の偏向番組「NHKスペシャル|シリーズJAPANデビュー」(第1回アジアの"一等国")の全内容だ。

    ただしサブリミナル効果が指摘されるオープニングのタイトルバックは収録されていない。


    http://www.dailymotion.com/video/x8xz8g_yhkyyyyyy-yyyyjayanyyyyy-y-1y-yyyyy_news


    http://www.dailymotion.com/video/x8xzfh_yhkyyyyyy-yyyyjayanyyyyy-y-1y-yyyyy_news


    http://www.dailymotion.com/video/x8xzox_yhkyyyyyy-yyyyjayanyyyyy-y-1y-yyyyy_news


    http://www.dailymotion.com/video/x8xzsv_yhkyyyyyy-yyyyjayanyyyyy-y-1y-yyyyy_news


    *******************************************************************************

    台湾の取材協力者をも侮辱!
    サブリミナル効果で視聴者を洗脳!
    国民の受信料で作られた反日番組に抗議を!

    ■抗議先 福地茂雄会長宛てに、番組制作責任者・濱崎憲一ディレクターの罷免要求を!
    [NHK]視聴者コールセンター 電話:0570−066066
    [NHK] FAX:03−5453−4000 メール:http://www.nhk.or.jp/special/
    ・福地会長に宛てたファックスは有効だ。

    ■報告先
    [放送倫理・番組向上機構(BPO)] 電話:03−5212−7333 FAX:03−5212−7330
        メール:https://www.bpo.gr.jp/audience/send/form.html

    [総務省] 電話:03−5253−5776(放送政策課 直通)FAX:03-5253-5779
        メール:https://www.soumu.go.jp/common/opinions.html
    ・鳩山邦夫総務大臣宛に問題提起を。


    『台湾の声』  http://www.emaga.com/info/3407.html
    『日本之声』 http://groups.yahoo.com/group/nihonnokoe (Big5漢文)

    解除するには下記URLにアクセスして下さい。
    http://www.emaga.com/tool/automail.cgi?code=3407&mail=koe3407.emaga228@blogger.com&e=1

    2009年4月16日木曜日

    「台湾の声」【転載を!】チャンネル桜が検証—NHKスペシャルにサブリミナル効果!(付:解説動画)

    大いに転送転載を!そしてNHKへの抗議続行を!
    「NHKスペシャル/シリーズJAPANデビュー」の犯罪的手段が判明した。

    以下はブログ「台湾は日本の生命線!」より
    ブログでは関連写真も↓
    http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-721.html 

    *******************************************************************************

    チャンネル桜が検証—NHKスペシャルにサブリミナル効果!(付:解説動画)


    サブリミナルと言えば、かつてTBSが麻原彰晃の画像を一瞬時に映し出し、そのイメージを視聴者に植え付けようとして、大きな社会問題に発展したことが想起される。当時同局は郵政省から厳重注意を受け、謝罪している。

    かくしてサブリミナル効果は放送の禁手となったものの、今度はNHKがそれを狙った手法を採用しているらしい。四月五日に始まった「NHKスペシャル/シリーズJAPANデビュー」においてである。

    その第一回「アジアの"一等国"」は日本の台湾統治を批判するもの。親日的と言われる台湾の人々に歴史証言をさせ、反日的部分だけを取り上げて「反日台湾」のイメージを視聴者に刷り込もうとの意図が明らかだった。

    そこでこのような印象操作に危機感を抱いき、批判を続けているのが日本文化チャンネル桜だ。番組「桜プロジェクト」では「NHK「JAPAN デビュー」問題 総力特集」を連日放送しているが、四月十五日には水島総社長が出演し、映像の専門家としての検証の結果、サブリミナル効果を指摘したのだ。

    それによると・・・。

    「シリーズJAPANデビュー」のタイトルバックは約一分四十秒。その中の二十九秒から一分二十三秒まで、さまざまな歴史上の人物や出来事の写真が挿入される。

    まず「ドイツの鉄血宰相ビスマルク」が登場し、「軍装の明治天皇」「帝国憲法発布式(CG)」そして第一次世界大戦での「戦車」「砲爆発」「戦死した戦友を担ぐ兵士」、次は「自由の女神(CG)」「ドル札アップ」と「札が舞うウォール街(CG)」、さらにアウシュビッツらしき「収容所」と「囚人の顔」、次に「支那服姿の魯迅」、その横に「伊藤博文暗殺に関するビラ」(これは一瞬にして見えないが、漢文で「三発の銃弾」と書かれている)、「真珠湾攻撃を伝える米紙面アップ」「特攻機の炎上」「演説するヒトラー」「万歳をする日本軍兵士」、そしてその横に「死体の前で泣く支那女性」(南京虐殺の写真と言われるもの)、「抱き合って泣く白人女性の肩に手をやる白人男性」、そしてそこに「軍装姿で敬礼をされる昭和天皇」が映し出され、「悲しげな母親と赤ん坊の顔」「原爆ドーム」と続く。

    水島氏の分析によると、これで「昭和天皇のおかげで戦争が起き、その結果原爆が落ちた。昭和天皇はヒトラーと同じだ」との印象が国民に刷り込まれて行くと言う。

    写真は続く。「毛沢東」「ガンジー」が反植民地の良いイメージで登場、次いで肉眼では判別できない画面に、「チャーチル」「ビスマルク」「魯迅」「悲しげな母と赤ん坊」など多数の写真が舞い、その後突然、約三分の一秒(10フレ。見えない)だけ「ベトナム戦争での米陸軍ヘリと兵士たち」が挿入される。そして「ベルリンの壁崩壊」「九・一一テロ」と・・・。

    「反戦平和」を訴えようとしている訳だ。

    タイトルバックで挿入された問題写真の数々

    「戦争を知らない若い人たちは映像で印象を受ける。これでみな刷り込まれる」と語る水島氏。このような映像がシリーズ毎回で繰り返し流され、視聴者にはNHKの作り上げた反日、反米、反戦のイメージが植え込まれるのだろう。

    水島氏は「朝日新聞は明らかに反日とわかるが、NHKはそれとは違って陰険。こう言う操作をやっているのだ」と語る。

    そのことが明らかにされたNHKは、国民に対していったいどのような責任を取るのか。
    --------------------------------------------------------------------------------

    以下はチャンネル桜の番組動画

    1/2【映像分析】NHKスペシャル「JAPANデビュー」OPタイトルの工作[桜 H21/4/15]
    http://www.youtube.com/watch?v=I1YtklJ56-o

    2/2【映像分析】NHKスペシャル「JAPANデビュー」OPタイトルの工作[桜 H21/4/15]
    http://www.youtube.com/watch?v=uiF1HTokf70 
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    台湾の取材協力者をも侮辱!
    サブリミナル効果で視聴者を洗脳!
    国民の受信料で作られた反日番組に抗議を!

    ■抗議先 福地茂雄会長宛てに、番組制作責任者・濱崎憲一ディレクターの罷免要求を!
    [NHK]視聴者コールセンター 電話:0570−066066
    [NHK] FAX:03−5453−4000 メール:http://www.nhk.or.jp/special/
    ※福地会長に宛てたファックスは有効だ。

    ■報告先
    [放送倫理・番組向上機構(BPO)] 電話:03−5212−7333 FAX:03−5212−7330
        メール:https://www.bpo.gr.jp/audience/send/form.html

    [総務省] 電話:03−5253−5776(放送政策課 直通)FAX:03-5253-5779
        メール:https://www.soumu.go.jp/common/opinions.html
    ※鳩山邦夫総務大臣宛に問題提起を。


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    【過去の関連記事】

    「反日台湾」を強調したNHKスペシャルー「シリーズJAPANデビュー」
    http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-714.html
    信仰破壊の真相—NHKスペシャル「台湾弾圧」史観の問題点(その1)
    http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-715.html
    証言の「断片」のみ放映—台湾の被取材者が怒る反日番組「NHKスペシャル/シリーズ・JAPANデビュー」
    http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-716.html 
    日本名は強制と言えない—NHKスペシャル「台湾弾圧」史観の問題点(その2)
    http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-717.html
    国民の歴史認識を侮ったNHK−「シリーズJAPANデビュー」に予想外の抗議運動
    http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/ 
    反日番組と戦う在日台湾人勢力—「NHKスペシャル/シリーズJAPANデビュー」問題(付:チャンネル桜の報道動画)
    http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-719.html 
    歪曲された「日台戦争」史観に「誠」はないー—NHKスペシャル「台湾弾圧」史観の問題点(その3) [付:チャンネル桜の報道動画2]
    http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-720.html


    『台湾の声』  http://www.emaga.com/info/3407.html
    『日本之声』 http://groups.yahoo.com/group/nihonnokoe (Big5漢文)

    解除するには下記URLにアクセスして下さい。
    http://www.emaga.com/tool/automail.cgi?code=3407&mail=koe3407.emaga228@blogger.com&e=1

    「台湾の声」【NHK】国民の歴史認識を侮った「JAPANデビュー」に予想外の抗議運動

    台湾の取材協力者をも侮辱!
    国民の受信料で作られた反日洗脳番組に抗議を!
    「番組制作責任者を罷免せよ」と!

    抗議先 「ジャパン・プロジェクト」濱崎憲一ディレクター
    NHK 03—3465—1111(代表) NHK視聴者コールセンター  0570-066066
    NHKスペシャル「感想・問い合わせ」 http://www.nhk.or.jp/special/

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    以下はブログ「台湾は日本の生命線!」より。↓ブログでは関連写真も
    http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-718.html

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    国民の歴史認識を侮ったNHK
    「シリーズJAPANデビュー」に予想外の抗議運動


    ■自ら墓穴をー番組に自信喪失のNHK  

    「150年前世界にデビューした日本は、・・・いったんは世界の"一等国"になった日本がなぜ国際社会の中で孤立し、焼け野に立つことになったのかを、世界史的な視点から検証する」(NHKオンラインより)と言う「NHKスペシャル シリーズJAPANデビュー」。四月五日に放映された第一回は、早くもこのシリーズが案の定、日本国民から自信と気力を奪うような偏向した反日番組であることを、十分なまでに教えてくれた。

    第一回の「アジアの"一等国"」は明らかに日本の台湾統治を批判すべく、当時を知る台湾人の証言から日本への不満の部分だけを集めて放映するとの公正さに欠いた内容だった。

    ところがこれに対し、視聴者から猛反撥が起こった。

    これまでもNHKの反日批判は何度も見られたが、今回のそれは「量」「質」ともに従来にないほど強烈、深刻に感じられる。

    それほど、視聴者によってNHKの反日の意図と手口がすっかり見抜かれていると言うことでもあろう。また台湾の歴史に対する視聴者の認識がかつてないほど高まっていることもあるようだ。

    もしNHKが、「台湾史に関してなら、視聴者は詳しくないだろう」と高を括り、反日宣伝番組を好き勝手に制作したと言うのなら、自ら墓穴を掘たことになる。

    情報によると、番組関係者は予想以上の抗議を受けて困惑しているらしい。そのことは抗議電話を受ける視聴者コールセンター職員の辟易した、あるいはビクビクしたような態度からも十分窺える。私も番組ディレクターである濱崎憲一氏と電話で話したが、あえて話に深入りせず、文面でのやりとりを求めるとの慎重な姿勢だった。

    つまりNHKには番組内容に対する「自信がない」のだ。これは要するに国民を舐めていた証拠でもあろう。国民を見下す姿勢が、今日の思潮を見誤らせたと言うことか。いずれにせよNHKは「まいったな」と後悔している。

    ■産経の報道はニュースランキングで第一位

    そのような中、産経新聞もこの問題を取り上げた。小さい記事ながら、MSNのニュースランキングでは第一位にまでなったと言うから、世の中の関心はそれほど高いのだ。

    記事は以下のようなものだった。

    --------------------------------------------------------------------------------

    Nスペに「李登輝友の会」が抗議声明
    2009.4.10 20:38
    このニュースのトピックス:メディア倫理

    NHK総合テレビが5日に放送した「NHKスペシャル シリーズJAPANデビュー 第1回『アジアの"一等国"』」の内容が偏向していたとして、日本李登輝友の会(小田村四郎会長)は10日、福地茂雄NHK会長あてに抗議声明を出した。

    番組では、日清戦争後の日本による台湾統治について、一等国を目指して統治の成功を海外に誇示したものの、日台間の格差と同化という矛盾を抱え、やがて皇民化運動で日本文化を強制した−などとした。

    この放送に対し、声明は「日本が一方的に台湾人を弾圧したとするような史観で番組を制作することは、公共放送として許されるべきではない」とした。

    NHK広報局は「歴史を振り返り、未来へのヒントにしたいという番組の趣旨を説明し、理解していただきたいと考えています」としている。

    --------------------------------------------------------------------------------

    ■中国の望み通りの番組—「反日台湾」の印象付けと日台離間を企図か

    ちなみに日本李登輝友の会の抗議声明とは次のようなものだ。

    --------------------------------------------------------------------------------

    「NHKスペシャル シリーズ JAPANデビュー
    第一回 アジアの一等国!)」に対する抗議声明

    貴日本放送協会(以下、NHK)は、去る四月五日午後九時から「NHKスペシャル 
    シリーズ JAPANデビュー 第一回 アジアの!)一等国!)」という番組を放送した。

    私どもは台湾を「日本の生命線」と位置づけ、日本と台湾の交流のシンボルである李登輝元総統の名を冠し、平成十四年に台湾との文化交流を目的に設立した団体であり、台湾の日本統治時代にも深い関心を抱いてこれまで活動してきている。そこで今回の放送は多大の関心を持って観た。

    だが、期待はものの見事に打ち砕かれた。私どもが知る台湾の日本語世代の人々の常日頃の発言と大きくかけ離れており、反日的と思われる発言だけを取り上げた印象は拭えず、 日本の台湾統治時代を批判するため、台湾人の証言を都合よく操作し、「反日台湾」を印象付けるためだったのかとしか思えない内容であった。光と影の影のみを強調した印象は否めない。また、日台離間を企図しているのかとさえ思われる内容でもあった。

    番組を観た多くの方からも「実にひどい番組」「偏見に充ちた内容」という感想が寄せられている。台湾からも「大変不快だった」との声が寄せられ、若い世代の間では「僕のおじいちゃんは日本大好きなのに、あの番組は変だよ」「NHKはどうしてこんないい加減な番組を日本人に見せるのだろう」という疑問の声が噴出しているという。

    番組内容には批判すべき点が多々あるが、聞き慣れない「日台戦争」という呼称が出てくるし、後藤新平は出てきても、それは台湾人三千人を処刑した匪徒刑罰令の実行者として出てくる。また、台湾特産の樟脳産業を立て直すために基隆港を大型化し縦貫鉄道を敷いたと説明する。

    しかし、八田與一や後藤新平の事績を高く評価する李登輝氏の総統時代、一九九七年に台湾で刊行された中学校の歴史教科書の副読本『認識台湾』では、第七章に「日本植民統治時期の政治と経済」、第八章に「「日本植民統治時期の教育、学術と社会」を設け、例えば米やサトウキビの生産については「米の増産と糖業王国の確立」との見出しの下、生産量のグラフを掲載していかに生産量が上がったかを示していた。縦貫鉄道については「各地を結ぶ交通運輸を改善した」と記していた。

    確かに台湾統治では同化政策を進めた。差別もあった。この差別について、特に台湾の日本語世代は日本人の前ではあまり語りたがらない一面があることを私どももよく知っている。だが、日本統治を評価していることも事実なのである。それは、八田與一を高く評価していることに如実に現れている。故に、台湾をよく知る人々には、著しくバランスに欠けた内容と映じ、統治時代の歴史に真正面から向き合っていないという印象を強く残したのである。

    従って、日本が一方的に台湾人を弾圧したとするような史観で番組を制作することは、公共放送として許されるべきではない。

    ついては、ここに今回の放送内容に厳重抗議する。それとともに、この番組の脚本を作成する上で参考にした書籍など全資料の開示を要求する。

     平成二十一年四月九日

                         日本李登輝友の会
                             会 長 小田村四郎
                             副会長 石井公一郎
                                 岡崎 久彦
                                 加瀬 英明
                                 田久保忠衛
                                 中西 輝政

    日本放送協会
     会長 福地茂雄殿
    --------------------------------------------------------------------------------

    産経新聞にこの声明のことが報じられるや、日本李登輝友の会には入会申し込みが次々と来た。それもまた、問題への関心の高さを物語っている。同会はこの問題を継続して追及して行く方向だ。

    なぜなら番組には「『反日台湾』を印象付け」、「日台離間を企図している」としか思えない内容だからだ。まさに中国が望むような。

    ■日本の未来のためNHK批判運動—今回は拡大の好機

    他のマスコミもこの問題を取り上げて行くらしいが、これは歓迎するべきだ。

    NHKのコールセンターの話だと、同局にとって「シリーズJAPANデビュー」は重点番組で、他の番組以上に視聴者の反応が気になっていると言う。言い方を換えればこれを通じて「反日宣伝攻勢」に出ようと意気込んでいるのだ。

    それだからこそ今回NHKには、同局の野心を許さない良識ある国民の声を、さらにいっそうぶつける必要がある。

    番組は今後、第二回「天皇と憲法」(仮)、第三回「貿易で立つ国家」(仮)、第四回「軍事強国」(仮)・・・と続いて行くらしいが。そこで「第二回以降は歴史捏造の反日宣伝を許さない」「反日番組作りは受信料を支払う国民への背信行為である」との正義の圧力を掛け続けなければならない。

    もちろん第一回を制作し、被取材者である台湾人たちの証言を歪め、歴史を歪め、それを国民に押し付けた責任者の責任追及も行わなければならない。

    日本の未来のため、NHK批判運動は拡大、強化しなければならないのだ。そのために同局は今回、反日の本性を露骨に晒すと言う絶好の「ドジ」を踏んでくれた。

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    【過去の関連記事】
    「反日台湾」を強調したNHKスペシャルー「シリーズJAPANデビュー」
    http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-714.html
    信仰破壊の真相—NHKスペシャル「台湾弾圧」史観の問題点(その1)
    http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-715.html
    証言の「断片」のみ放映—台湾の被取材者が怒る反日番組「NHKスペシャル/シリーズ・JAPANデビュー」
    http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-716.html 
    日本名は強制と言えない—NHKスペシャル「台湾弾圧」史観の問題点(その2)
    http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-717.html


    『台湾の声』  http://www.emaga.com/info/3407.html
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    2009年4月15日水曜日

    「台湾の声」【必見動画】チャンネル桜—NHK「JAPANデビュー」問題特集番組(2)

    【必見動画】チャンネル桜—NHK「JAPANデビュー」問題特集番組(2)  

    (転送転載を)

    チャンネル桜のHPより

    【NHK「JAPAN デビュー」問題 総力特集!】
    日本の歴史を世界との関わりの中で振り返ることで、これからの日本を考えるヒントを探る「プロジェクトJAPAN」の一環として、4月5日に放送された「NHKスペシャル『シリーズ・JAPANデビュー』第1回『アジアの"一等国"』」。
    まるで中共政府の意向をそのまま汲んだかのような反日的な視点で日本と台湾の歴史を描き、親日国・台湾の人々が日本へ寄せる愛憎相半ばする切なる心情をも踏みにじったその制作意図について徹底的に追究し、「公共放送」としての責任を問う総力特集を展開していきます!

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    日本文化チャンネル桜がNHK「JAPANデビュー」批判キャンペーンを開始。その番組動画を紹介していきます。 ——台湾の声編集部

    1/4【永山英樹】NHK「JAPANデビュー」が削除したこと[桜 H21/4/14]

    http://www.youtube.com/watch?v=uiO93BoNT1A 

    2/4【永山英樹】NHK「JAPANデビュー」が削除したこと[桜 H21/4/14]

    http://www.youtube.com/watch?v=Cl1SxmgjKEM

    3/4【永山英樹】NHK「JAPANデビュー」が削除したこと[桜 H21/4/14]
    http://www.youtube.com/watch?v=89qejqeQyNs 

    4/4【永山英樹】NHK「JAPANデビュー」が削除したこと[桜 H21/4/14]
    http://www.youtube.com/watch?v=DsDqtWdOjws ←抗議呼びかけ付き

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    台湾の取材協力者をも侮辱!
    国民の受信料で作られた反日洗脳番組に抗議を!
    番組制作者の罷免要求を!

    抗議先 「ジャパン・プロジェクト」濱崎憲一ディレクター

    NHK 03—3465—1111(代表) 
    NHK視聴者コールセンター  0570-066066
    NHKスペシャル「感想・問い合わせ」 http://www.nhk.or.jp/special/

    報告先

    放送倫理・番組向上機構(通称BPO)ご意見送信フォーム
    https://www.bpo.gr.jp/audience/send/form.html
    総務省・ご意見ご提案の受付
    https://www.soumu.go.jp/common/opinions.html

    『台湾の声』  http://www.emaga.com/info/3407.html
    『日本之声』 http://groups.yahoo.com/group/nihonnokoe (Big5漢文)

    解除するには下記URLにアクセスして下さい。
    http://www.emaga.com/tool/automail.cgi?code=3407&mail=koe3407.emaga228@blogger.com&e=1

    「台湾の声」【偏向NHK】「中国語の禁止」?−扇情的な事実歪曲

    台湾の取材協力者をも侮辱!
    国民の受信料で作られた反日洗脳番組に抗議を!
    「番組制作責任者を罷免せよ」と!

    抗議先 「ジャパン・プロジェクト」濱崎憲一ディレクター
    NHK 03—3465—1111(代表) NHK視聴者コールセンター  0570-066066
    NHKスペシャル「感想・問い合わせ」 http://www.nhk.or.jp/special/

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    案内ー16日発売の週刊新潮・週刊文春でこの問題が報道される。

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    ■以下の文章は重要な内容につき、転送転載歓迎!


    「中国語の禁止」?−NHKスペシャルの扇情的な事実歪曲

                          東京都 多田恵

    四月五日の「NHKスペシャル|シリーズJAPANデビュー」(第1回「アジアの"一等国"」)では、浅薄な知識による結論先にありきの作りになっており、植民地統治が台湾を利用したと日本人に反省を求める製作者側こそ、台湾人の発言の上っ面を利用していて、それこそ台湾人を蹂躙していると言わざるを得ません。

    私は、語学が専門ですから、特に次の点に疑問を持ちました。

    「皇民化」の説明で、「学校や新聞などで中国語を禁止し、日本語の使用を強要します」というナレーションが入ります。

    台湾の人が学校で中国語を話すようになったのは、戦後のことです。日本統治時代に、どうやって中国語を禁止したのでしょうか。

    インタビューに出た台湾の人達は、日本語のほかは、台湾語で話している人がほとんどで、みな、その言語を「台湾語」と言っています。

    つまり製作者は、台湾語を中国語と歪曲して伝えることで、台湾はもともと中国だったんだという誤った印象を増幅させているのです。

    同じその言葉が、戦後、まさに、罰金や体罰を以って政策的に禁止されていることを知れば、そのような表現はありえません。「戦後、国民党政府は学校で中国語推進のために中国語を禁止した」と言わざるを得なくなるのです。

    また、田宮良策氏のインタビューの字幕でも、「台湾人同士で話すときには平気で(中国語を)話す」と、勝手に「中国語」と補っていますが、これも、台湾人が元から中国語を話すかのような印象操作です。

    台湾人は、少なくとも広義の台湾語、つまりいわゆる台湾語および客家語、原住民諸語を話していたのであって、決して中国語で話してはいませんでした。

    では、NHKが使った中国語という言葉を台湾語に置き換えれば、正しい伝え方になるでしょうか。

    そうでもありません。「禁止した」といえば、ああ、台湾人に対する抑圧だ、という印象を与えるでしょう。しかし、それが、どのようなものであったのか、NHKは調べてから番組にすべきではなかったでしょうか。

    たとえば、どのような通達にもとづいて、どういった範囲で行われ、どのような罰則があったというのでしょう。

    日本の台湾統治を断罪するという目的を持った人達は確かにそういった言葉遣いをしますが、正確ではないのです。言葉によって印象を操作しています。

    台湾史で「漢文欄の廃止」として知られていることを、「中国語の禁止」と、歪曲するのです。番組を事実から離れて扇情的に作ることは、全体主義国家がやっていることです。このようなNHKが近代日本を批判するのは偽善といわずして何なのでしょう。戦争中は戦争を鼓吹しておいて、戦後は批判に回り、自己批判がないとされている某新聞社と同じです。

    他にも、日本を断罪するという目的を持った人達は、戦争や占領という言葉を、本来の意味とは違うことを指して使っています。

    たとえば、この番組で「日台戦争」という表現を紹介しています。そのようなことを言いはじめたら、きりがない。228事件は台中戦争になり、朝鮮での抗日運動は日朝戦争になるんでしょうかね。

    元台湾籍日本兵の言葉が「みなしごになって捨てられたみたいです…(台湾の青年は)命がけで(日本)国のために尽くしたんだよ。それなのに」でカットされています。さまざまな想像を可能にする編集手法です。

    「みなしごになって捨てられたみたいです」という言葉がカットされていなかったのがせめてもの救いです。

    台湾人が、日本に求めているのは「反省・謝罪・賠償」ではないのです。


    『台湾の声』  http://www.emaga.com/info/3407.html
    『日本之声』 http://groups.yahoo.com/group/nihonnokoe (Big5漢文)

    解除するには下記URLにアクセスして下さい。
    http://www.emaga.com/tool/automail.cgi?code=3407&mail=koe3407.emaga228@blogger.com&e=1

    2009年4月14日火曜日

    「台湾の声」【必見動画】チャンネル桜—NHK「JAPANデビュー」問題特集番組(1)

    【必見動画】チャンネル桜—NHK「JAPANデビュー」問題特集番組(1)  

    (転送転載を)

    チャンネル桜のHPより

    【NHK「JAPAN デビュー」問題 総力特集!】
    日本の歴史を世界との関わりの中で振り返ることで、これからの日本を考えるヒントを探る「プロジェクトJAPAN」の一環として、4月5日に放送された「NHKスペシャル『シリーズ・JAPANデビュー』第1回『アジアの"一等国"』」。
    まるで中共政府の意向をそのまま汲んだかのような反日的な視点で日本と台湾の歴史を描き、親日国・台湾の人々が日本へ寄せる愛憎相半ばする切なる心情をも踏みにじったその制作意図について徹底的に追究し、「公共放送」としての責任を問う総力特集を展開していきます!

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    日本文化チャンネル桜がNHK「JAPANデビュー」批判キャンペーンを開始。その番組動画を紹介していきます。 ——台湾の声編集部

    【直言極言】中共の宣伝工作機関と化したNHK[桜 H21/4/11] 水島総
    http://www.youtube.com/watch?v=dprjEZXb7PU 

    1/2【柚原正敬】NHK「JAPANデビュー」問題 抗議声明提出[桜 H21/4/13]
    http://www.youtube.com/watch?v=6NFAqXPqdH8

    2/2【柚原正敬】NHK「JAPANデビュー」問題 抗議声明提出[桜 H21/4/13]
    http://www.youtube.com/watch?v=ZLYiZI1ycaI


    ————————————————————————————————————

    台湾の取材協力者をも侮辱!
    国民の受信料で作られた反日洗脳番組に抗議を!
    番組制作者の罷免要求を!

    抗議先 「ジャパン・プロジェクト」濱崎憲一ディレクター

    NHK 03—3465—1111(代表) 
    NHK視聴者コールセンター  0570-066066
    NHKスペシャル「感想・問い合わせ」 http://www.nhk.or.jp/special/

    報告先

    放送倫理・番組向上機構(通称BPO)ご意見送信フォーム
    https://www.bpo.gr.jp/audience/send/form.html
    総務省・ご意見ご提案の受付
    https://www.soumu.go.jp/common/opinions.html

    『台湾の声』  http://www.emaga.com/info/3407.html
    『日本之声』 http://groups.yahoo.com/group/nihonnokoe (Big5漢文)

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    「台湾の声」【NHK】日本名は強制と言えない—NHKスペシャル「台湾弾圧」史観の問題点(その2)

    日本名は強制と言えない—NHKスペシャル「台湾弾圧」史観の問題点(その2)


    ブログ「台湾は日本の生命線!」より ↓ブログでは関連写真も
    http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-717.html

    ■NHKの意図も知らずに証言させられた台湾人たち

    「未来を見通す鍵は歴史の中にある」として、台湾統治と言う日本の「異民族統治」の不条理を繰り返し強調したのが四月五日に放映の「NHKスペシャル」の「シリーズ・JAPANデビュー」(第一回「アジアの"一等国"」)。

    番組が強調する眼目の一つが「日本は『格差と同化』という矛盾した台湾統治を続け、1930年代後半からは『皇民化運動』で日本文化を強制」(NHKオンラインの番組予告より)した「史実」だが、その史実を強調するためにインタビューを受けたのが、当時を知る台湾の老世代たちだ。

    旧制の台北一中の同窓会に集まった台湾人卒業生やその家族などもそれだった。聞くところによると、被取材者たちは、日本統治の暗部を抉り、強調する番組であることを知らされることなく、聞かれるままに当時のことを話したそうだ。複数の人が当時のプラス面もマイナス面も話したらしい。

    ところが番組は、「親日とも言われる台湾に残る日本統治の深い傷跡」(アナウンス)を強調するとの意図に適ったマイナス面の証言のみを取り上げ、それを誇張した。

    ■日本人に台湾が誤解されるのを恐れる被取材者

    番組は被取材者たちに皇民化政策当時の日本への不満を語らせた。彼らの位置付けは、明らかに「被害者」としてだった。これにより視聴者の間では、それまで抱いてきた台湾=親日のイメージが大きく損なわれたとも聞く。

    こうした公正さを欠いた番組の手法に気付いたある被取材者は「NHKに裏切られた」と述べた。「台湾へ来たことがない日本人が、これを見たらどうなるか」とも。

    台湾が韓国のような反日国家と誤解されることを恐れたわけだが、NHKはあえて誤解させるような番組みを制作したのだ。台湾人たちの本当の思いを蹂躙することも厭わずに。

    ■朝鮮の「創氏改名」と同じものが台湾で・・・

    番組はこうアナウンスした。「皇民化政策は人の名前の変更にまで及んだ」「同じ時期、朝鮮半島では新たに氏を創る創氏改名が行われ、台湾では改姓名が始まった」と。これにより視聴者には、あの悪名高い創氏改名と同じような強制が、台湾でも行われ、人々を苦しめたのか」と考えた人が少なくなかっただろう。

    朝鮮で法の改正に創氏改名が始まったのは皇紀二六〇〇年の紀元節に当たった一九四〇年二月十一日。その日台湾でも同じように改姓名が実施されたのは事実だ(原住民=高砂族の改姓名はそれより早い)。

    もっとも創氏改名に関しては、韓国人一般だけでなく、日本人の間でも「日本名の強制だった」と認識されているが、実際にはその政策は少なくても、強制を予定したものではなかった。なぜなら強制ではなく、届出によって行われたからだ。

    当時は朝鮮人人口の八割以上が、わずか半年との短い届出期間中に届出を行ったことからも、強制されたものとの印象が持たれているが、千、万単位の一族が一斉に届け出たケースがほとんどだったことを見れば、これは必ずしも不自然のことではない。

    「姓」は持っても、日本のように家の単位である「氏」を持たない朝鮮で、「姓」とは別に「氏」の設定が義務付けられたのは確かだ(もっとも「姓」は戸籍から抹殺されず、その「氏」と並存)。創氏を届けなかった者は、従来の「姓」がそのまま「氏」となったが、改名は義務付けられなかった。

    日本名は朝鮮人の側から求められたものでもあった。満洲に移民した朝鮮人は漢人からの迫害を逃れるため、創氏改名を要求、朝鮮総督府を困惑させていた。日本国民である以上、内地人との格差を嫌い、新時代に適用しようとした人々も法律上「氏」の設定を望んだ。戦後の日本人が聞けば耳を疑うような話だが、当時はそう言う時代だったのだ。総督府による創氏改名には、そうした要望に応えるとの動機もあった。

    いずれにせよ朝鮮の創氏改名は、強引な日本名の押し付けなどでなかったことは明らかなのだ。南次郎総督は官吏に対し、絶対に強制しないように三度にわたって訓示した事実もある。

    その一方で、下層の管理が創氏改名を競い合い、そこで「強制」性が見られたことはしばしば指摘されるところだが、もしそのレベルでの強制ならば、今日の韓国人の主張とは大きく異なってくる。

    では台湾での改姓名はどのようなものだったのか。

    ■台湾の「改姓名」は条件付の許可制だった

    改姓名が実施された四〇年二月十一日、その理由について台湾総督府の森岡二郎総務長官は「本島人も日本臣民として実質、形式共に内地人と毫も異なる所のないものにしなければならない。之が本島統治の方針と合致するものである。之れ経済的搾取を目的とする欧米諸国の植民地政策と根本的に異なり、同化政策を採る所以である」と述べている。

    また「第二の理由として、本島人中姓名変更を欲する人々の希望を達成せしむる為である」とも強調、「姓名を内地人式に強いるものでは勿論ない。之は許可制度としたことで明瞭である」と付け加えた。

    もちろんそこには他の理由もあったようだ。支那事変中である当時、急進的な同化政策である皇民化運動の目的には、敵に通じかねない台湾人の漢民族意識を抑止し、日本国民としての自覚を強化させることがあったが、人々の漢民族式の名前は、中国への心理的な繋がりを残すものと見られていたのだ。

    しかしだからとして改姓名に期待しながらも、それを強制的に行わせたわけではない。森岡長官が述べるように、それは「許可制」だったのだ。

    ■日本は台湾人改名の弊害を恐れていた

    「許可制」が採用されたのは台湾人の反撥を恐れたからではなく、改姓名がもたらす弊害を懸念したからである。

    一言で言えば歴史文化の違いから、台湾人は日本人への同化の上で、朝鮮人より遅れていた。たとえば同化の基準の大きな一つは日本語の常用率だが、その点で台湾人は朝鮮人より低かった。やはり重要な基準となる「国民」としての意識においてもそうだった。

    そこで改姓名を許可する条件として掲げられたのが「国語常用の家庭であること」「皇国民としての資源涵養に努むる念厚く、且つ公共的精神に富める者たること」などである。台湾出身の歴史学者、黄文雄氏は「一族三代から犯罪者を出していないこと」も条件だったと証言している。

    そもそも台湾人との文化の異なりが、国民の同一性を求める日本人をして台湾人を疑わせ、警戒させ、それが差別待遇の淵源の一つともなっていたほどだ。そのような状況の中で台湾人に、朝鮮におけるように届出だけで日本名を許可するような措置は採れなかったのである。

    司馬遼太郎の『台湾紀行』で「老台北」ニックネームで登場したことでも知られる蔡焜燦氏(一九二七年生まれ)は改姓名をしていない。そこでご本人に当時の状況を聞いてみたところ、「許可制だった。強制は一切なかった」として、次のような話をしてくれた。

    「私は昭和二十年一月、岐阜陸軍航空整備学校奈良教育隊に入隊した。台湾人は三万人が志願したが、入隊したのは四十名だった。その内改姓名していたのはわずか四、五人。それに対して朝鮮人はみんな日本名だった。私は上官から、あくまでも『さいこんさん』と呼ばれ、可愛がられた。日本名でなくても、私は銀時計組だった」

    本当に強制はなかったのか。許可制ではあったが、「なかば強制するものであった」(戴国輝『台湾と台湾人』)、「地域によっては厳しく強制するところもあった」(富沢繁『台湾終戦秘史』)と言った指摘も少なくない。申請を行わない「国語家庭」に対し、警察官(住民の生活指導を担当)が強く指示し、あるいは教員が奨励したことを指しているようだ。

    その一方で多くの台湾人が改姓名を望んでいたとする政府側の記録も少なくない。それは食糧の配給が内地人並みに優遇されるなどの理由もあったからも知れないが、それよりも台湾人も朝鮮人と同様、内地人との格差撤廃を熱望していたことに注目したい。

    日本統治下で日本国民として生まれ育ち、それでありながら内地人との間に格差を設けられるなか、志願兵制度の施行で志願に殺到し、正真正銘の国民と認められようとした当時の人々の感情に照らせば、そのような願望から改姓名を希望したとしても不思議ではない。

    ■「良し悪し」では語ってならない歴史がある

    改姓名が許されて三年後の四三年の段階で、許可された者の数は約十万人。六百十万人の台湾人人口の一・六%にしか達していない。朝鮮の人口の約八割が創氏改名を行ったことに比較すれば、わずかな数値である。差別撤廃が進んだ終戦直前には一〇〜二〇%に増加したとの見方もあるが、それでもはるかに低い。

    しかし戦後日本人が多く抱く歴史観から言えば、「数値の問題ではない」となるのだろう。

    「名前を日本式に変えさせるなど人権無視だ」「台湾人への何らかの強制はあった」「許可制とは言え、台湾人を改姓名へと向かわせた社会、教育が悪い」「台湾人は日本支配下でやむなく改姓名をしたはずだ」と。

    つまり「日本は異民族を統治したのが悪かった」と。

    しかし私は台湾統治も改姓名も「悪かった」とは思わない。だからと言って「良かった」と言う気もない。

    列強時代の日本はアジアにおける自らの独立を守るべく、中国南部、南洋への経済進出(南進)の足がかりとして、あるいは他国にこの軍事的要衝の島を奪われるのを恐れて台湾に着目し、日清戦争の結果として清国から台湾の割譲を受け、そこを領土の一部とした。そしてこの島の経営を安定させるため、住民を内地国民とは文化、文明の面で格差のない人々に変え(同化させ)、国民国家の一構成員にしようとした。そしてその過程において、改姓名を必要と認め、それを実施に移した。

    しかし社会の変革には摩擦が付き物である。このような改姓名が台湾人に不快感を与えたり、誇りを傷つけたことも十分に考えられる。そしてそのような台湾人の感情を考えるなら、気の毒とも思うし、日本人側の不条理を考えざるを得なくなる。

    私にはあの時代の歴史を考えるとき、日本統治下の台湾人の「悲哀」感情を探り、尊重する習慣がある。台湾の老世代から話を聞いている内にそうなった。そしてその結果、日本人として「台湾」を重んじる言論活動を行うに至ったとも言える。

    だがそれでも敢えて言うが、そのような「悲哀」があったことを以って、上に記した日本の台湾統治と言う歴史的営み(歴史の大きな流れ)を「悪いものだった」と断罪するのは、あまりにも乱暴な評価の仕方だと思う。

    これでは独裁国家の政治的意図に基づく歴史観と変わらず、歴史に対する視野を狭め、あるいは歴史を見誤ることになりかねない。

    ■探し出した「反日証言」はそれだけか

    ところがあの番組は、その「乱暴さ」が明らかに際立っていた。

    「台湾では改姓名が始まった」とのアナウンスの後、改姓名を経験した人々が当時の「不満」を語りだす。

    まず男性がこう言う。

    ———私は林(りん)。お父さんは林(はやし)と言う名前で改姓名したかった。それ、許可しない。台湾の「林」には必ず、中林、大林、小林と、もう一字付け加えないといけない。

    次いで女性が語る。

    ———私は黄で廣内。この字(黄)を残すように。そう言うのが多い。

    そこへすかさず番組の取材スタッフが質問する。「それはどう言う思いからですか」と。女性は当然のようにこう答える。

    ———昔の自分の姓を残したい。

    このように番組は、台湾人への文化弾圧を強調するため、「皇民化政策は人の名前の変更にまで及んだ」とまで言いながら、韓国人のように「強制だった」との証言は台湾人からは得られなかったらしい。ここでは主に、改姓名自体への不満と言うより、改姓名の手続きへの不満を語らせるしかなかった。

    もっとも女性はこうも回想している。

    ———改姓名は結局、公務員の方は職場で、改姓名すると昇進の条件になってしまう。

    ———それでみな仕方なしに改姓名をする。

    公務員は改姓名に応じなければならなかったようだ。さぞ不本意なことだったに違いない。

    しかしもし私がここで番組に対し、「それ以外に証言はなかったのか」と聞いたら不謹慎だろうか。

    上記のように番組は「1930年代後半からは『皇民化運動』で日本文化を強制」との文脈の中で、「皇民化政策は人の人の名前の変更にまで及んだ」と強調しているのだ。私などは甚だ物足りなさを憶える。

    だが、多くの人は最初からこれら証言を「改姓名強制の証言」として受け止めたはずだ。

    ■独裁国家のごとく歴史を捏造するNHK

    だから歴史の描き方が「乱暴」だと思う。それなりの証拠も示せないまま、台湾統治史を知らない多数の視聴者に改姓名強制との印象と与えてしまうのも「乱暴さ」の「乱暴さ」たる所以である。人の意識を操作する「巧妙さ」に支えられた「乱暴さ」である。

    私は番組が改姓名の歴史を捏造したとは思わない。「強制があった」とも一言も言っていないからだ。しかし視聴者に誤った歴史イメージを伝えたなら、それは歴史捏造に等しくなる。

    もしそれが故意によるものなら、これは公共テレビ局としては断じて許されないことである。なぜなら日本は独裁国家ではなく、民主主義国家だからだ。

    こうした話を番組のディレクターに直接電話で伝えたが、何の回答もなかった。「意見は書面で、回答も書面で」と言う。

    私は「回答をもらっても、それで問題は解決しない。誤った歴史を何万人もの視聴者に押し付けた責任は追及されなければならない」と伝えたのだった。

    【主な参考文献】
    伊原吉之助「台湾の皇民化運動」(中村孝志編『日本の南方関与と台湾』所収、天理教同友社、昭和63年)
    黄文雄『台湾・朝鮮・満州—日本の植民地の真実』(扶桑社、平成15年)
    名越二荒之助編著『日韓2000年の真実』(国際企画、平成9年)

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    【過去の関連記事】
    「反日台湾」を強調したNHKスペシャルー「シリーズJAPANデビュー」
    http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-714.html
    信仰破壊の真相—NHKスペシャル「台湾弾圧」史観の問題点(その1)
    http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-715.html
    証言の「断片」のみ放映—台湾の被取材者が怒る反日番組「NHKスペシャル/シリーズ・JAPANデビュー」
    http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-716.html 

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    2009年4月13日月曜日

    「台湾の声」【NHK】本日よりチャンネル桜が「 JAPAN デビュー」問題を総力特集

    本13日〜 チャンネル桜がNHK「JAPAN デビュー」問題 総力特集

    ★☆ NHK「JAPAN デビュー」問題 総力特集! ☆★

     日本の歴史を世界との関わりの中で振り返ることで、これからの日本を考える
     ヒントを探るべく、複数の関連番組によって展開されていくという、NHKの「プロ
     ジェクトJAPAN」。 その一環として4月5日に放送された「NHKスペシャル『シリー
     ズ・JAPANデビュー』第1回『アジアの"一等国"』」は、台湾における日本統治時
     代の概要と、その時期を日本人として生きた台湾人達へのインタビューで構成
     されていましたが、その内容には著しい偏向が見られ、台湾をよく知る日本人
     ばかりか、当の台湾人達からも、あまりにも反日的で不本意な番組であるとの
     怒りの声が上がっています。

     まるで、中共政府の意向をそのまま汲んだかのような視点で歴史を描き、親日
     国・台湾の人々が日本へ寄せる愛憎相半ばする切なる心情をもただ踏みにじり、
     「憎」のみを強調し、日台間の真の相互理解の妨げにもなりかねない当該番組
     とその制作意図について徹底的に追究し、「公共放送」としての責任を問う総力
     特集を展開していきます!

    ◆ 4月 13日(月) キャスター:大高未貴・前田有一 / コメンテーター:井尻千男
       【NHK「JAPANデビュー」問題抗議声明提出】
       NHKの番組「JAPANデビュー」シリーズ第1回「アジアの"一等国"」の内容が
       あまりにも実態とかけ離れ、反日的な視点で描かれているとして、4月10日、
       日本李登輝友の会が NHK会長宛てに抗議声明を出した件につき、同会事
       務局長の柚原正敬氏にお伺いします。
       また、服役中に目にした刑務所の実態から福祉が抱える問題を訴えておら
       れる元衆議院議員の山本譲司氏に、御著書『累犯障害者』をご紹介いただ
       きながらお話を伺うほか、「天皇皇后両陛下御大婚50年をお祝いする集い」
       (4月10日)の模様もお送りします。

     ◆ 4月 14日(火) キャスター:三輪和雄・児玉麻衣比
       【NHK「JAPANデビュー」が削除したこと】
       台湾研究フォーラム会長の永山英樹氏をお迎えし、NHKの番組「アジアの
       "一等国"」に登場していた旧制台北第一中学校卒業生の一人・柯徳三氏か
       ら直接、国際電話でお聞きになったという、NHKから取材を受けた時の様子
       や、本当に伝えたかったのに番組では削除されてしまった心情などについて、
       お話を伺います。

     ◆ 4月 15日(水) キャスター:高森明勅・芳賀優子
       ※ 引き続き、NHK「JAPANデビュー」問題についてお送りします。
         番組の詳細は判明次第、下記ページにてお知らせいたします。
         http://www.ch-sakura.jp/topix/488.html


    ◆◇◆ 「日本よ、今...闘論!倒論!討論!2009」 ◆◇◆

     [ 毎週 木曜日 公開予定 ]
     歴史、政局、安全保障、教育、外交などなど日本が直面している課題や時局のテ
     ーマについて、深く、鋭く斬り込んでいく充実度NO.1の討論番組。
     チャンネル桜ならではの一流論客陣が勢揃いし、他では聞けない、まさにホンモノ
     の議論を展開していきます!

     ◇ 4月 16日(木) 配信予定
       NHK の番組「JAPANデビュー」問題について、徹底的に議論を交わします!

       パネリスト
         小田村四郎 (前拓殖大学総長・日本李登輝友の会会長)
         永山英樹 (台湾研究フォーラム会長・日本李登輝友の会理事)
         西村眞悟 (衆議院議員)
         松浦芳子 (東京都杉並区議会議員)
         柚原正敬 (日本李登輝友の会事務局長・台湾研究フォーラム顧問)
         林 建良 (「台湾の声」編集長・日本李登輝友の会理事)
         ほか

       司会進行
         水島 総 (日本文化チャンネル桜 代表)


     ↓「日本よ、今...闘論!倒論!討論!2009」 番組詳細ページはこちら
      http://www.ch-sakura.jp/programs/program-info.html?id=1541


    『台湾の声』  http://www.emaga.com/info/3407.html
    『日本之声』 http://groups.yahoo.com/group/nihonnokoe (Big5漢文)

    解除するには下記URLにアクセスして下さい。
    http://www.emaga.com/tool/automail.cgi?code=3407&mail=koe3407.emaga228@blogger.com&e=1

    「台湾の声」:読者のNHKへの怒りのメッセージ(5)

    4月5日放映の「NHKスペシャル シリーズ・JAPANデビュー」の第一回「アジアの"一等国"」は日本の台湾統治時代を批判するため、台湾人の証言を都合よく操作し、「反日台湾」を印象付けました。目的は台湾と日本の分断か。台湾人はNHKのように中国の反日陰謀に歩調を合わせるような真似をしません!

    抗議の輪が拡大中!協力を

    【抗議先】

    NHK 03—3465—1111(代表) 「ジャパン・プロジェクト」濱崎憲一氏

    NHK視聴者コールセンター  0570-066066

    NHKスペシャル「感想・問い合わせ」 http://www.nhk.or.jp/special/
    ・・・・・・・・

    放送倫理・番組向上機構(通称BPO)ご意見送信フォーム
    https://www.bpo.gr.jp/audience/send/form.html
    総務省・ご意見ご提案の受付
    https://www.soumu.go.jp/common/opinions.html

    以下は読者の怒りのメッセージです。

    *********************************************

    読者のNHKへの怒りのメッセージ(5)


    番組を観ながら、悲しさと怒りとで吐きそうになりました。
    柯さんは、美しい日本語を残す会(友愛会)の創立初期からの中心的メンバーの一人、

    そういうことには、NHKは触れないのですねぇ。

    河添恵子


    *********************************************

    今回のNHKの「シリーズ・JAPANデビュー」を見て、底知れぬ悪意を感じました。台湾については、かねてから関心があり、李登輝総統の講演録や本を何冊か読み、彼の地を訪れたこともあります。もっと知るために貴メルマガを購読することにしました。

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    購読します!日本のマスコミは信用出来ない。

    「台湾は日本の生命線!」というブログから色々とネット内を散策し、こちらのメルマガの存在を知りました。
    日本のマスコミ(テレビ・新聞)はNHKを含め全てが、日本を貶め中国に媚びるものばかりです。そこでは「親日国家」として知られる台湾からの情報も都合よく編集しているとしか思えませんでした。
    生の、台湾人の方々の考えをマスコミを通さずに聞きたいと思っていました。
    メルマガ、楽しみに待っています。

    *********************************************

    NHKスペシャル「感想・問い合わせ」へ次の内容でメールしました。

    『NHHK(日本偏向放送教会)はシナ中凶と民主党へ肩入れし、偏向している。チベットや東トルキスタンでやられている「民族みんな殺し」について報道しろ!民主党政権は、日本人ホロコーストへの一里塚である。
    台湾人元日本兵が靖国に来ていった言葉「日本人は、なぜ東條神社を造らないのだ。東條英機はアジアを開放した英雄だぞ。日本人が造らないのなら我々台湾人が造るぞ!」』

    藤沢市:天野

    *********************************************


    【参考】転送転載歓迎


    「反日台湾」を強調したNHKスペシャルー「シリーズJAPANデビュー」


    ブログ「台湾は日本の生命線!」より
    ブログでは関連写真もあり。
    http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-714.html


    1、漢民族弾圧を強調—日本の台湾統治史で反日宣伝 

    ■保守派も太刀打ちできないNHKの反日番組 

    今年は横浜開港から百五十年に当たることから、NHKは「これからの日本を探る」として関連番組を放送する「プロジェクトJAPAN」なる三年シリーズを開始。四月四日には「プロローグ」として「戦争と平和の150年」と題した番組を放送したが、これを見て「憲法九条の宣伝に過ぎない」と酷評したのは在日台湾人でメールマガジン「台湾の声」編集長の林建良氏。

    医師でもある同氏は「かつての日本の防衛戦争を否定する内容。血液に白血球はいらないと言っているようなもの」と笑った。そして「国民の受信料で反日宣伝を行うのだから、左翼より悪質。これでは保守派も太刀打ちできない」とも。

    そして翌五日、「NHKスペシャル」の「シリーズ・JAPANデビュー」の第一回を放映。百五十年前に世界にデビューした日本が第一次大戦の戦勝国となって一等国入りしながら、なぜ敗戦への坂を転げ落ちて言ったかを探るのがこのシリーズなのだそうだが、それがとんでもない反日内容となることを十分なまでに予感させるものだった。

    ■台湾を「アジア支配の原点」と強調する意図

    ■「漢民族弾圧」で語る台湾統治史

    日本は初めての殖民地である台湾の統治成果を世界に示そうと力を注ぎ、「漢民族の伝統と誇り」を持つ台湾人の武力抵抗を弾圧し、第一次大戦後は同化政策を進めて民族自決主義の影響による台湾人の自治要求運動を弾圧し、支那事変以降は漢民族である台湾人の日本人化を強行するため皇民化運動を行い、台湾の南進基地化の下で約二十一万人もの台湾人を軍に入隊させ、中国、南方戦線へ送ったが、敗戦を迎えたと言うのが番組のあらすじだ。

    この「あらすじ」自体には歴史歪曲があるとは言えない。「漢民族弾圧」と言う一つの歴史の側面を語る上で、このようなものを組み立てるのも可能ではあるが、その組み立ての動機については、番組の最後のくだりに登場するフランスの歴史学者、パスカル・ブランシャール氏の次の言葉でおおよそを知ることができる。

    ———私たちは他社との歴史共有の道を探し当てなくてはならない。

    ———私たちはもはや、正しく優れているのは自分で、間違い、劣っているのは相手と考えることはできない。

    ———世界に目を向け、なぜ世界の人々は日本をこう見るのかを理解しなければならない。

    台湾統治当時の日本人にすら想像も及ばないフランスの殖民地における人種差別政策の苛烈さはともかく、NHKはこれらのセリフに正当性を与えるため、当時を知る台湾の老世代に、次から次へと日本統治への恨みを、日本語で語らせて行くのだ。


    2、台湾人の証言を操作し反日宣伝—ご都合主義の番組制作

    ■当時の不満を吐き出させて歴史の傍証に

    例えば、

    ———学校、職場で偏見、差別に苦しめられた。

    ———(日本時代は)嫌だな!馬鹿にしよって。

    ———役所では昇進の条件となるから、仕方なしに改姓名(日本名への改称)した。昔の姓を残したかった。

    ———酒を飲むのも日本酒。喋るのも日本語。こういう人間に誰が育てた。日本だ。二十年間の教育は恐ろしい。

    日本時代を懐かしがっているとされるあの世代の台湾人のこれらの言葉に、耳を疑う日本人は多かったかもしれないが、実際にあの世代には、相手を不愉快にさせまいと、日本人の前ではあまり語らない感情があるのだ。

    それは当時台湾にいた日本人から受けた差別への恨みだ。同じ日本国民でありながら、感情面でも制度面でも加えられた差別への悔しさである。NHKはカメラの前で、彼らにそれを思う存分話させた、あるいは吐き出させた。そしてそれを日本の「漢民族弾圧史」の揺るぎなき傍証に仕立て上げた。

    それを一つの歴史検証の方法だとしても、公正さが求められる番組の手法としてはどうだろうか。

    上の掲げた発言は、日本統治時代の台北一中の卒業生たちのものだが、彼らをよく知るある日本人が「おかしい」と直感した。たとえ知り合いではなくても、台湾のあの世代と交流があれば、「何かがおかしい」と感じるのが自然だろう。

    そこでその人が電話で本人たちに確認したところ、「日本統治より国民党統治の方がひどかったと話したが、その部分は番組で削除された」ことなどがわかって来た。

    ■反日番組の障害だった「親日」クリアに成功

    番組は最後に「親日的とも言われる台湾で、今も残る日本統治の深い傷。それは今後アジアの中で生きて行く日本が分かち合わなければならない現実。過去と向き合う中から見えて来る未来。百五十年前に世界にデビューしたジャパンの歴史が、私たち一人ひとりの明日を問いかけている」とのアナウンスで終わる。

    私の長年の観察から言えば、これまで日本の反日歴史ドキュメント番組にとって「親日的とも言われる台湾」の人々の歴史証言は明らかに厄介な存在だったが、NHKはシリーズ第一回でこの点をうまくクリアし、「幸先より」と喜んではいないだろうか。

    もしすべての台湾人が日本の統治に感謝、感激し、「日本の完全無欠の偉大な歴史」を宣伝する政治的番組を制作するとしたら、自ずとNHKと同様の手口を採用することになるだろう。「あのころはよかった」との証言をいくつも引き出し、それを集成して「日本統治の栄光」とアナウンスすれば一丁上がりである。

    ■日本は台湾原住民を「動物」扱いしたか

    番組では「五十年の統治を象徴する」として取り上げられるのが、一枚の台湾原住民、パイワン族の集合写真だ。アナウンスはこれを「人間動物園」の写真だと断定する。

    約百年前にロンドンで日本の産業や文化を紹介する日英博覧会が開催され、約八百万人が訪れたが、そこで特に人気を集めたのが、パイワン族の家作りや暮らしぶりを見せるコーナーだった。そこではパイワン族の人々が客の前で「戦いの踊り」「戦闘の真似事」などを披露した。そしてその写真は、そのように「見世物」になった人々の写真なのだと言う。

    英国では当時、インドなど殖民地の原住民の「見世物」を「人間動物園」と呼んだそうだ(その言葉が見られる英国の昔の文書が映し出される)。それは原住民を文明化するのを使命とされていた時代のもので、当時は「いいこと」。だから日本もそれを真似、パイワン族の「人間動物園」を展示したと断じるのである。

    そしてこの写真は殖民地政策の政策を示して一等国と認められようとした日本にとっては「統治の象徴」と言う論法だが、それではあたかも日本人もまた、原住民を「動物」扱いしたと受け取られかねない。

    ■「日本統治の深い傷」を拵えるNHK

    英国が殖民地の原住民をどれほど「動物」扱いにしたかは知らないが、少なくとも日本人は台湾で原住民を帰順させた後、近代文明を知らない原住民一人ひとりを「天皇の赤子」と位置付け、人種差別意識から来る「蕃人」との蔑称を改めて「高砂族」と呼び、警察官(教師、産業指導を兼務)が並々ならない使命感を抱き、命がけで山岳などの部落に赴き、根気よく手取り合いとり教育を施し、国民意識、産業、衛生など近代観念を教え、その結果、原住民の出生率は上がり、劣悪な生活環境のなかで人口の増加を見ると言う成果を挙げたのだ。

    もちろんその成果の根底には日本人警察官と原住民たちとの間の「人と人の心の交流」があった。そしてそのためにこそ原住民は、日本人への強い信頼感、親近感を戦後に至るまで抱いて来たのである。

    ところが番組は渡英したパイワン族の遺族たちに写真を見せ、沈痛な面持ちで「悲しい」と言わせる。遺族たちはその渡英の話を聞かされていないとのことだから、たぶんNHKが「動物として扱われた」と聞かされ、「悲しい」と答えたのだろう。

    このように遺族を悲しませることで、NHKは「日本統治の深い傷」をもう一つ追加した。


    3、台湾の元日本軍人が恨んでいるのは戦後日本—なぜ正確に扱わない

    ■笑顔の教育勅語の暗誦も「深い傷」

    番組は皇民化政策の「行き着いた先」として「台湾人が日本軍の兵士として国のために命を捧げた」ことを挙げる。

    支那事変、大東亜戦争時代の皇民化運動とは、近代国家ではよく見られた近代国民化運動の台湾版。それまでの同化政策を戦時の需要から急進的に展開したものだが、その結果、台湾人が国民の資質ありと認められるに至り、国民として従軍が認められたのだから、「行き着く先」と評するのは間違いではない。

    もっとも番組はそれを「日本統治の深い傷」とする見地である。ここでも「傷」を負った元日本軍人の台湾人たちを訪ねて日本への不満、恨みを語らようと試みる。

    場所はどこかの公園らしい。元軍人を含むおじいさん、おばあさんたちがカラオケで日本の軍歌を楽しそうに歌っているから公園に違いない。台湾の公園ではこうした光景はよく見られるのだ。

    そこでは一人の元軍人が日本語で昔の話を滔々と話す中、我々は教育勅語がわかる(暗誦できる)と言った。すると取材しているスタッフの「エー!」と言う驚きの声が入る。「とんでもないことだ」との怒りの声にも聞こえたし、「それは格好の反日題材だ」との喜びの声にも聞こえた。

    暗誦を始めたのは元軍人の横にいるおじさんだった。とても嬉しそうな笑顔である。

    もちろん、だからと言って、この人が日本を恨んでいない証拠だとは言えない。ただ台湾へよく出かける人ならわかるはずだ。日本人を前に教育勅語を暗誦し、日本との心の近さ、親しみを示す光景は、台湾ではよく見られることである。「何だ、お前は勅語を知らないのか。それでも日本人かい」と言ってからかわれ、萎縮したことのある若者も少なくないはずだ。

    だが番組ではこの暗誦も、悪意の響きを持つ「エー!」の対象となるのである。

    ちなみに台湾人は戦後、東京裁判史観にも唯物史観にも染まらなかったから、その多くは教育勅語を軍国主義に結びつけ、批判することはない。だから笑顔で日本人に誇らしげに、そして懐かしげに読んで聞かすのだろうと、私はいつも思っている。だから「エー!」は馬鹿さ加減をさらけ出すだけでなく、台湾人には無神経で失礼である。

    ■国民党の二・二八虐殺も日本の責任か

    そして番組はこうアナウンスする。

    「戦後台湾を統治したのは、蒋介石率いる中国国民党。日本兵として中国と戦った台湾人は、かつての敵の下で暮らすことになった。台湾人は日本人の奴隷となったと非難され、国民党と衝突。多くの人々が処刑されて行く」。

    「国民党と衝突」と言うのだから四七年の二・二八事件のことだろう。この国民党による台湾人虐殺事件の発端は、苛酷、不条理な殖民地支配への台湾人の不満だが、その不満の根底に、前近代的な政治思想を持つ国民党によって、台湾人の近代的思想が「日本の奴隷化教育が齎した毒」と批判され、蔑まれ、差別されるとの状況があったのは確かである。

    しかしこのアナウンスをよく聞けば、「日本軍が台湾人を戦争に駆り出したため、同じ漢民族であるはずの国民党に理解されず、そのため衝突が起こり、処刑された」との日本批判に思えないか。

    もしそうだとすれば、国民党の中国人たちの反日歴史観に、番組は限りなく近づくことになる。

    ■恨みは台湾人を「みなしご」にした戦後日本

    このようなアナウンスがなされた後、再び元軍人が日本への恨みを語りだす。しかしそれは果たして台湾統治を行った日本人に対するものだろうか。

    ———(台湾人は)みなしごになって捨てられた見たいだ。人をバカにしているんだ、日本は。(周りの人々を見ながら)間違っているか?本当のことだろう?(周りは台湾語で「そうだ」と頷く)

    ———(あなたたちが日本へ)帰ったら、若い連中にはわからないことだが、八十歳以上の人に宣伝してください。台湾の当時の若い青年がいかに日本の民と協力して尽くしたかを。

    これらは「日本統治」にと言うより、明らかに戦後の日本に向けた言葉である。台湾人を勝手に国民党に渡した戦後日本人に対してか、戦後補償もろくにしないで来た戦後日本人に対してか・・・。いずれにせよ、日本国民として戦った自分たちを他所に放り投げて「みなしご」にし、その存在に見向きもしないで来た戦後日本への恨みである。


    4、親中・反日—NHKは台湾人の思いに興味はない

    ■NHKは台湾に対して何をしてきた

    NHKもまた、その悪しき戦後日本人の最たるものではないのか。これまで台湾に脅威を与える中国の軍事政策に一度でも反対する番組を、国民に対して放映したことがあるだろうか。

    数年前、NHKのニュース番組は、台湾をも含む中国地図を画面に映し出した。在日台湾人が抗議しても聞き入れられず、そのため台湾の最大手紙である自由時報はテレビ番組欄にあるNHKアジア向け放送の部分を長期間にわたって空欄にし、抗議の意を示したが、台湾には傲慢なNHKには、痛くも痒くもなかったことだろう。

    あの元軍人は何を日本に訴えようとしたのか。

    ———心を察してもらいたい。そうでしょう?命をかけて国に尽くしたんだよ。それなのに・・・

    何かを言おうとしたようにも見えたが、残念ながら「それなのに」で話は切られてしまった。

    ■NHKにとって重要なのは反日宣伝のみ

    番組は、もっとこの元軍人に日本への積年の思いを話させ、それを正確に伝えるべきだったが、台湾人の思いなどより、重要なのは反日宣伝なのだろう。

    NHKは「過去と向き合う中から見えて来る未来」と強調する以上、まずは自身が「台湾に目を向け、なぜ台湾の人々は日本をこう見るのかを理解」しなければならない。

    台湾人が日本国民にさせられた歴史を批判するだけでなく、日本国民にさせられた人々にしっかりと目を向け、その人々とその子孫の国である台湾の行く末を、我がことのように憂い、さらにはその人々への恩返しとして、中国の脅威に晒されるその国の存立を応援するのが「今後アジアの中で生きて行く日本」の使命であると国民に訴えなければならないはずだが、NHKは明らかに、その中国の日本弱体化を目的とした反日歴史宣伝と歩調を合わせ、それとの「歴史共有の道を探し当てよう」としているのである。

    シリーズが進むごとに明らかになるであろうNHKの中国優先の姿勢。これが夢見る「今後のアジア」には、もしや「漢民族」同士の「中国統一」も含まれているだろうか。今回の番組が、中国が恐れるところの日台の良好な関係を支える台湾の親日感情、親日イメージを否定して見せたことも気に掛かる。


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    2009年4月12日日曜日

    「台湾の声」【台湾語教室便り】海角七号に取り組んでいます

    【台湾語教室便り】海角七号に取り組んでいます

    目白大学エクステンションセンター
    台湾語会話中級クラスの試み
                     多田 恵

    先週の水曜日、4月8日から「2009年春期」の授業を始めまし
    た。

    このクラスの受講生は、これまで『CDエクスプレス台湾語』や
    『生活台湾語』などのテキストを終え、盧千恵さんのスピーチ映像
    などを通じて学んでいたクラスです。

    前の学期には、台湾で出版された素材を用いていましたが、受講生
    からの提案で、今期は映画『海角七号』の台湾語のセリフに取り組
    んでいます。

    この映画では、自然な台湾語が使われていて、とくに主人公・阿嘉
    (アカ)の父親がまくしたてる台湾語などは、字幕を追うのさえ難
    しいほどの早口で、下準備も大変です。聞き漏らしや誤解がないか、
    ネイティブのかたに確認してもらわなければならない箇所もありま
    す。

    それだけに、一般的な教材を終えた方でも、学べる点が多いのです。
    台湾では、この映画のヒットで、在台日本人の間に台湾語学習熱が
    起こったといいますが、それも納得できます。

    8日に、授業を行ってみたところ、このような授業を待っていたと
    いう層がいるはずなので、ひろく知らせるべきではないか、と提案
    をいただきましたので、お知らせします。

    既習者向けではありますが、ご参加を歓迎します。


    目白大学エクステンションセンター(東京都新宿区中落合)
    台湾語会話中級 水曜日 (19:00-20:30)15回 (4/8-)
    http://www.mejiro.ac.jp/ext/l/914_b.html
    4月8・15・22日 5月13・20・27日 6月3・10・17・24日 7月1・8・15・22・29日
    事務局TEL: 03-5996-3181


    本誌関連記事
    3月30日配信:【新年度】台湾語・客家語教室へのお誘い
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    「台湾の声」【ニュース】中国訪問を国内旅行とする行政院研考会に与野党から非難

    【ニュース】中国訪問を国内旅行とする行政院研考会に与野党から非難
    2009.4.12


                台湾の声

     台湾行政院の政策統合協調機関である行政院研究発展考核委員会(研考会)は
    4月1日に行政作業通知を公布し、台湾の公務員の「大陸地区」への訪問は「出
    国」ではなく、公務員が"中国大陸"を訪問する場合に出国報告する必要ないと
    いう見解を同委員会のホームページで通達した。

     野党・民主進歩党(民進党)の立法委員(国会議員)は、これに対して強く反
    発し、「まさか出国ではなく帰国なのか」、「馬英九政権のエイプリルフール」
    などと揶揄した。そして、江宜樺・研考会主任委員の辞任を求めた。

     与党の中国国民党からも批判の声が上がり、楊瓊瓔・国民党団書記長は「中華
    民国は主権独立国家」と強調する一方で、「よその国を我が国とすることは絶対
    にあってはならない」と研考会の通達を非難した。

     廖婉汝・立法委員(国民党)は「両岸関係は改善したが、『国内』としてお互
    いの関係を定義するには至っていない。彼らは彼ら、我々は我々だ」と語った。

     また、徐中雄・立法委員(国民党)は、「中華民国憲法によると、我が国の領
    土は『中国大陸』を含む。研考会のやり方は間違っていない。中国を我が国の領
    土に入れたことを民進党は怒る必要はない。怒るべきなのは中国だ」と皮肉っぽ
    く語った。

     このほか、「両岸航路」は国内航路でも国際航路でもない「特殊な航路」だ強
    調し、この概念で両岸関係を規定すべきという認識の国民党の立法委員もいた。

     馬英九総統(大統領)は昨年、台湾と中国の関係について、「国と国の関係で
    はなく地区と地区の関係」などと定義したため、与党議員や行政現場でも国家認
    識の錯乱が起こっている模様だ。

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    2009年4月11日土曜日

    「台湾の声」【産経新聞】NHKの番組「内容偏向」

    【4月11日 産経新聞「社会」22面】NHKの番組「内容偏向」

    (転送転載歓迎)
    *********************************************************************
    【編集部】

    抗議や責任追及は、台湾の老人たちを騙して「反日イメージ」に仕立てた番組担当責任者である濱崎憲一氏に対して行うべきだ。

    今までの経験から、責任所在不明のままで抗議をしてもNHKにもみ消されるだけで空気とケンカしているようなものなのだ。

    濱崎憲一氏に抗議、謝罪要求を!

    【抗議先】NHK・「ジャパン・プロジェクト」の濱崎憲一氏

    電話 03—3465—1111(代表)
    「ジャパン・プロジェクト」の濱崎憲一氏を呼ぶ。

    以下は日本李登輝友の会メールマガジン「日台共栄」より転載
    ************************************************************************

    産経新聞が日本李登輝友の会のNHKへの抗議声明について報道

    昨日の本誌でお伝えしたように、4月5日放送の「NHKスペシャル シリーズ JAPA
    Nデビュー 第一回 アジアの"一等国"」の内容が偏向しているとのことで、本会の小田
    村四郎会長は10日、石井公一郎、岡崎久彦、加瀬英明、中西輝政、田久保忠衛の5人の全
    副会長との連名で、福地茂雄・日本放送協会会長宛に「抗議声明」を手交した。

    早速、本日付の産経新聞が報道しているので、改めて「抗議声明」全文とともにご紹介
    したい。

    NHK広報局は「歴史を振り返り、未来へのヒントにしたいという番組の趣旨を説明し、理解していただきたいと考えています」と話しているそうだが、メディアが自分たちの意向に沿った発言ばかりを「つまみ食い」的に紹介してミスリードしていては、けっして「歴史を振り返」ることにはならない。ましてや、それでは「未来へのヒント」どころか、禍根を残すことになるのは自明の理である。だから、私どもは今のうちにその偏
    向を糺すべく「抗議声明」を出したのである。 

    (編集部)
    --------------------------------------------------------------------------------
    NHKの番組「内容偏向」
    【4月11日 産経新聞「社会」22面】

    NHK総合テレビが5日に放送した「NHKスペシャル シリーズ JAPANデビュ
    ー 第1回『アジアの!)一等国!)』」の内容が偏向していたとして、日本李登輝友の会
    (小田村四郎会長)は10日、福地茂雄NHK会長あてに抗議声明を出した。番組では、日
    清戦争後の日本による台湾統治について、一等国を目指して統治の成功を海外に誇示した
    ものの、日台間の格差と同化という矛盾を抱え、やがて日本文化を強制した─などとた。

    この放送に対し、声明は「日本が一方的に台湾人を弾圧したとするような史観で番組を
    制作することは、公共放送として許されるべきではない」とした。NHK広報局は「歴史
    を振り返り、未来へのヒントにしたいという番組の趣旨を説明し、理解していただきたい
    と考えています」としている。
    --------------------------------------------------------------------------------
    「NHKスペシャル シリーズ JAPANデビュー 第一回 アジアの!)一等国!)」に対する抗議声明

    貴日本放送協会(以下、NHK)は、去る四月五日午後九時から「NHKスペシャル 
    シリーズ JAPANデビュー 第一回 アジアの!)一等国!)」という番組を放送した。

    私どもは台湾を「日本の生命線」と位置づけ、日本と台湾の交流のシンボルである李登
    輝元総統の名を冠し、平成十四年に台湾との文化交流を目的に設立した団体であり、台湾
    の日本統治時代にも深い関心を抱いてこれまで活動してきている。そこで今回の放送は多
    大の関心を持って観た。

    だが、期待はものの見事に打ち砕かれた。私どもが知る台湾の日本語世代の人々の常日
    頃の発言と大きくかけ離れており、反日的と思われる発言だけを取り上げた印象は拭えず、日本の台湾統治時代を批判するため、台湾人の証言を都合よく操作し、「反日台湾」を印象付けるためだったのかとしか思えない内容であった。光と影の影のみを強調した印象は否めない。また、日台離間を企図しているのかとさえ思われる内容でもあった。

    番組を観た多くの方からも「実にひどい番組」「偏見に充ちた内容」という感想が寄せ
    られている。台湾からも「大変不快だった」との声が寄せられ、若い世代の間では「僕の
    おじいちゃんは日本大好きなのに、あの番組は変だよ」「NHKはどうしてこんないい加
    減な番組を日本人に見せるのだろう」という疑問の声が噴出しているという。

    番組内容には批判すべき点が多々あるが、聞き慣れない「日台戦争」という呼称が出て
    くるし、後藤新平は出てきても、それは台湾人三千人を処刑した匪徒刑罰令の実行者とし
    て出てくる。また、台湾特産の樟脳産業を立て直すために基隆港を大型化し縦貫鉄道を敷
    いたと説明する。

    しかし、八田與一や後藤新平の事績を高く評価する李登輝氏の総統時代、一九九七年に
    台湾で刊行された中学校の歴史教科書の副読本『認識台湾』では、第七章に「日本植民統
    治時期の政治と経済」、第八章に「「日本植民統治時期の教育、学術と社会」を設け、例
    えば米やサトウキビの生産については「米の増産と糖業王国の確立」との見出しの下、生
    産量のグラフを掲載していかに生産量が上がったかを示していた。縦貫鉄道については
    「各地を結ぶ交通運輸を改善した」と記していた。

    確かに台湾統治では同化政策を進めた。差別もあった。この差別について、特に台湾の
    日本語世代は日本人の前ではあまり語りたがらない一面があることを私どももよく知って
    いる。だが、日本統治を評価していることも事実なのである。それは、八田與一を高く評
    価していることに如実に現れている。故に、台湾をよく知る人々には、著しくバランスに
    欠けた内容と映じ、統治時代の歴史に真正面から向き合っていないという印象を強く残し
    たのである。

    従って、日本が一方的に台湾人を弾圧したとするような史観で番組を制作することは、
    公共放送として許されるべきではない。

    ついては、ここに今回の放送内容に厳重抗議する。それとともに、この番組の脚本を作
    成する上で参考にした書籍など全資料の開示を要求する。

    平成二十一年四月九日

    日本李登輝友の会会 長 小田村四郎
    副会長 石井公一郎
    岡崎 久彦
    加瀬 英明
    田久保忠衛
    中西 輝政

    日本放送協会
    会長 福地茂雄殿
    -------------------------------------------------------------------------------
    ■NHKに抗議を!
    ・NHK視聴者コールセンター
    TEL:0570-066066
    ・NHKスペシャル「感想・問い合わせ」
    https://www.nhk.or.jp/special/contact/index.html
    ・放送倫理・番組向上機構(通称BPO)ご意見送信フォーム
     https://www.bpo.gr.jp/audience/send/form.html
    ・総務省・ご意見ご提案の受付
    https://www.soumu.go.jp/common/opinions.html
    ————————————————————————————————————


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    「台湾の声」:読者のNHKへの怒りのメッセージ(4)

    4月5日放映の「NHKスペシャル シリーズ・JAPANデビュー」の第一回「アジアの"一等国"」は日本の台湾統治時代を批判するため、台湾人の証言を都合よく操作し、「反日台湾」を印象付けました。目的は台湾と日本の分断か。台湾人はNHKのように中国の反日陰謀に歩調を合わせるような真似をしません!

    抗議の輪が拡大中!協力を

    【抗議先】

    NHK 03—3465—1111(代表) 「ジャパン・プロジェクト」濱崎憲一氏

    NHK視聴者コールセンター  0570-066066

    NHKスペシャル「感想・問い合わせ」 http://www.nhk.or.jp/special/
    ・・・・・・・・

    放送倫理・番組向上機構(通称BPO)ご意見送信フォーム
    https://www.bpo.gr.jp/audience/send/form.html
    総務省・ご意見ご提案の受付
    https://www.soumu.go.jp/common/opinions.html


    以下は読者の怒りのメッセージです。
    *********************************************

    読者のNHKへの怒りのメッセージ(4)


    本当に怒りを感じました。何ということか!白色テロなど一切
    なく、世界の日本人に誤ったNEWSが流れて、さらに多くの
    外国人やとりわけ台湾人に対して・・・・
    何か台湾の政治の行く末を救った蒋介石が、救いの神であるよ
    うな風貌映像を流しており、全く日本の悪口を面と向かって言
    われたような、日本の馬鹿どもが平和ボケしているところに付
    け込まれた感じ。怒らないではいられません。正しい日本の戦
    後史を語らなければならない人の本当の姿なしでありました。

    *********************************************

    NHKのスペシャルについて

            東京在住読者 SA

    NHKは、まず最初に、台湾は一部の少数民族を除いては漢民
    族である、との定義をくだしました。また、最後の部分では、
    戦後は台湾は中国に統治されたと。
    これがかの局の台湾を位置づけるスタンスということでしょう
    ? 私たちがこれまでNHKにした細かい表記の問題への抗議
    は一体何だったんでしょうね。

    あの番組を見て、製作者の歴史のとらえ方のあまりにお粗末で
    あるのと、無知、狭小さに唖然としました。

    昨夜の日本が1910年に展示した「人間動物園」について、
    あの見方は何ですか!

    日本が一等国となるために屈辱的な台湾人の植民地展示を行っ
    たかのような報道でしたが、それはまったくの狭い見方です。


    そもそも博覧会は最先端の技術力(産業)を誇示するためにあ
    り、ビジュアル的な効果的な演出がなければ成功しませんでし
    た。そして自己と見比べることによる「他者を発見」するため
    のものだったのです。それは大航海時代に始まり、世界から物
    珍しい物品が貴族などの館に届くようになり、お金にいとめを
    つけない上流階級は庭にガラス張りの温室(これが後のパビリ
    オンの原型になっていきます)を作り、自分の国(ヨーロッパ
    )にはない椰子の木や花や鸚鵡などを入れて、客人たちに見せ
    たのが始まりです。

    そして産業革命で新しい物品が次々に誕生するにつれ、競争力
    を煽り、国威を示すために博覧会が開かれるようになる。とこ
    ろが、産業革命でもうけた利潤がふくらむと、列強諸国は他国
    へ手を伸ばし始める。いわゆる植民地獲得競争へと入っていき
    ます。

    博覧会も最初は工業製品や珍品を展示するにとどまっていまし
    たが、やがて19世紀の末から、帝国主義を誇示するものを展
    示するようになるのです。=博覧会は帝国主義のディスプレイ
    装置としてとらえなければ正しく理解できません。日本は列強
    と肩をならべるために、その装置の中に自らを組み込んでいっ
    たのです。

    だから、日本が台湾に対してだけの差別ではありません。
    特に、日本の場合、江戸時代からすでにヨーロッパにおいてジ
    ャポニズムが流行していましたから、博覧会の展示には当然、
    エキゾティシズムに訴えるかたちがいいと、日本のイメージを
    演出していくやり方をとりました。

    「人間動物園」に関していえば、番組の放送よりももっと過酷
    なもので、柵で囲われた構造の植民地集落の中で(展示場内部
    )、柵から出さずに生活を強いたり、'89のパリ万博のよう
    に、展示がもっと受けるように、彼らに自分たちになじみのな
    い儀礼やふるまいを演技させられたりもしました。

    しかし、番組が意図的に?かは知りませんが、報道しなかった
    ことは、'01の米・バッファロー博覧会にはフィリッピン・
    キューバ・黒人・インディアンのほかに、日本人集落もあった
    こと。'04の米セントルイス博覧会ではアイヌの人々が展示
    品になっています。台湾人が日本に展示された、たった6年前
    (日英博覧会は'10でしたから)の話ですよ。展示する側に
    回るか、展示される側になるかは、紙一重なのです。

    しかも、そうした帝国主義が自分たちの支配下にある文化に対
    する差別的な関心を呼び覚ましていったのは、何も台湾に対し
    てだけではありませんでした。

    '03(明治36)の第五回内国勧業博覧会においては「内地
    に近き異人種」として、アイヌ・台湾生蕃・ジャワ・キリン・
    バルガリー・トルコ・アフリカなどの人々を自国で展示してい
    る。「帝国主義」たる驕りの何物でもない!

    NHKはそうした世界的な風潮や背景をまったく切り捨てて、
    日台の関係のみと思わせるべくクローズアップして報道しまし
    た。これが公共の放送のすることでしょうか。

    *********************************************

    台湾の声様

    最初のほうでフランスの学者が「日本は列強国に倣い植民地を持つべきだと考えたのです」「台湾は日本のアジア支配の起点となっていきます」とまるで日本が台湾支配を望んだかのように聞こえますが、それならなぜ「乞食が馬をもらうようなものだ」とフランス売却案がでたのでしょうか?
    台湾領有を始めたとき「漢民族としての伝統や誇りを持つ台湾人の抵抗」とありましたが、なぜ清から台湾に派遣されていた役人を大統領にまつり上げ『台湾共和国』を建国したが、日本軍が基隆に到着したと同時に大陸に逃げ出し、台北城内は清の兵士による略奪や暴行で阿鼻驚嘆の状態になり、街の士紳の一人が日本軍を招き入れて無欠入城し治安を回復した事を話さないのは何故ですか?あの番組は日本を悪役に設定したドラマのようです。影ばかり教えても光の部分も教えなければあの時代の全体を見る事ができません。バランスが悪すぎます。

    佐藤 千枝

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    【参考】転送転載歓迎


    「反日台湾」を強調したNHKスペシャルー「シリーズJAPANデビュー」


    ブログ「台湾は日本の生命線!」より
    ブログでは関連写真もあり。
    http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-714.html


    1、漢民族弾圧を強調—日本の台湾統治史で反日宣伝 

    ■保守派も太刀打ちできないNHKの反日番組 

    今年は横浜開港から百五十年に当たることから、NHKは「これからの日本を探る」として関連番組を放送する「プロジェクトJAPAN」なる三年シリーズを開始。四月四日には「プロローグ」として「戦争と平和の150年」と題した番組を放送したが、これを見て「憲法九条の宣伝に過ぎない」と酷評したのは在日台湾人でメールマガジン「台湾の声」編集長の林建良氏。

    医師でもある同氏は「かつての日本の防衛戦争を否定する内容。血液に白血球はいらないと言っているようなもの」と笑った。そして「国民の受信料で反日宣伝を行うのだから、左翼より悪質。これでは保守派も太刀打ちできない」とも。

    そして翌五日、「NHKスペシャル」の「シリーズ・JAPANデビュー」の第一回を放映。百五十年前に世界にデビューした日本が第一次大戦の戦勝国となって一等国入りしながら、なぜ敗戦への坂を転げ落ちて言ったかを探るのがこのシリーズなのだそうだが、それがとんでもない反日内容となることを十分なまでに予感させるものだった。

    ■台湾を「アジア支配の原点」と強調する意図

    ■「漢民族弾圧」で語る台湾統治史

    日本は初めての殖民地である台湾の統治成果を世界に示そうと力を注ぎ、「漢民族の伝統と誇り」を持つ台湾人の武力抵抗を弾圧し、第一次大戦後は同化政策を進めて民族自決主義の影響による台湾人の自治要求運動を弾圧し、支那事変以降は漢民族である台湾人の日本人化を強行するため皇民化運動を行い、台湾の南進基地化の下で約二十一万人もの台湾人を軍に入隊させ、中国、南方戦線へ送ったが、敗戦を迎えたと言うのが番組のあらすじだ。

    この「あらすじ」自体には歴史歪曲があるとは言えない。「漢民族弾圧」と言う一つの歴史の側面を語る上で、このようなものを組み立てるのも可能ではあるが、その組み立ての動機については、番組の最後のくだりに登場するフランスの歴史学者、パスカル・ブランシャール氏の次の言葉でおおよそを知ることができる。

    ———私たちは他社との歴史共有の道を探し当てなくてはならない。

    ———私たちはもはや、正しく優れているのは自分で、間違い、劣っているのは相手と考えることはできない。

    ———世界に目を向け、なぜ世界の人々は日本をこう見るのかを理解しなければならない。

    台湾統治当時の日本人にすら想像も及ばないフランスの殖民地における人種差別政策の苛烈さはともかく、NHKはこれらのセリフに正当性を与えるため、当時を知る台湾の老世代に、次から次へと日本統治への恨みを、日本語で語らせて行くのだ。


    2、台湾人の証言を操作し反日宣伝—ご都合主義の番組制作

    ■当時の不満を吐き出させて歴史の傍証に

    例えば、

    ———学校、職場で偏見、差別に苦しめられた。

    ———(日本時代は)嫌だな!馬鹿にしよって。

    ———役所では昇進の条件となるから、仕方なしに改姓名(日本名への改称)した。昔の姓を残したかった。

    ———酒を飲むのも日本酒。喋るのも日本語。こういう人間に誰が育てた。日本だ。二十年間の教育は恐ろしい。

    日本時代を懐かしがっているとされるあの世代の台湾人のこれらの言葉に、耳を疑う日本人は多かったかもしれないが、実際にあの世代には、相手を不愉快にさせまいと、日本人の前ではあまり語らない感情があるのだ。

    それは当時台湾にいた日本人から受けた差別への恨みだ。同じ日本国民でありながら、感情面でも制度面でも加えられた差別への悔しさである。NHKはカメラの前で、彼らにそれを思う存分話させた、あるいは吐き出させた。そしてそれを日本の「漢民族弾圧史」の揺るぎなき傍証に仕立て上げた。

    それを一つの歴史検証の方法だとしても、公正さが求められる番組の手法としてはどうだろうか。

    上の掲げた発言は、日本統治時代の台北一中の卒業生たちのものだが、彼らをよく知るある日本人が「おかしい」と直感した。たとえ知り合いではなくても、台湾のあの世代と交流があれば、「何かがおかしい」と感じるのが自然だろう。

    そこでその人が電話で本人たちに確認したところ、「日本統治より国民党統治の方がひどかったと話したが、その部分は番組で削除された」ことなどがわかって来た。

    ■反日番組の障害だった「親日」クリアに成功

    番組は最後に「親日的とも言われる台湾で、今も残る日本統治の深い傷。それは今後アジアの中で生きて行く日本が分かち合わなければならない現実。過去と向き合う中から見えて来る未来。百五十年前に世界にデビューしたジャパンの歴史が、私たち一人ひとりの明日を問いかけている」とのアナウンスで終わる。

    私の長年の観察から言えば、これまで日本の反日歴史ドキュメント番組にとって「親日的とも言われる台湾」の人々の歴史証言は明らかに厄介な存在だったが、NHKはシリーズ第一回でこの点をうまくクリアし、「幸先より」と喜んではいないだろうか。

    もしすべての台湾人が日本の統治に感謝、感激し、「日本の完全無欠の偉大な歴史」を宣伝する政治的番組を制作するとしたら、自ずとNHKと同様の手口を採用することになるだろう。「あのころはよかった」との証言をいくつも引き出し、それを集成して「日本統治の栄光」とアナウンスすれば一丁上がりである。

    ■日本は台湾原住民を「動物」扱いしたか

    番組では「五十年の統治を象徴する」として取り上げられるのが、一枚の台湾原住民、パイワン族の集合写真だ。アナウンスはこれを「人間動物園」の写真だと断定する。

    約百年前にロンドンで日本の産業や文化を紹介する日英博覧会が開催され、約八百万人が訪れたが、そこで特に人気を集めたのが、パイワン族の家作りや暮らしぶりを見せるコーナーだった。そこではパイワン族の人々が客の前で「戦いの踊り」「戦闘の真似事」などを披露した。そしてその写真は、そのように「見世物」になった人々の写真なのだと言う。

    英国では当時、インドなど殖民地の原住民の「見世物」を「人間動物園」と呼んだそうだ(その言葉が見られる英国の昔の文書が映し出される)。それは原住民を文明化するのを使命とされていた時代のもので、当時は「いいこと」。だから日本もそれを真似、パイワン族の「人間動物園」を展示したと断じるのである。

    そしてこの写真は殖民地政策の政策を示して一等国と認められようとした日本にとっては「統治の象徴」と言う論法だが、それではあたかも日本人もまた、原住民を「動物」扱いしたと受け取られかねない。

    ■「日本統治の深い傷」を拵えるNHK

    英国が殖民地の原住民をどれほど「動物」扱いにしたかは知らないが、少なくとも日本人は台湾で原住民を帰順させた後、近代文明を知らない原住民一人ひとりを「天皇の赤子」と位置付け、人種差別意識から来る「蕃人」との蔑称を改めて「高砂族」と呼び、警察官(教師、産業指導を兼務)が並々ならない使命感を抱き、命がけで山岳などの部落に赴き、根気よく手取り合いとり教育を施し、国民意識、産業、衛生など近代観念を教え、その結果、原住民の出生率は上がり、劣悪な生活環境のなかで人口の増加を見ると言う成果を挙げたのだ。

    もちろんその成果の根底には日本人警察官と原住民たちとの間の「人と人の心の交流」があった。そしてそのためにこそ原住民は、日本人への強い信頼感、親近感を戦後に至るまで抱いて来たのである。

    ところが番組は渡英したパイワン族の遺族たちに写真を見せ、沈痛な面持ちで「悲しい」と言わせる。遺族たちはその渡英の話を聞かされていないとのことだから、たぶんNHKが「動物として扱われた」と聞かされ、「悲しい」と答えたのだろう。

    このように遺族を悲しませることで、NHKは「日本統治の深い傷」をもう一つ追加した。


    3、台湾の元日本軍人が恨んでいるのは戦後日本—なぜ正確に扱わない

    ■笑顔の教育勅語の暗誦も「深い傷」

    番組は皇民化政策の「行き着いた先」として「台湾人が日本軍の兵士として国のために命を捧げた」ことを挙げる。

    支那事変、大東亜戦争時代の皇民化運動とは、近代国家ではよく見られた近代国民化運動の台湾版。それまでの同化政策を戦時の需要から急進的に展開したものだが、その結果、台湾人が国民の資質ありと認められるに至り、国民として従軍が認められたのだから、「行き着く先」と評するのは間違いではない。

    もっとも番組はそれを「日本統治の深い傷」とする見地である。ここでも「傷」を負った元日本軍人の台湾人たちを訪ねて日本への不満、恨みを語らようと試みる。

    場所はどこかの公園らしい。元軍人を含むおじいさん、おばあさんたちがカラオケで日本の軍歌を楽しそうに歌っているから公園に違いない。台湾の公園ではこうした光景はよく見られるのだ。

    そこでは一人の元軍人が日本語で昔の話を滔々と話す中、我々は教育勅語がわかる(暗誦できる)と言った。すると取材しているスタッフの「エー!」と言う驚きの声が入る。「とんでもないことだ」との怒りの声にも聞こえたし、「それは格好の反日題材だ」との喜びの声にも聞こえた。

    暗誦を始めたのは元軍人の横にいるおじさんだった。とても嬉しそうな笑顔である。

    もちろん、だからと言って、この人が日本を恨んでいない証拠だとは言えない。ただ台湾へよく出かける人ならわかるはずだ。日本人を前に教育勅語を暗誦し、日本との心の近さ、親しみを示す光景は、台湾ではよく見られることである。「何だ、お前は勅語を知らないのか。それでも日本人かい」と言ってからかわれ、萎縮したことのある若者も少なくないはずだ。

    だが番組ではこの暗誦も、悪意の響きを持つ「エー!」の対象となるのである。

    ちなみに台湾人は戦後、東京裁判史観にも唯物史観にも染まらなかったから、その多くは教育勅語を軍国主義に結びつけ、批判することはない。だから笑顔で日本人に誇らしげに、そして懐かしげに読んで聞かすのだろうと、私はいつも思っている。だから「エー!」は馬鹿さ加減をさらけ出すだけでなく、台湾人には無神経で失礼である。

    ■国民党の二・二八虐殺も日本の責任か

    そして番組はこうアナウンスする。

    「戦後台湾を統治したのは、蒋介石率いる中国国民党。日本兵として中国と戦った台湾人は、かつての敵の下で暮らすことになった。台湾人は日本人の奴隷となったと非難され、国民党と衝突。多くの人々が処刑されて行く」。

    「国民党と衝突」と言うのだから四七年の二・二八事件のことだろう。この国民党による台湾人虐殺事件の発端は、苛酷、不条理な殖民地支配への台湾人の不満だが、その不満の根底に、前近代的な政治思想を持つ国民党によって、台湾人の近代的思想が「日本の奴隷化教育が齎した毒」と批判され、蔑まれ、差別されるとの状況があったのは確かである。

    しかしこのアナウンスをよく聞けば、「日本軍が台湾人を戦争に駆り出したため、同じ漢民族であるはずの国民党に理解されず、そのため衝突が起こり、処刑された」との日本批判に思えないか。

    もしそうだとすれば、国民党の中国人たちの反日歴史観に、番組は限りなく近づくことになる。

    ■恨みは台湾人を「みなしご」にした戦後日本

    このようなアナウンスがなされた後、再び元軍人が日本への恨みを語りだす。しかしそれは果たして台湾統治を行った日本人に対するものだろうか。

    ———(台湾人は)みなしごになって捨てられた見たいだ。人をバカにしているんだ、日本は。(周りの人々を見ながら)間違っているか?本当のことだろう?(周りは台湾語で「そうだ」と頷く)

    ———(あなたたちが日本へ)帰ったら、若い連中にはわからないことだが、八十歳以上の人に宣伝してください。台湾の当時の若い青年がいかに日本の民と協力して尽くしたかを。

    これらは「日本統治」にと言うより、明らかに戦後の日本に向けた言葉である。台湾人を勝手に国民党に渡した戦後日本人に対してか、戦後補償もろくにしないで来た戦後日本人に対してか・・・。いずれにせよ、日本国民として戦った自分たちを他所に放り投げて「みなしご」にし、その存在に見向きもしないで来た戦後日本への恨みである。


    4、親中・反日—NHKは台湾人の思いに興味はない

    ■NHKは台湾に対して何をしてきた

    NHKもまた、その悪しき戦後日本人の最たるものではないのか。これまで台湾に脅威を与える中国の軍事政策に一度でも反対する番組を、国民に対して放映したことがあるだろうか。

    数年前、NHKのニュース番組は、台湾をも含む中国地図を画面に映し出した。在日台湾人が抗議しても聞き入れられず、そのため台湾の最大手紙である自由時報はテレビ番組欄にあるNHKアジア向け放送の部分を長期間にわたって空欄にし、抗議の意を示したが、台湾には傲慢なNHKには、痛くも痒くもなかったことだろう。

    あの元軍人は何を日本に訴えようとしたのか。

    ———心を察してもらいたい。そうでしょう?命をかけて国に尽くしたんだよ。それなのに・・・

    何かを言おうとしたようにも見えたが、残念ながら「それなのに」で話は切られてしまった。

    ■NHKにとって重要なのは反日宣伝のみ

    番組は、もっとこの元軍人に日本への積年の思いを話させ、それを正確に伝えるべきだったが、台湾人の思いなどより、重要なのは反日宣伝なのだろう。

    NHKは「過去と向き合う中から見えて来る未来」と強調する以上、まずは自身が「台湾に目を向け、なぜ台湾の人々は日本をこう見るのかを理解」しなければならない。

    台湾人が日本国民にさせられた歴史を批判するだけでなく、日本国民にさせられた人々にしっかりと目を向け、その人々とその子孫の国である台湾の行く末を、我がことのように憂い、さらにはその人々への恩返しとして、中国の脅威に晒されるその国の存立を応援するのが「今後アジアの中で生きて行く日本」の使命であると国民に訴えなければならないはずだが、NHKは明らかに、その中国の日本弱体化を目的とした反日歴史宣伝と歩調を合わせ、それとの「歴史共有の道を探し当てよう」としているのである。

    シリーズが進むごとに明らかになるであろうNHKの中国優先の姿勢。これが夢見る「今後のアジア」には、もしや「漢民族」同士の「中国統一」も含まれているだろうか。今回の番組が、中国が恐れるところの日台の良好な関係を支える台湾の親日感情、親日イメージを否定して見せたことも気に掛かる。


    『台湾の声』  http://www.emaga.com/info/3407.html
    『日本之声』 http://groups.yahoo.com/group/nihonnokoe (Big5漢文)

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    2009年4月10日金曜日

    「台湾の声」(文字化につき再送)「シリーズJAPANデビュー」への抗議は濱崎ディレクターに!

    【転送転載を】

    台湾人のおじいさんたちを反日番組に利用!
    「シリーズJAPANデビュー」への抗議は濱崎ディレクターに!


                             台湾の声編集部

    4月5日に放映の「NHKスペシャル|シリーズJAPANデビュー」の第1回「アジアの"一等国"」は「親日的とも言われる台湾で、今も残る日本統治の深い傷」を暴きだそうとするもので、公正さに欠いた反日番組だった。

    まるで中国人の作った番組のように、日本の台湾統治がどんなに過酷なものだったかを証明するため、台湾人を登場させ、日本の悪口をいわせたが、台湾人の発言は都合の良い部分だけ取り上げて、台湾が反日国家でありようなイメージ作りをした。

    これでは歴史証言を行った台湾人への侮辱でもある。

    中国と同じ反日歴史観で、台湾の歴史をあまり知らない日本人を洗脳させ、「台湾と日本との関係を分断」しようとする政治目的の臭いもする。

    NHKのコールセンターの話だと、番組のディレクターである濱崎憲一氏が、番組の誤りをチェックしたり、番組全体の方向付けなどを行って、番組作りを指示したのだそうだ。

    台北一中同窓会でインタビューをし、日本への不満発言をかき集め、それだけを放送したのもこの人だ。

    これからもこの人は、中国の日本弱体化のための政治宣伝と歩調を合わせる感じで、「NHKスペシャル/シリーズ・JAPANデビュー」を制作していくのではないのだろうか。

    これは日本にとっても、台湾にとっても、看過できないことである。

    コールセンターの話だと、現在、番組への非難の電話はたいへんな数だそうだが、これからは批判や抗議や責任追及などは、濱崎憲一氏に対して行うべきだ。そうしなければ、いくら抗議をしても、NHKは真剣に考えず、もみ消してしまう恐れがある。

    台湾人を利用して反日のイメージを持たせ、誤解させ、誤った歴史観を視聴者に強制した濱崎憲一氏に抗議、謝罪要求を!

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    【抗議先】NHK・「ジャパン・プロジェクト」の濱崎憲一氏

    電話 03—3465—1111(代表)
    「ジャパン・プロジェクト」の濱崎憲一氏を呼ぶ。

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    【参考】ブログ「台湾は日本の生命線!」より
    ↓ブログでは関連写真も
    http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-716.html

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    証言の「断片」のみ放映
    台湾の被取材者が怒る反日番組
    「NHKスペシャル/シリーズ・JAPANデビュー」

    ■取り上げられた一枚の中学生の集合写真 

    NHKの「被害者」としか思えないのが柯徳三氏。八十七歳になる台湾のお爺さんだ。


    四月五日に放映された「NHKスペシャル/シリーズ・JAPANデビュー」の第一回「アジアの"一等国"」は、日本の台湾統治と言う異民族支配の不条理をこれでもか、これでもかと強調する内容だったが、その不条理さを証言するため登場させられたのが老世代の台湾人。そしてその中心的人物として位置付けられていた一人がこの人だった。

    番組では旧制台北第一中学校の生徒の集合写真が「台湾統治を象徴する一枚の写真」としてクローズアップされる。「台湾人日本文化を叩き込み、民族性までも奪った歴史が秘められている」からだと言う。視聴者は「何事か」と注目したことだろう。これは台湾人に対する同化政策(日本人化政策)への批判である。

    先ず画面には映し出されるのは同校の台湾人卒業生の同窓会。「クラスメート五十人の内、台湾人は二人だけ。同化政策の実態は、台湾人には制限つきの厳しいものだった」とのアナウンスが流れる。

    そこでカメラを向けられるのが卒業生の一人である柯徳三氏だった。同氏は先ず「小さいころは日本人になりたい、どうして台湾人に生まれたのかと考えた」と述懐する。

    ■日本統治への憎しみ証言だったのか

    「狭き門を潜り抜け、中学校へ入学した台湾の生徒たち。しかし日本人が大多数を占める中で、より多くの差別と偏見を受けることになる」とアナウンスは続く。

    柯徳三氏はそれを受ける形で、

    ———台湾人の豚の角煮を弁当に持って行くと、日本人に笑われる。母に弁当は日本式にしてくれと頼んだ。日本式にして始めて堂々と蓋を開けられる。

    と話す。

    次いで「社会に出るとさらに露骨な差別を受けることになる」と強調するアナウンス。ここでも柯徳三氏の次の証言が用いられる。

    ———いとこの姉さんが日本人の嫁になって日本行ったが、戸籍に入れない。こう言うのが差別でしょう。最後の最後まで、台湾人であることを隠さないといけない。

    場面が変わって、「皇民化政策によって台湾人は台湾人であるとの意識を大きく変えられて行く」とアナウンスされると、再び柯徳三氏が登場。

    ———酒を飲むのも日本酒。こういう人間に誰がしたの。日本だ。

    ———喋るのも日本語。台湾語でこう言う演説はできない。

    ———頭のコンピューターはすでに日本化されてしまっているから、あの二十数年間の教育は実に恐ろしい。頭が全部ブレーンウォッシュ(洗脳)されているからね。だから日本式に物を考えたり、日本式に日本語を喋ったりする。

    そのように語る柯徳三氏だが、決して怒りや憎悪に満ちた表情ではない。実直そうな雰囲気の中に笑顔もあればユーモアもある。しかし多くの視聴者はアナウンスに導かれ、日本を痛烈に批判していると受け取ったはずだ。

    ■柯徳三氏に「真意」を尋ねて見えたもの

    ところが柯徳三氏を直接知る私の知人たちは番組を見て、「怨み言ばかりを言う人ではない。もっと別のことも言っているはず」と口を揃えた。

    私は同氏とは面識がないが、やはり違和感を覚えた。台湾人が受けた差別待遇への「怨み言」はよく理解できるが、しかしそれだけで、かつての激動の時代を総括するものだろうかと、これまで台湾であの世代から多くの話を聞かされてきた経験から、そう直感したのだ。台湾通の友人の中でも、私と同じように直感した者は何人かいた。

    そして案の定、知人から「もっと重要な発言がカットされ、悩んでいるようだ」と聞かされたのだ。私はそれを詳しく知りたいと思った。そこで八日、柯徳三氏に国際電話を掛けた。

    受話器の向こうの同氏は、番組で拝見したとおりの矍鑠とした方だった。私が「番組が意に沿わなかったと窺いました。そのことを話していただけますか」と聞くと、一気に話をしてくれた。

    それによって同氏が、カメラの前で日本に対する「台湾人の思い」をさまざま話していたことがわかった。

    聞けばどれもが、良くも悪くも日本人の心に強く訴え来るものばかりだ。アナウンスにもあったように、この番組のテーマは「過去と向き合う中から見えて来る未来」「未来を見通す鍵は歴史の中にある」だが、同氏の語ったとされる話は、まさに日本人に対し、今後持つべき心の在り方を問いかけるものだった。

    しかし番組は、その立派なテーマの前提として「親日的とも言われる台湾で、今も残る日本統治の深い傷」を暴くことを置いていた。そこで採られたのが、そのために都合のいい話の断片だけを繋ぎ合わせる手口だったのだ。

    以下は柯徳三氏から聞いた話のメモである。

    ■心外だ!台湾人が排日と誤解される!

    ———私は日本による五十年間の台湾統治はプラス面が五〇%でマイナス面が五〇%と考える。NHKの取材を受け、インフラや教育のよさを語ったのだが、番組は全然取り上げなかった。

    ———日本による差別待遇など、欠点への怨み事ばかりを取り上げ、あたかも台湾人が朝鮮人と同じく排日だとの印象を植え付けようとしているらしいが、これは心外だ。

    ———烏山頭ダムを造った八田与一技師の話もした。いかに農民にいいことをしたかなど。八田技師の長男とは同級生だったことも話したが、怨み言を並べる場面ばかりが映された。

    ———怨み言は、あのころの日本政府に対するものではない。私たちを健やかに育ててくれた日本政府には感謝している。

    ———「日本に捨てられた台湾人の怨み言」であると解釈してほしい。黙って国民政府(蒋介石政府)に引き渡したときの怨みだ。

    ———国民政府は日本政府の倍悪かった。(四七年の)二・二八事件では台湾人エリートが犠牲になったが、そのことをたくさん話したのに、まったく取り上げていない。

    ———同窓会では怨み言がたくさん出たが、あれはみんなが押さえつけられていた感情をさらけ出したものだった。しかし私たちは日本に対し、一定の評価をしている。

    ———敗戦で日本は台湾を投げ出した。切り離した。しかし償いがなかった。物質的な償いではなく、精神的な償いがだ。マッカーサーの命令により、やむをえなかったことは、台湾人はわかっている。しかし「捨ててすまなかった」とちゃんと言ってくれれば、台湾人は慰められたのだ。

    ———「捨てられた怨みを並べた」と解釈して欲しい。

    ———私は親日でも反日でもない。私にとって日本は養母なのだ。中国から切り離され、日本に養子として拾われたのだから。日本人に差別はされたが、私が今日一人前の医者として活躍できるのは(もう引退はしているが)、日本のおかげだ。

    ———NHKには利用された、騙されたという気もしている。日本に対するネガティブな印象のところだけ取り上げられた。

    ———台湾と日本との仲を引き裂こうとしているのだろうか。どうしてもそう見える。台湾へ来たことのない人が番組を見たらどう思うか。

    ———NHKのバックには中共がいるのだろうか。NHKは中共にブレーンウォッシュされているのだろうか。それとも遠慮しているのか。

    ———私は記者に対して「怪しからん」と話した。「北京総局を置いているが、その下に台北支局を置いている。それなら台湾総局とするべきだ。日本が本部なら、北京も支局とするべきだ。台湾は中国に属していない」と。だがそれは消された。

    ———私は番組の中で「喋るのも日本語。台湾語でこう言う演説はできない」と怨み言を言ったが、それは中国語が話せないと言うこと。台湾語はもともと文章は書けない言葉。若い人から見ると、私たちは日本語ばかりを話す「かたわ」となってしまう。「かたわ」と言うのは「捨てられた人間」と言うことだ。

    ———私は話の最後で「都合の悪いところがあればちょん切って」と頼んだ。それは「日本人が不愉快に思うような悪口の部分を切って」と言う意味だったが、逆にそれらばかりを取り上げられた。

    私は以上の話を聞き、「広く日本人に伝えたい」と話したら、「そうして欲しい」と言われた。

    ■台湾の「親日」イメージ破壊としか思えない

    戦後、台湾人に何の相談もなく突然彼らを他国へ譲り渡した日本に対し、「仕方がなかった。すまなかった」と一言言えばよかったのだと話す柯徳三氏。

    そう言えば番組では、元日本兵だった台湾人も、「(台湾人は)みなしごになって捨てられた見たいだ。人をバカにしているんだ、日本は」と語っていた。番組は「日本統治の深い傷」を暴くとの文脈から、巧妙にもこの発言すら「日本統治」への怨み言として扱っていたようだが、怨みは明らかに台湾人の存在を顧みようとしない戦後日本に向けられていた。

    柯徳三氏はそのような戦後日本の「未来」のため、日本人に「過去と向き合わせよう」(台湾人と向き合わせよう)と話をしたのだが、NHKはそれを操作して、逆に台湾の「反日」イメージを強調したのわけだ。まさに同氏が言うように「中共に洗脳された」がごとく、「台湾と日本との仲を引き裂こう」とするかのように。

    これが視聴者への背信ではなくて何か、台湾人への侮辱的な利用ではなくて何か、そして柯徳三氏ら被取材者への裏切り、冒涜でなくて何かと言うことだ。

    番組が「親日的とも言われる台湾で、今も残る日本統治の深い傷」と強調したところに、私は国内の反日メディア、さらには中国が警戒する台湾の「親日」(日本への深い理解)イメージを低下させようとの意図を感じないではいられない。柯徳三氏もまた「中共による洗脳」「中共への遠慮」があるのではないかとNHKを疑っている。

    ■台湾人の心の蹂躙をも厭わない強烈な反日番組

    実は柯徳三氏は日本で『母国は日本、祖国は台湾』(桜の花出版)と言う本を出版されているが、そこにはこうある。

    「今も日本の学校では、台湾のことがきちんと教えられていません。台湾が日本領だったということも、歴史の教科書に書いてはあるけれども、戦争のこともあって、近代史はきちんと教えられていません。教えられるとしたら、日本が悪いことをしたということばかりなわけです。だから、日本人は正しい歴史を直視していないと思います」

    「大東亜戦争で、日本人が悪いことをした、悪いことをしたと、一生懸命、何十年も経っても謝っていますが、日本が戦争に突入していかざるを得なかった当時の状況を、日本人はきちんと学ぶ必要があるのです」

    日本人のために、ここまで親身に心配してくれている柯徳三氏に対し、NHKはよくも裏切りに出たものだ。それどころかこの番組で、同氏が懸念する近代史の歪曲をやってのけた。そしてそのために同氏を利用した。

    柯徳三氏はこうも書いている。

    「台湾で育ったことのない日本内地人は、台湾という所に対して別に親しみも何も感じていません。それは無理もないことかもしれません。『台湾は中国の一部じゃないか』と考えている。NHKなどは地図でも台湾と中国を同じ色に塗っています」

    中国の台湾併呑の主張にはっきりと従うNHKに、台湾人の人権を尊重するような顔で日本の台湾統治を糾弾する資格などあるのだろうか。

    「NHKスペシャル/シリーズ・JAPANデビュー」は始まったばかりだが、早くもその第一回で、台湾人の心を踏み躙ることすら厭わない強烈な反日宣伝の意図を鮮明にした格好だ。

    【過去の関連記事】
    「反日台湾」を強調したNHKスペシャルー「シリーズJAPANデビュー」
    http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-714.html
    信仰破壊の真相—NHKスペシャル「台湾弾圧」史観の問題点(その1)
    http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-715.html

    『台湾の声』  http://www.emaga.com/info/3407.html
    『日本之声』 http://groups.yahoo.com/group/nihonnokoe (Big5漢文)

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    「台湾の声」【呼びかけ】「シリーズJAPANデビュー」への抗議は濱崎ディレクターに!

    【転送転載を】

    台湾人のおじいさんたちを反日番組に利用!
    「シリーズJAPANデビュー」への抗議は濱崎ディレクターに!


                             台湾の声編集部

    4月5日に放映の「NHKスペシャル|シリーズJAPANデビュー」の第1回「アジアの"一等国"」は「親日的とも言われる台湾で、今も残る日本統治の深い傷」を暴きだそうとするもので、公正さに欠いた反日番組だった。

    まるで中国人の作った番組のように、日本の台湾統治がどんなに過酷なものだったかを証明するため、台湾人を登場させ、日本の悪口をいわせたが、台湾人の発言は都合の良い部分だけ取り上げて、台湾が反日国家でありようなイメージ作りをした。

    これでは歴史証言を行った台湾人への侮辱でもある。

    中国と同じ反日歴史観で、台湾の歴史をあまり知らない日本人を洗脳させ、「台湾と日本との関係を分断」しようとする政治目的の臭いもする。

    NHKのコールセンターの話だと、番組のディレクターである�崎憲一氏が、番組の誤りをチェックしたり、番組全体の方向付けなどを行って、番組作りを指示したのだそうだ。

    台北一中同窓会でインタビューをし、日本への不満発言をかき集め、それだけを放送したのもこの人だ。

    これからもこの人は、中国の日本弱体化のための政治宣伝と歩調を合わせる感じで、「NHKスペシャル/シリーズ・JAPANデビュー」を制作していくのではないのだろうか。

    これは日本にとっても、台湾にとっても、看過できないことである。

    コールセンターの話だと、現在、番組への非難の電話はたいへんな数だそうだが、これからは批判や抗議や責任追及などは、�崎憲一氏に対して行うべきだ。そうしなければ、いくら抗議をしても、NHKは真剣に考えず、もみ消してしまう恐れがある。

    台湾人を利用して反日のイメージを持たせ、誤解させ、誤った歴史観を視聴者に強制した�崎憲一氏に抗議、謝罪要求を!

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    【抗議先】NHK・「ジャパン・プロジェクト」の�崎憲一氏

    電話 03—3465—1111(代表)
    「ジャパン・プロジェクト」の�崎憲一氏を呼ぶ。

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    【参考】ブログ「台湾は日本の生命線!」より
    ↓ブログでは関連写真も
    http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-716.html

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    証言の「断片」のみ放映
    台湾の被取材者が怒る反日番組
    「NHKスペシャル/シリーズ・JAPANデビュー」

    ■取り上げられた一枚の中学生の集合写真 

    NHKの「被害者」としか思えないのが柯徳三氏。八十七歳になる台湾のお爺さんだ。


    四月五日に放映された「NHKスペシャル/シリーズ・JAPANデビュー」の第一回「アジアの"一等国"」は、日本の台湾統治と言う異民族支配の不条理をこれでもか、これでもかと強調する内容だったが、その不条理さを証言するため登場させられたのが老世代の台湾人。そしてその中心的人物として位置付けられていた一人がこの人だった。

    番組では旧制台北第一中学校の生徒の集合写真が「台湾統治を象徴する一枚の写真」としてクローズアップされる。「台湾人日本文化を叩き込み、民族性までも奪った歴史が秘められている」からだと言う。視聴者は「何事か」と注目したことだろう。これは台湾人に対する同化政策(日本人化政策)への批判である。

    先ず画面には映し出されるのは同校の台湾人卒業生の同窓会。「クラスメート五十人の内、台湾人は二人だけ。同化政策の実態は、台湾人には制限つきの厳しいものだった」とのアナウンスが流れる。

    そこでカメラを向けられるのが卒業生の一人である柯徳三氏だった。同氏は先ず「小さいころは日本人になりたい、どうして台湾人に生まれたのかと考えた」と述懐する。

    ■日本統治への憎しみ証言だったのか

    「狭き門を潜り抜け、中学校へ入学した台湾の生徒たち。しかし日本人が大多数を占める中で、より多くの差別と偏見を受けることになる」とアナウンスは続く。

    柯徳三氏はそれを受ける形で、

    ———台湾人の豚の角煮を弁当に持って行くと、日本人に笑われる。母に弁当は日本式にしてくれと頼んだ。日本式にして始めて堂々と蓋を開けられる。

    と話す。

    次いで「社会に出るとさらに露骨な差別を受けることになる」と強調するアナウンス。ここでも柯徳三氏の次の証言が用いられる。

    ———いとこの姉さんが日本人の嫁になって日本行ったが、戸籍に入れない。こう言うのが差別でしょう。最後の最後まで、台湾人であることを隠さないといけない。

    場面が変わって、「皇民化政策によって台湾人は台湾人であるとの意識を大きく変えられて行く」とアナウンスされると、再び柯徳三氏が登場。

    ———酒を飲むのも日本酒。こういう人間に誰がしたの。日本だ。

    ———喋るのも日本語。台湾語でこう言う演説はできない。

    ———頭のコンピューターはすでに日本化されてしまっているから、あの二十数年間の教育は実に恐ろしい。頭が全部ブレーンウォッシュ(洗脳)されているからね。だから日本式に物を考えたり、日本式に日本語を喋ったりする。

    そのように語る柯徳三氏だが、決して怒りや憎悪に満ちた表情ではない。実直そうな雰囲気の中に笑顔もあればユーモアもある。しかし多くの視聴者はアナウンスに導かれ、日本を痛烈に批判していると受け取ったはずだ。

    ■柯徳三氏に「真意」を尋ねて見えたもの

    ところが柯徳三氏を直接知る私の知人たちは番組を見て、「怨み言ばかりを言う人ではない。もっと別のことも言っているはず」と口を揃えた。

    私は同氏とは面識がないが、やはり違和感を覚えた。台湾人が受けた差別待遇への「怨み言」はよく理解できるが、しかしそれだけで、かつての激動の時代を総括するものだろうかと、これまで台湾であの世代から多くの話を聞かされてきた経験から、そう直感したのだ。台湾通の友人の中でも、私と同じように直感した者は何人かいた。

    そして案の定、知人から「もっと重要な発言がカットされ、悩んでいるようだ」と聞かされたのだ。私はそれを詳しく知りたいと思った。そこで八日、柯徳三氏に国際電話を掛けた。

    受話器の向こうの同氏は、番組で拝見したとおりの矍鑠とした方だった。私が「番組が意に沿わなかったと窺いました。そのことを話していただけますか」と聞くと、一気に話をしてくれた。

    それによって同氏が、カメラの前で日本に対する「台湾人の思い」をさまざま話していたことがわかった。

    聞けばどれもが、良くも悪くも日本人の心に強く訴え来るものばかりだ。アナウンスにもあったように、この番組のテーマは「過去と向き合う中から見えて来る未来」「未来を見通す鍵は歴史の中にある」だが、同氏の語ったとされる話は、まさに日本人に対し、今後持つべき心の在り方を問いかけるものだった。

    しかし番組は、その立派なテーマの前提として「親日的とも言われる台湾で、今も残る日本統治の深い傷」を暴くことを置いていた。そこで採られたのが、そのために都合のいい話の断片だけを繋ぎ合わせる手口だったのだ。

    以下は柯徳三氏から聞いた話のメモである。

    ■心外だ!台湾人が排日と誤解される!

    ———私は日本による五十年間の台湾統治はプラス面が五〇%でマイナス面が五〇%と考える。NHKの取材を受け、インフラや教育のよさを語ったのだが、番組は全然取り上げなかった。

    ———日本による差別待遇など、欠点への怨み事ばかりを取り上げ、あたかも台湾人が朝鮮人と同じく排日だとの印象を植え付けようとしているらしいが、これは心外だ。

    ———烏山頭ダムを造った八田与一技師の話もした。いかに農民にいいことをしたかなど。八田技師の長男とは同級生だったことも話したが、怨み言を並べる場面ばかりが映された。

    ———怨み言は、あのころの日本政府に対するものではない。私たちを健やかに育ててくれた日本政府には感謝している。

    ———「日本に捨てられた台湾人の怨み言」であると解釈してほしい。黙って国民政府(蒋介石政府)に引き渡したときの怨みだ。

    ———国民政府は日本政府の倍悪かった。(四七年の)二・二八事件では台湾人エリートが犠牲になったが、そのことをたくさん話したのに、まったく取り上げていない。

    ———同窓会では怨み言がたくさん出たが、あれはみんなが押さえつけられていた感情をさらけ出したものだった。しかし私たちは日本に対し、一定の評価をしている。

    ———敗戦で日本は台湾を投げ出した。切り離した。しかし償いがなかった。物質的な償いではなく、精神的な償いがだ。マッカーサーの命令により、やむをえなかったことは、台湾人はわかっている。しかし「捨ててすまなかった」とちゃんと言ってくれれば、台湾人は慰められたのだ。

    ———「捨てられた怨みを並べた」と解釈して欲しい。

    ———私は親日でも反日でもない。私にとって日本は養母なのだ。中国から切り離され、日本に養子として拾われたのだから。日本人に差別はされたが、私が今日一人前の医者として活躍できるのは(もう引退はしているが)、日本のおかげだ。

    ———NHKには利用された、騙されたという気もしている。日本に対するネガティブな印象のところだけ取り上げられた。

    ———台湾と日本との仲を引き裂こうとしているのだろうか。どうしてもそう見える。台湾へ来たことのない人が番組を見たらどう思うか。

    ———NHKのバックには中共がいるのだろうか。NHKは中共にブレーンウォッシュされているのだろうか。それとも遠慮しているのか。

    ———私は記者に対して「怪しからん」と話した。「北京総局を置いているが、その下に台北支局を置いている。それなら台湾総局とするべきだ。日本が本部なら、北京も支局とするべきだ。台湾は中国に属していない」と。だがそれは消された。

    ———私は番組の中で「喋るのも日本語。台湾語でこう言う演説はできない」と怨み言を言ったが、それは中国語が話せないと言うこと。台湾語はもともと文章は書けない言葉。若い人から見ると、私たちは日本語ばかりを話す「かたわ」となってしまう。「かたわ」と言うのは「捨てられた人間」と言うことだ。

    ———私は話の最後で「都合の悪いところがあればちょん切って」と頼んだ。それは「日本人が不愉快に思うような悪口の部分を切って」と言う意味だったが、逆にそれらばかりを取り上げられた。

    私は以上の話を聞き、「広く日本人に伝えたい」と話したら、「そうして欲しい」と言われた。

    ■台湾の「親日」イメージ破壊としか思えない

    戦後、台湾人に何の相談もなく突然彼らを他国へ譲り渡した日本に対し、「仕方がなかった。すまなかった」と一言言えばよかったのだと話す柯徳三氏。

    そう言えば番組では、元日本兵だった台湾人も、「(台湾人は)みなしごになって捨てられた見たいだ。人をバカにしているんだ、日本は」と語っていた。番組は「日本統治の深い傷」を暴くとの文脈から、巧妙にもこの発言すら「日本統治」への怨み言として扱っていたようだが、怨みは明らかに台湾人の存在を顧みようとしない戦後日本に向けられていた。

    柯徳三氏はそのような戦後日本の「未来」のため、日本人に「過去と向き合わせよう」(台湾人と向き合わせよう)と話をしたのだが、NHKはそれを操作して、逆に台湾の「反日」イメージを強調したのわけだ。まさに同氏が言うように「中共に洗脳された」がごとく、「台湾と日本との仲を引き裂こう」とするかのように。

    これが視聴者への背信ではなくて何か、台湾人への侮辱的な利用ではなくて何か、そして柯徳三氏ら被取材者への裏切り、冒涜でなくて何かと言うことだ。

    番組が「親日的とも言われる台湾で、今も残る日本統治の深い傷」と強調したところに、私は国内の反日メディア、さらには中国が警戒する台湾の「親日」(日本への深い理解)イメージを低下させようとの意図を感じないではいられない。柯徳三氏もまた「中共による洗脳」「中共への遠慮」があるのではないかとNHKを疑っている。

    ■台湾人の心の蹂躙をも厭わない強烈な反日番組

    実は柯徳三氏は日本で『母国は日本、祖国は台湾』(桜の花出版)と言う本を出版されているが、そこにはこうある。

    「今も日本の学校では、台湾のことがきちんと教えられていません。台湾が日本領だったということも、歴史の教科書に書いてはあるけれども、戦争のこともあって、近代史はきちんと教えられていません。教えられるとしたら、日本が悪いことをしたということばかりなわけです。だから、日本人は正しい歴史を直視していないと思います」

    「大東亜戦争で、日本人が悪いことをした、悪いことをしたと、一生懸命、何十年も経っても謝っていますが、日本が戦争に突入していかざるを得なかった当時の状況を、日本人はきちんと学ぶ必要があるのです」

    日本人のために、ここまで親身に心配してくれている柯徳三氏に対し、NHKはよくも裏切りに出たものだ。それどころかこの番組で、同氏が懸念する近代史の歪曲をやってのけた。そしてそのために同氏を利用した。

    柯徳三氏はこうも書いている。

    「台湾で育ったことのない日本内地人は、台湾という所に対して別に親しみも何も感じていません。それは無理もないことかもしれません。『台湾は中国の一部じゃないか』と考えている。NHKなどは地図でも台湾と中国を同じ色に塗っています」

    中国の台湾併呑の主張にはっきりと従うNHKに、台湾人の人権を尊重するような顔で日本の台湾統治を糾弾する資格などあるのだろうか。

    「NHKスペシャル/シリーズ・JAPANデビュー」は始まったばかりだが、早くもその第一回で、台湾人の心を踏み躙ることすら厭わない強烈な反日宣伝の意図を鮮明にした格好だ。

    【過去の関連記事】
    「反日台湾」を強調したNHKスペシャルー「シリーズJAPANデビュー」
    http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-714.html
    信仰破壊の真相—NHKスペシャル「台湾弾圧」史観の問題点(その1)
    http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-715.html

    『台湾の声』  http://www.emaga.com/info/3407.html
    『日本之声』 http://groups.yahoo.com/group/nihonnokoe (Big5漢文)

    解除するには下記URLにアクセスして下さい。
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    「台湾の声」:読者のNHKへの怒りのメッセージ(3)

    4月5日放映の「NHKスペシャル シリーズ・JAPANデビュー」の第一回「アジアの"一等国"」は日本の台湾統治時代を批判するため、台湾人の証言を都合よく操作し、「反日台湾」を印象付けました。目的は台湾と日本の分断か。台湾人はNHKのように中国の反日陰謀に歩調を合わせるような真似をしません!

    抗議の輪が拡大中!協力を

    抗議先 NHK視聴者コールセンター  0570-066066
    NHKスペシャル「感想・問い合わせ」 http://www.nhk.or.jp/special/

    放送倫理・番組向上機構(通称BPO)ご意見送信フォーム
    https://www.bpo.gr.jp/audience/send/form.html
    総務省・ご意見ご提案の受付
    https://www.soumu.go.jp/common/opinions.html

    以下は読者の怒りのメッセージです。
    *********************************************

    読者のNHKへの怒りのメッセージ(3)

    早速 放送倫理・番組向上機構(通称BPO)へ抗議のメールを致しました。
    知り合い2名も抗議を送っております。

    斉藤 

    *********************************************

    編集部御中
    4/5 NHK「アジアの一等国」を見て、余りの偏向内容にびっくりしまし
    た。日本が台湾に対しやったことは、角度を変えてみると、すべてが
    ネグレクトになるという典型ですね。鉄道敷設も経済侵略の手法にすぎな
    いし、港湾施設の拡充も、学校建設等々、なにもかも植民地化の手段に
    過ぎないということでしょう。
    NHKは日本の統治でダム建設をしたり、サトウキビ栽培で農業の振興
    をはかったり、阿片吸引の悪弊を撲滅したり、下水道等インフラ整備し
    たこともすべて植民地化のための悪行と言いたいんでしょうね。
     久々にすさまじい偏向放送をみました。
     このような偏向番組を無くすよう努力したいとおもいます。
    今後も頑張ってください。
                           敬具

    *********************************************

    私の祖父は台湾駐屯の憲兵大尉でした。台中と彰化県にいました。
    当時、日本はイギリスのように、植民地の搾取政策(例、インド)を取らなかった
    が、差別があった事は事実です。

    *********************************************

    いつも拝読させていただいてます。**見ました、NHK.見ていてどうも変だ、と思えました。かなり編集に偏向がみられましたね。、何も知らない人は、ああ〜そうだったのかと思ってしまいますよ。、、総て公平に放送するなら兎も角、偏向煽り番組は許せません。::もう、NHKは日本国民の放送では無いんですね、、、。抗議の声を大きくしましょう。私も抗議文をおくります。=真田 幸市

    *********************************************

    【参考】転送転載歓迎


    「反日台湾」を強調したNHKスペシャルー「シリーズJAPANデビュー」


    ブログ「台湾は日本の生命線!」より
    ブログでは関連写真もあり。
    http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-714.html


    1、漢民族弾圧を強調—日本の台湾統治史で反日宣伝 

    ■保守派も太刀打ちできないNHKの反日番組 

    今年は横浜開港から百五十年に当たることから、NHKは「これからの日本を探る」として関連番組を放送する「プロジェクトJAPAN」なる三年シリーズを開始。四月四日には「プロローグ」として「戦争と平和の150年」と題した番組を放送したが、これを見て「憲法九条の宣伝に過ぎない」と酷評したのは在日台湾人でメールマガジン「台湾の声」編集長の林建良氏。

    医師でもある同氏は「かつての日本の防衛戦争を否定する内容。血液に白血球はいらないと言っているようなもの」と笑った。そして「国民の受信料で反日宣伝を行うのだから、左翼より悪質。これでは保守派も太刀打ちできない」とも。

    そして翌五日、「NHKスペシャル」の「シリーズ・JAPANデビュー」の第一回を放映。百五十年前に世界にデビューした日本が第一次大戦の戦勝国となって一等国入りしながら、なぜ敗戦への坂を転げ落ちて言ったかを探るのがこのシリーズなのだそうだが、それがとんでもない反日内容となることを十分なまでに予感させるものだった。

    ■台湾を「アジア支配の原点」と強調する意図

    ■「漢民族弾圧」で語る台湾統治史

    日本は初めての殖民地である台湾の統治成果を世界に示そうと力を注ぎ、「漢民族の伝統と誇り」を持つ台湾人の武力抵抗を弾圧し、第一次大戦後は同化政策を進めて民族自決主義の影響による台湾人の自治要求運動を弾圧し、支那事変以降は漢民族である台湾人の日本人化を強行するため皇民化運動を行い、台湾の南進基地化の下で約二十一万人もの台湾人を軍に入隊させ、中国、南方戦線へ送ったが、敗戦を迎えたと言うのが番組のあらすじだ。

    この「あらすじ」自体には歴史歪曲があるとは言えない。「漢民族弾圧」と言う一つの歴史の側面を語る上で、このようなものを組み立てるのも可能ではあるが、その組み立ての動機については、番組の最後のくだりに登場するフランスの歴史学者、パスカル・ブランシャール氏の次の言葉でおおよそを知ることができる。

    ———私たちは他社との歴史共有の道を探し当てなくてはならない。

    ———私たちはもはや、正しく優れているのは自分で、間違い、劣っているのは相手と考えることはできない。

    ———世界に目を向け、なぜ世界の人々は日本をこう見るのかを理解しなければならない。

    台湾統治当時の日本人にすら想像も及ばないフランスの殖民地における人種差別政策の苛烈さはともかく、NHKはこれらのセリフに正当性を与えるため、当時を知る台湾の老世代に、次から次へと日本統治への恨みを、日本語で語らせて行くのだ。


    2、台湾人の証言を操作し反日宣伝—ご都合主義の番組制作

    ■当時の不満を吐き出させて歴史の傍証に

    例えば、

    ———学校、職場で偏見、差別に苦しめられた。

    ———(日本時代は)嫌だな!馬鹿にしよって。

    ———役所では昇進の条件となるから、仕方なしに改姓名(日本名への改称)した。昔の姓を残したかった。

    ———酒を飲むのも日本酒。喋るのも日本語。こういう人間に誰が育てた。日本だ。二十年間の教育は恐ろしい。

    日本時代を懐かしがっているとされるあの世代の台湾人のこれらの言葉に、耳を疑う日本人は多かったかもしれないが、実際にあの世代には、相手を不愉快にさせまいと、日本人の前ではあまり語らない感情があるのだ。

    それは当時台湾にいた日本人から受けた差別への恨みだ。同じ日本国民でありながら、感情面でも制度面でも加えられた差別への悔しさである。NHKはカメラの前で、彼らにそれを思う存分話させた、あるいは吐き出させた。そしてそれを日本の「漢民族弾圧史」の揺るぎなき傍証に仕立て上げた。

    それを一つの歴史検証の方法だとしても、公正さが求められる番組の手法としてはどうだろうか。

    上の掲げた発言は、日本統治時代の台北一中の卒業生たちのものだが、彼らをよく知るある日本人が「おかしい」と直感した。たとえ知り合いではなくても、台湾のあの世代と交流があれば、「何かがおかしい」と感じるのが自然だろう。

    そこでその人が電話で本人たちに確認したところ、「日本統治より国民党統治の方がひどかったと話したが、その部分は番組で削除された」ことなどがわかって来た。

    ■反日番組の障害だった「親日」クリアに成功

    番組は最後に「親日的とも言われる台湾で、今も残る日本統治の深い傷。それは今後アジアの中で生きて行く日本が分かち合わなければならない現実。過去と向き合う中から見えて来る未来。百五十年前に世界にデビューしたジャパンの歴史が、私たち一人ひとりの明日を問いかけている」とのアナウンスで終わる。

    私の長年の観察から言えば、これまで日本の反日歴史ドキュメント番組にとって「親日的とも言われる台湾」の人々の歴史証言は明らかに厄介な存在だったが、NHKはシリーズ第一回でこの点をうまくクリアし、「幸先より」と喜んではいないだろうか。

    もしすべての台湾人が日本の統治に感謝、感激し、「日本の完全無欠の偉大な歴史」を宣伝する政治的番組を制作するとしたら、自ずとNHKと同様の手口を採用することになるだろう。「あのころはよかった」との証言をいくつも引き出し、それを集成して「日本統治の栄光」とアナウンスすれば一丁上がりである。

    ■日本は台湾原住民を「動物」扱いしたか

    番組では「五十年の統治を象徴する」として取り上げられるのが、一枚の台湾原住民、パイワン族の集合写真だ。アナウンスはこれを「人間動物園」の写真だと断定する。

    約百年前にロンドンで日本の産業や文化を紹介する日英博覧会が開催され、約八百万人が訪れたが、そこで特に人気を集めたのが、パイワン族の家作りや暮らしぶりを見せるコーナーだった。そこではパイワン族の人々が客の前で「戦いの踊り」「戦闘の真似事」などを披露した。そしてその写真は、そのように「見世物」になった人々の写真なのだと言う。

    英国では当時、インドなど殖民地の原住民の「見世物」を「人間動物園」と呼んだそうだ(その言葉が見られる英国の昔の文書が映し出される)。それは原住民を文明化するのを使命とされていた時代のもので、当時は「いいこと」。だから日本もそれを真似、パイワン族の「人間動物園」を展示したと断じるのである。

    そしてこの写真は殖民地政策の政策を示して一等国と認められようとした日本にとっては「統治の象徴」と言う論法だが、それではあたかも日本人もまた、原住民を「動物」扱いしたと受け取られかねない。

    ■「日本統治の深い傷」を拵えるNHK

    英国が殖民地の原住民をどれほど「動物」扱いにしたかは知らないが、少なくとも日本人は台湾で原住民を帰順させた後、近代文明を知らない原住民一人ひとりを「天皇の赤子」と位置付け、人種差別意識から来る「蕃人」との蔑称を改めて「高砂族」と呼び、警察官(教師、産業指導を兼務)が並々ならない使命感を抱き、命がけで山岳などの部落に赴き、根気よく手取り合いとり教育を施し、国民意識、産業、衛生など近代観念を教え、その結果、原住民の出生率は上がり、劣悪な生活環境のなかで人口の増加を見ると言う成果を挙げたのだ。

    もちろんその成果の根底には日本人警察官と原住民たちとの間の「人と人の心の交流」があった。そしてそのためにこそ原住民は、日本人への強い信頼感、親近感を戦後に至るまで抱いて来たのである。

    ところが番組は渡英したパイワン族の遺族たちに写真を見せ、沈痛な面持ちで「悲しい」と言わせる。遺族たちはその渡英の話を聞かされていないとのことだから、たぶんNHKが「動物として扱われた」と聞かされ、「悲しい」と答えたのだろう。

    このように遺族を悲しませることで、NHKは「日本統治の深い傷」をもう一つ追加した。


    3、台湾の元日本軍人が恨んでいるのは戦後日本—なぜ正確に扱わない

    ■笑顔の教育勅語の暗誦も「深い傷」

    番組は皇民化政策の「行き着いた先」として「台湾人が日本軍の兵士として国のために命を捧げた」ことを挙げる。

    支那事変、大東亜戦争時代の皇民化運動とは、近代国家ではよく見られた近代国民化運動の台湾版。それまでの同化政策を戦時の需要から急進的に展開したものだが、その結果、台湾人が国民の資質ありと認められるに至り、国民として従軍が認められたのだから、「行き着く先」と評するのは間違いではない。

    もっとも番組はそれを「日本統治の深い傷」とする見地である。ここでも「傷」を負った元日本軍人の台湾人たちを訪ねて日本への不満、恨みを語らようと試みる。

    場所はどこかの公園らしい。元軍人を含むおじいさん、おばあさんたちがカラオケで日本の軍歌を楽しそうに歌っているから公園に違いない。台湾の公園ではこうした光景はよく見られるのだ。

    そこでは一人の元軍人が日本語で昔の話を滔々と話す中、我々は教育勅語がわかる(暗誦できる)と言った。すると取材しているスタッフの「エー!」と言う驚きの声が入る。「とんでもないことだ」との怒りの声にも聞こえたし、「それは格好の反日題材だ」との喜びの声にも聞こえた。

    暗誦を始めたのは元軍人の横にいるおじさんだった。とても嬉しそうな笑顔である。

    もちろん、だからと言って、この人が日本を恨んでいない証拠だとは言えない。ただ台湾へよく出かける人ならわかるはずだ。日本人を前に教育勅語を暗誦し、日本との心の近さ、親しみを示す光景は、台湾ではよく見られることである。「何だ、お前は勅語を知らないのか。それでも日本人かい」と言ってからかわれ、萎縮したことのある若者も少なくないはずだ。

    だが番組ではこの暗誦も、悪意の響きを持つ「エー!」の対象となるのである。

    ちなみに台湾人は戦後、東京裁判史観にも唯物史観にも染まらなかったから、その多くは教育勅語を軍国主義に結びつけ、批判することはない。だから笑顔で日本人に誇らしげに、そして懐かしげに読んで聞かすのだろうと、私はいつも思っている。だから「エー!」は馬鹿さ加減をさらけ出すだけでなく、台湾人には無神経で失礼である。

    ■国民党の二・二八虐殺も日本の責任か

    そして番組はこうアナウンスする。

    「戦後台湾を統治したのは、蒋介石率いる中国国民党。日本兵として中国と戦った台湾人は、かつての敵の下で暮らすことになった。台湾人は日本人の奴隷となったと非難され、国民党と衝突。多くの人々が処刑されて行く」。

    「国民党と衝突」と言うのだから四七年の二・二八事件のことだろう。この国民党による台湾人虐殺事件の発端は、苛酷、不条理な殖民地支配への台湾人の不満だが、その不満の根底に、前近代的な政治思想を持つ国民党によって、台湾人の近代的思想が「日本の奴隷化教育が齎した毒」と批判され、蔑まれ、差別されるとの状況があったのは確かである。

    しかしこのアナウンスをよく聞けば、「日本軍が台湾人を戦争に駆り出したため、同じ漢民族であるはずの国民党に理解されず、そのため衝突が起こり、処刑された」との日本批判に思えないか。

    もしそうだとすれば、国民党の中国人たちの反日歴史観に、番組は限りなく近づくことになる。

    ■恨みは台湾人を「みなしご」にした戦後日本

    このようなアナウンスがなされた後、再び元軍人が日本への恨みを語りだす。しかしそれは果たして台湾統治を行った日本人に対するものだろうか。

    ———(台湾人は)みなしごになって捨てられた見たいだ。人をバカにしているんだ、日本は。(周りの人々を見ながら)間違っているか?本当のことだろう?(周りは台湾語で「そうだ」と頷く)

    ———(あなたたちが日本へ)帰ったら、若い連中にはわからないことだが、八十歳以上の人に宣伝してください。台湾の当時の若い青年がいかに日本の民と協力して尽くしたかを。

    これらは「日本統治」にと言うより、明らかに戦後の日本に向けた言葉である。台湾人を勝手に国民党に渡した戦後日本人に対してか、戦後補償もろくにしないで来た戦後日本人に対してか・・・。いずれにせよ、日本国民として戦った自分たちを他所に放り投げて「みなしご」にし、その存在に見向きもしないで来た戦後日本への恨みである。


    4、親中・反日—NHKは台湾人の思いに興味はない

    ■NHKは台湾に対して何をしてきた

    NHKもまた、その悪しき戦後日本人の最たるものではないのか。これまで台湾に脅威を与える中国の軍事政策に一度でも反対する番組を、国民に対して放映したことがあるだろうか。

    数年前、NHKのニュース番組は、台湾をも含む中国地図を画面に映し出した。在日台湾人が抗議しても聞き入れられず、そのため台湾の最大手紙である自由時報はテレビ番組欄にあるNHKアジア向け放送の部分を長期間にわたって空欄にし、抗議の意を示したが、台湾には傲慢なNHKには、痛くも痒くもなかったことだろう。

    あの元軍人は何を日本に訴えようとしたのか。

    ———心を察してもらいたい。そうでしょう?命をかけて国に尽くしたんだよ。それなのに・・・

    何かを言おうとしたようにも見えたが、残念ながら「それなのに」で話は切られてしまった。

    ■NHKにとって重要なのは反日宣伝のみ

    番組は、もっとこの元軍人に日本への積年の思いを話させ、それを正確に伝えるべきだったが、台湾人の思いなどより、重要なのは反日宣伝なのだろう。

    NHKは「過去と向き合う中から見えて来る未来」と強調する以上、まずは自身が「台湾に目を向け、なぜ台湾の人々は日本をこう見るのかを理解」しなければならない。

    台湾人が日本国民にさせられた歴史を批判するだけでなく、日本国民にさせられた人々にしっかりと目を向け、その人々とその子孫の国である台湾の行く末を、我がことのように憂い、さらにはその人々への恩返しとして、中国の脅威に晒されるその国の存立を応援するのが「今後アジアの中で生きて行く日本」の使命であると国民に訴えなければならないはずだが、NHKは明らかに、その中国の日本弱体化を目的とした反日歴史宣伝と歩調を合わせ、それとの「歴史共有の道を探し当てよう」としているのである。

    シリーズが進むごとに明らかになるであろうNHKの中国優先の姿勢。これが夢見る「今後のアジア」には、もしや「漢民族」同士の「中国統一」も含まれているだろうか。今回の番組が、中国が恐れるところの日台の良好な関係を支える台湾の親日感情、親日イメージを否定して見せたことも気に掛かる。


    『台湾の声』  http://www.emaga.com/info/3407.html
    『日本之声』 http://groups.yahoo.com/group/nihonnokoe (Big5漢文)

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