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  • 2009年3月31日火曜日

    「台湾の声」【 4 月 5 日 ( 日)】鄭南榕記念台湾問題講演会

    【 4月5日(日)】鄭南榕記念台湾問題講演会

       歿後20年を迎え葉菊蘭夫人と令嬢の竹梅さんが臨席

     戒厳令下の台湾において、公開の場で初めて台湾の独立建国を叫び、あるいは2
    ・28事件の真相究明を求め、遂には一死をもって国民党の圧政に抗し、台湾に民主・自
    由の道を開いた台湾建国の鄭南榕烈士。

     鄭烈士は1988年末、台湾独立建国聯盟主席だった許世楷氏(前駐日代表)の「
    台湾共和国憲法草案」を、自由時代社を主宰し自ら編集長をつとめる週刊誌「自由時代」
    に掲載。1989年の年が明け、検察は叛乱罪容疑で召喚しようとしたが鄭烈士は頑として応
    じず、台北市内の自社に籠城、完全な言論の自由を求めて抗議し続けた。「国民党が私を
    逮捕できるとすれば私の屍だけだ」と宣言、4月7日午前9時過ぎ、警官隊が包囲する中、ガソリンをかぶって覚悟の自決を遂げられた。享年42。

     今年は自焚後20年という節目の年にあたり、葉菊蘭夫人(前行政院副院長、前
    高雄市長)と一人娘の竹梅さんも臨席。鄭烈士と親しかった本会の宗像隆幸会長と、日台安全保障問題の第一人者の川村純彦氏を講師に「台湾問題講演会」と銘打って開催いたします。奮ってご参加くださいますよう謹んでご案内申し上げます。

     平成21年(2009年)3月吉日

                           鄭南榕顕彰会

                         記

    ■日 時 2009年4月5日(日) 午後2時30分〜7時30分(開場:2時)

    ■会 場 文京区民センター 3階3A
         東京都文京区本郷4-15-14 TEL:03-3814-6731
         (文京シビックセンターの斜向い)
         【交通】都営地下鉄:三田線・大江戸線「春日駅」徒歩1分
             東京メトロ:丸ノ内線・南北線「後楽園駅」徒歩3分
             JR総武中央線「水道橋駅」徒歩10分

    ■講演1 宗像隆幸氏(鄭南榕顕彰会会長、アジア安保フォーラム幹事)
         演題「日台運命共同体の意味」

         宗像隆幸(むなかた・たかゆき) 昭和11年、鹿児島県生まれ。明治
    大学経営
         学部卒業後の昭和36年、台湾青年社(台湾独立建国聯盟の前身)に参
    加、機関
         誌「台湾青年」の編集長などを務める。主な著書に『新しい台湾』『
    台湾独
         立運動私記』『台湾建国』など。現在、台湾独立建国聯盟中央委員、
    アジア安
         保フォーラム幹事、鄭南榕顕彰会会長、日本李登輝友の会理事。

    ■講演2 川村純彦氏(川村研究所代表、岡崎研究所副理事長)
         演題「日台関係の戦略的な重要性」

         川村純彦(かわむら・すみひこ) 昭和11年、鹿児島市生まれ。同35
    年、防衛
         大学校卒業(4期)後、海上自衛隊に入隊。対潜哨戒機パイロット、在米
    大使館
         防衛駐在官、第5(那覇)及び第4(厚木)航空群司令、統幕学校副校長な
    どを歴任。
         平成3年、海将補で退官。現在、川村研究所代表、NPO法人岡崎研究
    所副理
         事長、日本李登輝友の会理事。

    ■参加費 1,000円

    ■懇親会 同会場にて、午後5時30分〜7時30分【懇親会費:3,000円】

    ■お申込 4月4日(土) 申込フォーム、FAX、メールにて
         申込フォーム:http://www.ritouki.jp/cgi-bin/enquete/form0043.reg
         FAX: 03-5211-8810 E-mail:info@ritouki.jp

    ■主 催 鄭南榕顕彰会(宗像隆幸会長)
         〒102-0075 東京都千代田区三番町7-5-104号 日本李登輝友の会気付
         TEL:03-5211-8838 FAX:03-5211-8810
         E-mail:info@ritouki.jp ホームページ:http://www.ritouki.jp/

    ■後 援 在日台湾同郷会、在日台湾婦女会、台湾独立建国聯盟日本本部、日本
    台湾医師
         連合、怡友会
    ----------------------------------------------------------------------------
    第5回「台湾建国烈士・鄭南榕記念 台湾問題講演会」 申込書
    *お申し込みいただいた個人情報は他の目的で使用しません。

    ご氏名:                TEL:

    懇親会:出席 欠席(いずれかに○をつけてください)

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    「台湾の声」【ニュース】国民党・権力闘争勃発か

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    2009年3月30日月曜日

    2009年3月26日木曜日

    「台湾の声」【早川台湾レポート第 3 回】 「種をまいておかないと」

    【早川台湾レポート第3回】 「種をまいておかないと」

                     早川友久

    3月15日、訪日した民進党の蔡英文主席は、講演会の席上、「台湾大学で3年間、日本語を勉強したがものにならず、結局米国へ留学した」と漏らしたそうだ。

    蔡主席は台湾の最南端・屏東県の出身。台湾のかたちをサツマイモになぞらえる人がいるが、屏東県はそのサツマイモの尻尾の部分にあたる。父親は日本時代を経験した世代なので、日本語は日本人そのもの。日本留学させようと日本語の家庭教師までつけてくれたそうだ。

    似たようなエピソードを私も聞いたことがある。
    「今でも後悔しているのは、親父が日本語を教えてくれなかったこと。というより、日本語を教えてもらおうとしなかったことだな」。そうつぶやくのは公認会計士の李さんである。

    李さんはちょうど50歳、蔡主席とほぼ同世代だ。両親ともに日本語を母語として話し、夫婦喧嘩のときは日本語と台湾語がチャンポンで飛び交い、子どもたちは両親が何を言っているのかよく分からなかったという。お父上はすでに他界されたそうだが、ご母堂は桃園県大渓(日本時代の面影を色濃く残す「老街」と豆干で有名な街)で達者に暮らしている。

    李さんたちの世代は日本時代を直接経験した肉親を持っている場合が多く、耳学問とはいえ日本語を話せる人も多い。もちろん、日本へ留学する人も多かった。この時代、日本時代の痕跡を消そうと国民党の教育は反日を極めたそうだが、まだまだ台湾の人々にとり、留学先といえば日本、それに次ぐのがアメリカであったという。

    先月、早稲田大学の学生たちが研修のため、台湾大学の日本語学科を訪れた。
    挨拶に立った徐興慶教授は「私が九州大学に留学していた頃、留学生の出身国は台湾が一番でした。今日、台湾は第3位になり(1位・中国、2位・韓国)、しかもその数は徐々に減ってきています。留学生の数が減るということは、すなわち日本を知る台湾人が減っていくことではありませんか」と話された。

    残念なことだが、今の台湾の大学生にとって日本はそこまで魅力的な留学先ではない。もちろん、彼らと接していると、その多くが日本に対して好感や親近感を抱いてくれているのがよくわかる。彼らにとっていちばん興味があり(台湾大学でも第2外国語に日本語を選ぶ率は断トツである)、いちばんおしゃれで、いちばん真似したくて、いちばん遊びに行きたくて、いちばん近しい国は日本なのだ。

    街を歩いている学生のヘアスタイルを、プロの美容師がカットしておしゃれに変身させる番組でこんなロゴが踊っていた。『西門町から東区へ。東区から東京へ』。西門町とは中高生が集まる若者の街。東区とは台北101ビルを中心とする、銀座のような街。つまり、最新のオシャレなスタイルは東京にありということだ。

    街を歩いている女のコのファッションを見ていても、日本とほとんど変わらないように思える。ここ数年、インターネットの普及で情報を得るのが容易になったためか、今、何が流行しているかが即座に品ぞろえにも反映されるという。書店には日本から輸入した『Cancam』や『JJ』などのファッション雑誌が積まれ、学生たちは研究に余念がない。最新のスタイルを研究し、似たような服やバッグを手に入れれば、一丁上がりである。

    とはいっても、若者たちにとって、いざ留学となると日本への足は遠のく。留学では、「日本熱」よりも「欧米熱」のほうがむしろ高い。多くの学生が留学先として第1希望に選ぶのがアメリカだ。一昨年の統計だと、これにイギリス、オーストリア、カナダ、そして日本と続く。第5位ではあるものの、かつてほどの「留日熱」はなく、右肩下がりである。

    「日本に留学したいけどね・・・」と語る彼らもいろいろと考えている。曰く、アメリカも日本と同様に生活費が高い。どうせ高い出費を強いられるなら、米国帰りの方が箔が付く(台湾に帰国して就職するときも有利かもしれない)。曰く、博士号を取りたいけど、日本で博士号をとるのは難しいそうだ(特に文系は厳しいらしい)。曰く、英語を身につければ世界で勝負できる(日本だと日系企業に就職するしかないんじゃないの)。曰く、日本では永住権を取るのが難しいから(ん?帰ってこないつもり?)、等々。
    確かに頷ける理由も多い。彼らなりに自分の将来を考えて、賢明な選択をしているのだろう。

    かと言って、この右肩下がりの状況を日本人として指をくわえて見ているわけにはいかない。今週、台湾大学のキャンパス内では、新学生会館のオープンに合わせ、「グローバルラウンジ」という催しが行われ、日本人留学生たちも日本文化の紹介をする。
    もともと、日本に対する好奇心が強い台湾の学生のこと、多くの学生たちが集まってくれるだろう。しかし、興味や好奇心だけで終わらせず、日本がいかに吸引力を発揮して、「留日熱」をもう一度呼び起こせるか。

    今、種をまいておかないと将来に実がなることはない。今こそ、一人でも多くの台湾人が日本留学へ舵をきってくれるような知恵を絞るときだと切実に思う。

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    「台湾の声」【案内】座席数拡大!29日の台湾映画「海角七号」試写会

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    「台湾の声」【ニュース】民進党が「一つの中国」下の WHO 年次総会参加に反対

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    2009年3月25日水曜日

    2009年3月24日火曜日

    「台湾の声」【勝訴】烏来の高砂慰霊碑の強制撤去訴訟

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    「台湾の声」【日台は情で繋がっている】海角七号・試写会

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    「台湾の声」【本日】烏来高砂義勇隊慰霊碑撤去事件訴訟案の初公判

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    「台湾の声」【名古屋・ 3 月 28 日】外登証正名街頭署名と勉強会

    【名古屋・3月28日】外登証正名街頭署名と勉強会

    ※名古屋での署名活動はこれで最終となります。

    13:00〜15:00金山総合駅南口(名古屋市熱田区)にて

    当日は、台湾研究フォーラム代表の永山英樹氏をお招きすることになっています
    のでご期待ください。

    署名終了後、近くの金山神社にて永山氏を講師として勉強会を開催します。
    時間は、16:00〜18:00 豊富な運動経験を持たれる氏より、私たちの目線に立
    って、運動がしたくなるお話をしていただきます。こちらもご期待ください。
    李登輝友の会以外の方も歓迎します。会費500円。

    ※終了後は希望者にて懇親会も行います。併せてご参加下さい。会費4000円

    参加希望の方は、メールにてお申し込み下さい。

    □■愛知李登輝友の会事務局■□
    info@ritouki-aichi.com

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    2009年3月23日月曜日

    「台湾の声」【海角七号】3月29日・試写会と懇親会

    【海角七号】3月29日・試写会と懇親会

    来る3月29日、昨年、台湾で記録的な大ヒットとなった映画「海角七号」(魏徳聖監督)の試写会を下記のような要綱で開催いたします。

    この映画は60数年前の日本人引き揚げという史実を踏まえ、日台をまたぐ新旧ふたつのラブストーリーを核とする映画で、「何回観た?」というのが挨拶になるほどの現象を台湾で引き起こしました。「悲情城市」などでおなじみの侯孝賢監督に「僕にとって10数年来で最高の台湾映画。見に行かなければ、絶対後悔します」と言わしめたほどの魅力的な作品です。

    そこで、李登輝元総統も推薦するこの映画の日本語字幕の翻訳などを本会がお手伝いした関係もあり、試写会を催すこととなった次第です。

    つきましては、日本語字幕版としては日本で初上映となりますので、皆様方にはご多忙のことと存じますが、ご出席賜りますよう謹んでご案内申し上げます。

    なお、参加者にはこの映画のPR版DVDをもれなくプレゼントし、また、懇親会参加者には、映画「海角七号」関連の素敵なグッズをプレゼントの予定です。

    ■日 時 平成21年3月29日(日) 受付開始:午後4時

    映画「海角七号」試写会 午後4時20分〜6時40分

    懇親会         午後7時〜8時30分

    ■会 場 アルカディア市ヶ谷 3階 富士の間

    東京都千代田区九段北4-2-25 電話:03−3261−9921 JR・地下鉄「市ヶ谷」駅 3分

    ■参加費 試写会:1,000円 懇親会:10,000円

    ■申込み 申し込みフォーム:

    http://www.ritouki.jp:80/cgi-bin/enquete/form0042.reg


    FAX:03-5211-8810 E-mail:info@ritouki.jp


    *日本李登輝友の会会員を優先し、受付順、定員(300名)になり次第締め切ります。後日、受け付けた旨を葉書でご連絡いたします。当日、必ず葉書をご持参のうえ受付にお出し下さい。

    *一般の方で、お申し込みと同時に入会を希望された場合は、会員として優先いたします

    ■主催・問い合せ
    日本李登輝友の会 TEL:03-5211-8838 FAX:03-5211-8810
    --------------------------------------------------------------------------------
    映画「海角七号」の試写会と懇親会 申込書

    試写会 出席・欠席   懇親会 出席・欠席   会員・一般 

    (どちらかを○で囲んで下さい)
    フリガナご氏名                 電話番号                 

    ご住所 〒   −    


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    「台湾の声」【ニュース】欧鴻錬外相が台中同時承認を「言い間違い」と否定

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    2009年3月22日日曜日

    2009年3月21日土曜日

    「台湾の声」【大阪】 Freddy 台湾問題座談会

    【大阪】Freddy (林昶佐)氏台湾問題座談会 『Let's talk about the future of Taiwan』

    (日本語通訳付ですので、台湾の方はもちろん日本人もどうぞ。)

    日時 : 平成21年3月22日(日) 

    【座談会】 15:30開場 16:00開始〜18:00
    【食事会】 18:30頃〜(近辺のレストランへ移動)

    場所 : 大阪南森町オフィス『フォルモサロン』
    大阪市北区西天満3-6-27
    http://www.timedomain.co.jp/listen_room/image/folmosalon_map.jpg

    地下鉄谷町線・堺筋線 「南森町」 2番出口から西へ徒歩4分
    JR東西線 「大阪天満宮」 3番出口から西へ徒歩5

    主催 : 台湾問題座談会,在日台湾同郷会関西支部

    料金 : 無料 (食事会は\3,000)

    申込 : hikos@kzh.biglobe.ne.jp 090-6371-7911 松井
    (人数に限りが有りますので、事前に御連絡ください)

    Freddy Lim(林昶佐)氏プロフィール

    台湾で最も重要な音楽祭「野台開唱」の主催者であり、ステージではファンに
    「鬼王」と呼ばれるヘビメタのバンド「閃霊(ソニック)」のボーカル&リーダー。
    台湾インディーズの世界で最も影響力が有る人物であり、ライブハウス「ウォ
    ール(這牆音楽芸文展演空間)」発起人。

    「閃霊」は台湾金曲賞ベストバンド賞を受賞、「ウォール」は台湾北部での若者
    文化の重要拠点であり、10年前は単なる大学生のイベントだった「野台開唱」
    はアジア有数の大音楽祭に成長、3日間の観客動員数は5万人を超える。

    台湾映画「南方紀事之浮世光影」(日治時代の台湾で活躍した彫刻家であり
    書家の黄清の生涯を描いた作品)に主演。

    08年の台湾総統選では民進党・謝長廷候補の選挙対策本部青年部長に就任。

    李登輝学校の第一期卒業生。
    有名な羽織袴姿の李登輝先生の写真で、学ランを着て竹刀を肩に担いでいる
    白鉢巻の青年。


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    「台湾の声」【本日・新宿駅】国籍正名運動街頭署名に協力を

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    「台湾の声」【ニュース】総統選挙から1年:馬総統の満足度 28.6 %

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    「台湾の声」【抗議を】誤報訂正を拒否!—日経が媚中報道の悪意をさらす

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    2009年3月20日金曜日

    「台湾の声」【外登証・反響】手をゆるめてはならない理由

    【外登証・反響】手をゆるめてはならない理由

    19日の産経新聞の報道中、

    "日本政府は昭和47年の日中国交正常化以後、台湾を国として
    承認せず、「政令で定める地域の権限のある機関の発行した文書」
    として、台湾政府とパレスチナ自治区発行の旅券を認めてきた。
    パレスチナは平成19年に外国人登録証の「パレスチナ」表記を
    認めたが、台湾だけは「中国」表記のままだった。"

    とある。

    出入国管理及び難民認定法第二条第五号ロの地域を定める政令
    (平成十年五月二十二日政令第百七十八号)
    http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H10/H10SE178.html

    には、

    "出入国管理及び難民認定法第二条第五号ロの政令で定める地域
    は、台湾並びにヨルダン川西岸地区及びガザ地区とする。"

    とある。

    つまり、内閣は、その政令で「台湾」、「ヨルダン川西岸地区及
    びガザ地区」という地域に言及し、平成十年以降、日本は台湾政
    府発行の旅券を認めている。

    報道によれば、平成十九年に、外国人登録証では「パレスチナ」
    表記を認めたという。

    台湾については、上記のように、日本の法令に、台湾が中国の一
    部ではないことが示されている。

    本来であれば、上記政令の制定に合わせて、外国人登録証での表
    記も「台湾」に改正されるべきであった。

    台湾人の国籍表記を中国としているのが、法務省の過去の通達で
    あったとしても、上記、内閣による政令と矛盾した場合、法令の
    序列からして、政令が優先される。

    外国人登録証での台湾の扱いは、矛盾であり、あまりにひどかっ
    たのである。

    なぜこのような、明らかな矛盾が、機会が何度もあったのに、改
    正されずに放置されたのか。

    中国の隠然たる脅迫の存在と、それに従って、正義に背く裏切り
    者がいたとしか考えられない。

    中国がそれほどまでに影響力を行使しているとなれば、われわれ
    も楽観視は出来ない。

    正しい措置が行われることが確定するまで、手を緩めてはならな
    いのである。

    ==========================================================
    【海外からの声援】

    Go, go, go, dear Taiwanese in Japan!

    読者 Eng-le

    ==========================================================

    【21日街頭署名】戦いはこれから!中国の反発許すな

    中国の反発で後退するな!
    在日台湾人の国籍は断固「台湾」に!
    21日の新宿での署名活動に協力を!

    本19日の産経新聞によると外国人登録を廃止し在留カードへの
    移行を定める出入国管理法改正案が今国会で提出されているが、
    これによって在日台湾人の国籍が従来の「中国」から「台湾」に
    改められる見通しになっているが、その一方で中国政府の反発が
    予想され、「与野党の対応」が問われそうだという。また「台湾」
    との記載は出入国管理法によって定められるのか、法務省令、総
    務省令によって定められるのかは決まっておらず、中国の干渉も
    考えられる。

    戦いはこれからだ! これまでの努力を水泡に帰させてはならな
    い!

    私たちはこれからも「台湾」に改めることを求める署名活動を引
    き続き展開し、「中国の反発で後退するな!国民の声を届けよう」
    と訴える。

    台湾の声編集部

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    21日、台湾正名街頭署名活動 (参加者を募っています!) 

    日時 3月21日(土)午後1時半〜3時半 
    場所 JR新宿駅西口
    主催 台湾の声編集部、日本李登輝友の会、台湾研究フォーラム
    問い合わせ 090−4138−6397永山

    ==========================================================

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    「台湾の声」【21日】映画「風を聴く」「雨が舞う」の林雅行監督講演会/新宿駅前・台湾正名街頭署名

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    「台湾の声」【ニュース】欧鴻錬外相が台中共存に柔軟姿勢、総統府は共存否定

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    2009年3月19日木曜日

    「台湾の声」【21日街頭署名】戦いはこれから!中国の反発許すな

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    「台湾の声」【産経新聞】在留カード「台湾」表記 

    【産経新聞】在留カード「台湾」表記 入管法改正案 中国政府の反発予想

     2009年3月19日 産経新聞朝刊

     政府が今国会に提出した在留外国人行政を一元化する出入国管理法改正案が、在留台湾人から熱い視線をあびている。台湾人に国籍欄に「中国」との表記を強いてきた現行の外国人登録証に代わり、平成24年に導入される「在留カード」では「台湾」表記が認められるためだ。ただ、中国政府の反発も予想され、与野党の対応が問われそうだ。

     現行入管法は、外国人登録を市町村に委託してきたが、改正案では法務省入国管理局に一元化する。外国人登録証は廃止され、代わりに入国管理局が在留3カ月を超える外国人に対し、氏名、生年月日、性別、国籍、住所、在留資格、在留期限を記載した「在留カード」を発行する。

     政府は住民基本台帳法改正案も国会に提出しており、在留外国人が市町村で住民登録ができ、在留カードと連携させることで、外国人の子弟の就学や健康保険加入など行政サービスの充実につなげたい考えだ。

     在留カードは国籍欄を改め、「国籍または日本政府が認める旅券を発行している地域」を記載する欄に変え、台湾人は「台湾」と表記できるようになる。

     日本政府は昭和47年の日中国交正常化以後、台湾を国として承認せず、「政令で定める地域の権限のある機関の発行した文書」として、台湾政府とパレスチナ自治区発行の旅券を認めてきた。パレスチナは平成19年に外国人登録証の「パレスチナ」表記を認めたが、台湾だけは「中国」表記のままだった。

     法務省や台北駐日経済文化代表処などによると、「中国」籍で外国人登録をしている人は19年末で約60万人だが、うち約4万2000人は台湾人だといわれる。在留台湾人の団体はかねて「台湾」籍表記を要望。台湾政府も陳水扁政権下の13年7月、日本側に改善を要望したとされる。李登輝元総統も15年の訪日時に、改正を求めるコメントを発表している。


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    2009年3月15日日曜日

    「台湾の声」【ニュース】立法委員(苗栗県)補欠選挙で国民党が敗北

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    「台湾の声」【ニュース】李登輝元総統が両岸 ECFA に懸念

    【ニュース】李登輝元総統が両岸ECFAに懸念
    2009.3.14

     台湾の声

    李登輝・元総統(元大統領)は3月12日、台湾団結連盟の選挙人材育成に関する
    特別講義を行い、中国国民党・馬英九政権が進める台湾と中国の両岸経済枠組協
    議(ECFA)について、同協議を締結した場合、失業者の増加など台湾経済への悪
    影響は避けられないと懸念を示した。

    李元総統は、両岸経済協議の締結は、国民党が言う「共同市場」と同じであると
    指摘し、「台湾と中国は国の発展レベルの差が大きく、中国は土地が大きく、人
    口も多く、経済力も大きいが、全体的な発展レベルが低く、台湾がこのような中
    国と経済関係を一体化すれば、台湾は必ず負け、特に失業者が増加する」と警告
    した。

    このほか、李元総統は、昨年に台湾が台湾国連加盟に関する国民投票を推進して
    いたときに、中華人民共和国が台湾を自国の一部と主張したが、当時の米国が国
    連事務局に「台湾は中華人民共和国の一部ではない」と申し入れを行ったことが
    現在の台湾の地位を示す最も具体的な証左だと指摘した。その上で、李元総統は
    、台湾を誰が統治するかは、2300万人の台湾国民のみに決定権があると強調した

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    「台湾の声」【一部修正・再送】報告ー外登証—台湾正名運動が大きく前進

    【報告】外登証—台湾正名運動が大きく前進


    我々は2001年以来、在日台湾人の外国人登録における国籍を「中国」から「台湾」へと正名することを求める運動を推進してきたが、運動が最近大きく前進している。

    以下はそのことを伝える台湾紙「自由時報」の記事だ。

    我々は本当に正名が達成されるまで運動を手を緩めることはない。引き続き各位のご協力をお願いしたい。

               「台湾の声」編集長 林 建良(りん けんりょう)

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    自由時報(2008年3月14日)より 

    【記事1】在日台湾同胞の国籍 期待される「中国」から「台湾」への改正
    http://www.libertytimes.com.tw/2009/new/mar/14/today-p1.htm

    ■日本が法改正—外登証は在留カードに

    〔駐日特派員張茂森/東京13日報導〕日本の自民党国会議員が組織する「日本・台湾経済文化交流を促進する若手議員の会」は先日、法務省、外務省、総務省の関係職員を自民党本部に呼び、在日台湾人が所持する「外国人登録証」の国籍表記問題に関する説明会を行った。参加者によれば、出入国管理法修正案が通過すると、新たに導入される「在留カード」では、台湾人の国籍は「台湾」に正名されるか、あるいは自由選択方式が採用されることが期待されている。

    在日台湾人の所持する日本法務省発行の「外国人登録証」上の国籍表記は目下「中国」になっており、中国人と台湾人の混淆が在日の中国人と台湾人に不便を齎し、日本李登輝友の会を中心とした親台団体は長年にわたって街頭デモ活動を行い、日本政府にこの問題の不合理性に注意するよう促してきたが、日本の国会議員と政府の関係部門もようやくそれを重視するようになってきた。

    ■国籍登記—正名は台湾か自選

    目下在日在日外国人が所持する「外登証」は、地方自治体が個別管理を委託されており、中央政府は外国人の動向を把握できず、権利と義務の上で差別が起きている。そこで外国人登録制度の欠陥を改善するため、日本政府は出入国管理法などの関連法の改正案を決定し、現行の「外国人登録証」を「在留カード」(居留カード。台湾の身分証に似る)に変え、中央の統一管理下に置くとし、今国会で改正手続きを完了する予定だ。

    「日本・台湾経済文化交流を促進する若手議員の会」のメンバーはこの法改正を機に在日台湾人の国籍表記の正名を求め、先月20日に法務省、外務省、総務省の関係職員を呼んで説明会を行った。岸信夫会長、萩生田光一幹事長、秋元司事務局長など十数名の国会議員、そして日本李登輝友の会の小田村四郎会長や柚原正敬事務局長などが出席した。

    萩生田光一氏は席上、「台湾人は中国のパスポートで日本に入国していないに関わらず、日本で取得する身分証の外国人登録証では国籍が『中国』に変わっている。これはおかしなことだ」と述べた。秋元司氏も、「日本は台湾のパスポートで台湾人を入国させながら、その一方で台湾人の外登証には『中国』と頑なに表示し、非常に不合理だ」と指摘した。日本李登輝友の会の代表も国籍の国籍後表記が在日台湾人に不便を齎していることを説明した。

    出席者が事後に明らかにしたところによると、日本の関係省庁と国会議員はこの問題を重視しており、出入国修正の関連法案通過後に台湾人の日本での「在留カード」国籍表記が正名を勝ち取ることが期待される。

    日本李登輝友の会を主とする親台民間団体は昨年末から各大都市の繁華街で台湾正名を支持する署名運動を展開しており、第一階段では一万二千人以上の署名を集め、現在は第二階段の運動を実施中だ。

    【記事2】日本政府職員「台湾パスポートでの入国なら、国籍は台湾だ」
    http://www.libertytimes.com.tw/2009/new/mar/14/today-p1-2.htm 

    インタビュアー:駐日特派員張茂森

    文部科学大臣の政務官で自民党「日本・台湾経済文化交流を促進する若手議員の会」の幹事長である、自民党少壮議員、萩生田光一氏は十二日、本紙記者の単独インタビューを受け、在日台湾人の国籍正名問題について語った。彼は「日本に入国する時にパスポートの発行国が、その人の国籍だ」と強調、在日台湾人の居留身分証明文書上の国籍はパスポートと異なってはならないとして、台湾正名運動の訴えを全面的に支持した。以下は談話の要点だ。

    問:在日台湾人の持つ外国人登録証上の国籍表記が日本政府によって「中国」とされていることについてお考えを。

    萩生田:台湾人は「TAIWAN」と表記される中華民国パスポートを持って日本へ入国する。外登証上の国籍表記が「中国」に変えられているのは不合理だ。一部の人は「台湾は中国の一部分」の主張に同意するかも知れないが、圧倒的多数の人は台湾を主権独立国家だと認識している。台湾人は台湾人の誇りがあり、それは尊重しなければならない。今年、日本は出入国管理法を改正し、「外登証」を「在留カード」に変えるが、それを機会にこの不合理な現象を解決させたい。

    問:台湾人の留学生がどんどん減っているが、この問題と関係があるか。

    答:私は文部科学大臣の政務官なので、留学生の状況は理解しているが、二、三十年前には台湾人が留学生の中で最多だった。しかし現在は中国、韓国の次に落ちている。物価高騰ももちろん原因だが、台湾人留学生が中国人留学生の項目に入れられ続け、多くがそれに不満を抱いていることが、主な障害だと注目している。目下文科省には三十万人の留学生受け入れ計画があるが、国籍表記問題が台湾人留学生の自尊心に影響していることを解決するのが先だろう。

    問:台湾人の国籍表記正名を支持する団体は法務大臣と面会したがっているが、これについてどう思うか。

    答:私はその計画を知っている。しかし我々は法務省の関連部門が我々よりこの問題を重視していることにも気がついている。だから大臣をたずね、関連部門に余計な圧力を掛ける必要はないかと思う。

    問:あなたはこの問題が解決することにどれほど自信があるのか。

    答:台湾人は中国パスポートを持っていないが、国籍は「中国」だ。これはおかしなことだ。日本の国会議員の所謂「親台派」はみな改正するべきだと思っている。私たちの目標は国籍欄には直接「台湾」とさせること。最悪でも現在の新しい運転免許証と同様、空白にしたい。あるいは選択性を持たせ、「在留カード」所持者の希望を尊重させたい。これは私一人の考えではなく、国会の親台議員のコンセンサスでもある。私は成功する機会は大きいと見ている。

    (翻訳=日本李登輝友の会台湾正名推進本部)

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    2009年3月14日土曜日

    「台湾の声」【報告】外登証—台湾正名運動が大きく前進

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    「台湾の声」【書評】『中国の狙いは民族絶滅』・チベット・ウイグル・モンゴル・台湾、自由への戦い

    【書評】『中国の狙いは民族絶滅』・チベット・ウイグル・モンゴル・台湾、自由への戦い

    著者 林 建良 , テンジン , ダシドノロブ , イリハムマハムティ

    http://www.amazon.co.jp/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%81%AE%E7%8B%99%E3%81%84%E3%81%AF%E6%B0%91%E6%97%8F%E7%B5%B6%E6%BB%85%E2%80%95%E3%83%81%E3%83%99%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%B4%E3%83%AB%E3%83%BB%E5%8F%B0%E6%B9%BE%E3%80%81%E8%87%AA%E7%94%B1%E3%81%B8%E3%81%AE%E6%88%A6%E3%81%84-%E6%9E%97-%E5%BB%BA%E8%89%AF/dp/4944235453/ref=sr_1_2?ie=UTF8&s=books&qid=1236561853&sr=1-2

                   S.A.(東京在住読者)

     林建良という人物は察するところかなりの策士であるようだ。いや、作戦家と言い換えてもいい。

     司馬遼太郎は『坂の上の雲』の中で「軍人とくに作戦家ほど才能を必要とする職業は・・・他にないとおもう」とし、その必要条件は(単に要領がいいというのではなく)思慮が深いくせに頭の回転が早く、ふしぎな直観力がある人物だと、登場人物である秋山真之の資質を借りて述べているが、林氏が作戦家としての資質を備えているのはこの本を読み進めていくうちに納得させられる。なぜなら、文中、我々はふたつの大きなトリックと遭遇するからだ。

     前半は筆者の生い立ちで埋められているが、その成長過程において偶然もしくは必然的に関わってゆく日本・台湾・中国という三つの国々が、筆者に何を与え、何を奪い、何と向き合わせ、何を考えさせたか・・・そしてその結果、現在の氏に何を残して何を指向させるに到ったかを、モノクロームの映画でも見るように、肩の力を抜いた淡々とした語り口とともに我々に追体験させていく。

     それらは表面的には林建良氏個人の回想録という形に見える。が、実は氏の頭と心と体を通して、台湾という国の辿ってきた道と重なるように仕組まれている。

     民族としてのアイデンティティやプライドや団結力といった、これまでに台湾が手放してきてしまったものたちを、もう一度見つめ直そうとする筆者の隠された熱い意図がそこにある。

     次の後半部は前半の趣とは異なり、現実の実態に即した筆者の能動的な見解へとスピディーに展開してゆく。

     作品全体を貫く鋭い中国批判の姿勢に変わりはないが、徹底した批判のみには留まることなく、むしろ運動家である作者の、将来に向けての台湾独立運動の方向性に重点が置かれたものになっている。

     その手法は、民族のDNAおよび文化・宗教が中国とは違う=「一つの中国ではない」ことを丁寧に説いたり、あるいは謙虚に「台湾には形而上のものがなかった」と反省する一方で、今後は日本をはじめとする他の国々への積極的な呼びかけや協力を仰いでいこうとする台湾の意志を示しつつ、チベット・ウィグル・モンゴルという台湾と同様に中国の抑圧を受けている国々と共闘せねば「台湾独立はない!」と強く言い切っている。

     これまでの運動と何よりも違っているのは、筆者が「中華民国体制打倒」から完全に脱却したことと、一国のナショナリズムに頼るというもはや時代遅れの狭い枠組みから抜け出した点にあろう。

     更には、新しい闘いかたとして、「共闘」と「価値観同盟の構築」を提唱していることに我々は注目すべきである。

     林氏はこの書の最初から最後までチベット・ウィグル・モンゴルの三人の運動家たちの話の進行役を務めているが、読者は読み終わって「はた!」と気づかされる。

     すなわち氏がこれら三カ国の独立派の同志を巻きこんでこの著書を企画した時点から、既に新たな運動を展開しているということと、彼がアジアの独立運動家たちを引っ張っていくリーダーたらんとしていることにである。

     これがふたつ目の大きなトリックだったのだ。

     この点だけをみても、林建良氏は心憎い策略家(作戦家)であると知れよう。

     だが、課題も残した。

     筆者は本の中で"政治家と運動家との違い"について触れ、陳前総統の例を引き、「全体の民意がこうなら、私は民意に従っていく」のが政治家であり、「全体の民意がどうであれ『国はこうでなくてはいけない』と訴え、民意を引っ張っていくものだ。個人の感情、利益を度外視して行動するのが運動家だと思っている」としているが、この境界線を明確に断定するのは、私個人としては難しい判断だと思っている。

     もし今後、氏が自己の描くところの運動家として活動しようとするならば、まず第一に政治家とは違うビジョン=(氏のいう)理相的な国家の形を構築し、我々に提示してみせなければなるまい。なぜならそのビジョンが示されない限り、台湾人も台湾独立を支援する日本人たちも引っ張ってはいけないからである。

     だがしかし、私としてはこれからの林氏の思想展開が楽しみであり、「共闘」「精神的同盟」を目指した活動を期待して止まない。

    ********************************************************
    * 単行本: 237ページ
    * 出版社: まどか出版 (2009/03)
    * 発売日: 2009/03
     価格: ¥ 1,575

    内容

    中国が掲げる「中華民族」という政治スローガンのもと、チベット、東トルキスタン(ウイグル)、南モンゴル(内モンゴル)に代表される民族文化の否定、弾圧は五十年以上続いている。中国各地で起こるレジスタンス(征服者への抵抗運動)は、彼らの断末魔の叫びが、行動となって現出しているのだろう。台湾も、親中的傾向の強い馬英九政権が誕生し、中国に呑み込まれてしまう窮地に立たされている。本書ではチベット人、ウイグル人、南モンゴル人、そして台湾人である筆者が、それぞれいまもなお続く、中国の民族弾圧の真実、中国の脅威を語る。

    著者略歴
    テンジン
    チベット・アムド生まれ。高校生のときに亡命を決意。ネパール国境を越え、インド・ダラムサラへ。2000年に来日し、就職。チベットの人権問題解決のために尽力している

    イリハム・マハムティ
    1969年、東トルキスタン・クムル生まれ。1991年、西北師範大学中国語文学部中退。2001年、来日。2008年、世界ウイグル会議日本代表に就任。ウイグルの人権問題解決に向けた活動を始める

    ダシ・ドノロブ
    1964年、南モンゴル・フフホト生まれ。1989年、東北師範大学外国語学部卒業。1997年、来日。2004年からインターネット上で数々の文章を発表し、中国政府の対南モンゴル政策を批判。現在、亜細亜大学法学部非常勤講師

    林 建良
    1958年、台湾・台中生まれ。1987年、交流協会奨学生として来日。東京大学医学部博士課程修了。台湾団結連盟日本代表、メールマガジン「台湾の声」編集長、日本李登輝友の会常務理事


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    「台湾の声」【第 5 回台湾建国烈士・鄭南榕記念】台湾問題講演会

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    2009年3月13日金曜日

    「台湾の声」【読者投稿】何故中華人民共和国事務所が台湾旅行者と関係有るのか?

    【読者投稿】何故中華人民共和国事務所が台湾旅行者と関係有るのか?

            福岡のトノゴシラ

     琉球新報によれば、駐日中国大使館の劉少賓(リュウ・ショウビン)政治部公使参事官と下地幹郎衆院議員(国民新)との面談に於いて、下地氏が那覇—北京の直行便の就航を求めた。
     これに対し劉氏は、
     「那覇市に中国の事務所をつくればどうか。」
     「例えば事務所ができれば航空便(の就航など)は簡単にできるのではないか」
     「総領事館は国内に1カ所だが(付属)事務所は大丈夫だ。中国、台湾から沖縄へ行く旅行者や商人は多くなる。(事務所が)できればやりやすくなる」
    と述べたそうである。
     記事は発言の一部で全部の発言を知らないので何とも言い難いが、記事だけを見る限り、
     劉氏は「中国・台湾からの旅行者や商人の事務手続きを、中華人民共和国総領事館付属事務所がやる」と言っているとしか思えない。
     中華人民共和国総領事館付属事務所が、何故に台湾からの旅行者や商人の多さと関係するのか?
     下地幹郎衆院議員(国民新)は「ふんふん」と聞き流したのか?
     琉球新報は、何の違和感もなくこう書いたのか?意図的か?
     私には、納得いかない。
     
     トノゴシラ ブログ↓
    http://tonogodz.blog70.fc2.com/blog-entry-383.html

    _/_/_/_/_/_/ 琉球新報より引用 _/_/_/_/_/_/
    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-141602-storytopic-3.html

     那覇に中国事務所 駐日大使館参事官2009年3月12日

     【東京】駐日中国大使館の劉少賓(リュウ・ショウビン)政治部公使参事官は11日、衆院議員会館での下地幹郎衆院議員(国民新)との面談で「那覇市に中国の事務所をつくればどうか。中国政府の意向、決定によるが、私個人的には必要があると思う」と述べ、県内への総領事館付属事務所設置に前向きな意向を示した。「どれだけ必要があるか。県内で議論し必要というなら(考えてもいい)」とし、県内から事務所設置の要望があれば検討する考えも示唆した。劉氏は、下地氏が2月中旬に行った中国、台湾訪問の報告を受けるため、事務所を訪ねた。
     下地氏が那覇—北京の直行便の就航を求めたのに対し劉氏は「例えば事務所ができれば航空便(の就航など)は簡単にできるのではないか」とし、沖縄への事務所設置が直行便就航にも有利になるとの見解を示した。
     その上で、総領事館の新潟県への開設が現実味を帯びていることを指摘し「総領事館は国内に1カ所だが(付属)事務所は大丈夫だ。中国、台湾から沖縄へ行く旅行者や商人は多くなる。(事務所が)できればやりやすくなる」と述べた。
     県内への総領事館付属事務所設置については、児玉和夫外務報道官が3日、記者会見で「中国側が非公式に検討していたことは事実だ」と指摘。現在も中国が設置希望を持っているかどうかについては「承知していない」としていた。(宮城久緒)


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    「台湾の声」【レポート】台湾正名街頭署名活動(愛知/千葉)

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    「台湾の声」【蔡英文・民進党主席】東京講演会「台湾情勢と台日関係」

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    2009年3月12日木曜日